ゼリーは体に悪い?その理由は?体に良いという情報もあるの?

皆さんはゼリーはお好きですか?だんだん暑くなってきてゼリーのような見た目も味もさっぱりとした涼やかなお菓子を食べたくなりますよね。そんなゼリーですが実は体に悪いと言われているゼリーもいくつかあります。一方で体によいと言われているゼリーもあるんです。

今回の記事では、

  • ゼリーってそもそもどんな食べ物?
  • 体に悪いのはなぜ?
  • 気をつけるべきゼリーは?
  • 体に良いと言われる理由は?

これらについて解説していきたいと思います。 

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ゼリーってそもそもなに?

ゼリーとはゼラチン・植物性などの凝固剤を入れて固めた食べ物のことで、一般的には果汁・牛乳・コーヒーなどが使用されていることが多いです。ゼリーに使用されることの多いゼラチンの特徴に

  • 弾力性と粘性が強く、柔らかさ・プルンとした食感が楽しめる
  • 体温程度でも溶ける性質があるため、口どけが良い
  • 泡状のものとも相性が良いので、ムース・マシュマロなどのフワフワ食感も可能

などが挙げられます。

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ゼリーは体に悪いの?

非常に見た目が良く涼やかな印象を受けるため夏の暑い時期のお菓子として人気のゼリーですが、実は体に悪いと言われている情報もいくつかあります。ではゼリーがどうして体に悪いのかについて紹介していきますね。

フルーツゼリーは糖分が多い

市販されているフルーツゼリーはフルーツジュースをベースとして、生の果物をトッピングに入れているゼリーがほとんどですよね。

フルーツゼリーと言うと果物を食べることができるのでとても体によいというイメージがあるかもしれませんが、実は生の果物の糖分は体にあまり大きな影響を与えませんがフルーツジュースの糖分は血糖値を急激に上げてしまうためあまり体に良くないとされています。

糖質というのは食物繊維と一緒に摂取することで、身体への吸収を抑えることができますがフルーツジュースと言うと食物繊維を全て取り払った状態のものです。なので体にとても吸収されやすい体質になるため、血糖値を急激に上げてしまいます。

血糖値を急激に上げてしまうと危険なの?

血糖値を急激に上げてしまうと体の中の反応として血糖値を下げようと、インスリンというホルモンが分泌されます。血糖値を下げるためのホルモンというのはインスリンしかありません。

インスリンは血中に含まれる糖質を吸収する働きがあるのですが、それと同時に吸収した糖質を脂肪として蓄えようとする働きもあります。

こうした流れでいつのまか体脂肪が多くなってしまい肥満の原因になってしまったり、そもそも血中に糖質が多いと血液の流れが悪くなってしまうので血液循環系の病気を引き起こしてしまったり、糖尿病になる可能性もありますので十分に注意が必要です。

更に言うとインスリンは分泌され過ぎると、インスリンを分泌するための臓器であるすい臓が疲弊してしまいインスリンが出なくなってしまいます。

こうなると血液のドロドロにしてしまう糖質が血液中に溢れてしまうため、動脈硬化を引き起こしてしまったり、心筋梗塞などを引き起こしてしまう可能性があるのです。

血糖値を急激に上げるというのはかなりのリスクがあるということを覚えておいてください。

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ゼリーのメリット

ここまではゼリーを食べる時に注意しなければならない糖質の話を行ってきました。ここまでの話だとゼリーは食べない方が良いのでは?と感じる人も多かったと思いますが、実はゼリーはメリットもあります。

ではそのメリットについて紹介していきますね!

ゼラチンに含まれるコラーゲンが肌に良い

皆さんもご存知の美肌成分コラーゲンですが、ゼリーに使われるゼラチンは動物のタンパク質のコラーゲンで作られていますのでゼリーを食べることによって、コラーゲンを摂取することができます。

コラーゲンは以前は食品から摂取しても全く効果がないという情報が出ていましたが、最近の研究でコラーゲンを食品から摂取することによって肌のコラーゲン合成を促進してくれるという研究発表がされました。

このためコラーゲンを食品で摂ることによって肌のコラーゲン量を増やすことができるということがわかり、しっかりと美肌に効果的であるということがわかっています。

コラーゲンは他にも丈夫な骨を形成するために必要であったり、関節の動きを良くするために必要であったり、丈夫な筋肉や腱を作るために必要であったりと様々な機能がありますので積極的に摂取したいものなんですね!

あまりゼリーを食べてコラーゲンを摂取しているというイメージがなかったかもしれませんが、ゼリーは美肌効果があるということが分かるとたくさん食べたくなってしまいますね!(もちろん食べ過ぎは注意です!)

ゼリー飲料は足りない栄養素を補給するためにちょうど良い

カップに入ったゼリーではなく、パウチタイプで販売されているゼリー飲料をご存知ですか?パウチタイプのゼリー飲料はほとんどが何かの栄養素を補給するために使うアイテムとして販売されています。

ゼリー飲料に主に含まれる成分は以下のものがあります。 

  • ビタミン類
  • ミネラル類
  • アミノ酸
  • 食物繊維
  • 糖質

基本的にゼリー飲料は添加物によって特定の栄養素を強化することのできる商品なため、0kcal・低カロリーを謳ったものや、糖質オフなどの商品は注意が必要なものもあります。

糖質の主な種類とは?

ゼリー飲料に使用されている糖質には、マルトデキストリン・ぶどう糖・果糖や果糖ぶどう糖液糖・人工甘味料などが挙げられます。特に、果糖ぶどう糖液糖や人工甘味料などは低カロリー・糖質オフ商品にも使用されているケースがほとんどなので注意しましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • ゼリーはフルーツジュースやシロップ、コーヒー、牛乳などをベースとしてゼラチンを加えて固めたお菓子
  • 体に悪いと言われるのは糖質が原因
  • フルーツジュースは糖質が高いので血糖値を急激に上げてしまう
  • 血糖値の乱高下はインスリンの分泌を促進してしまい膵臓に負担をかけてしまう
  • 慢性的に食べ過ぎてしまうと糖尿病や心筋梗塞、動脈硬化を引き起こす可能性がある
  • ゼラチンはコラーゲンが豊富なので美肌効果を期待することができる
  • ゼリー飲料は栄養素の補助として使えばとても便利なアイテム!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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