ぜんざいが水っぽい?原因や対処方法、煮方のコツは?おすすめの煮方

寒い時期に食べたいぜんざいは、手作りでも気軽に作れる和菓子です。しかし、手作りで作るとなぜか水っぽくなりますよね。その原因はいったいなんでしょうか。この記事では、

  • ぜんざいが水っぽい原因と対処方法について
  • おすすめの煮方について
  • ぜんざいとおしるこのそれぞれの違いについて

以上を詳しく解説していきます。ぜんざいが水っぽくなる原因について、対処方法を含めて知りたい方はぜひ最後までこの記事を読んでくださいね。

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ぜんざいが水っぽい?対処方法は?

では、手作りで作ったぜんざいにはこのような原因があります。後ほど対処方法についても詳しくご紹介しますね。

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どうして水っぽくなる?

水っぽく感じる原因には2つあります。1つ目は、砂糖の量が足りていないためです。ぜんざいを作る時は小豆200gに対して砂糖200gとかなり量が多いです。

そのため、砂糖の量を減らしてしまうとぜんざいが水っぽくなります。2つ目は、水分量が多いためです。小豆に対して水が多いと、当然ですが水っぽいぜんざいが完成します。

煮方のコツは?

小豆を煮る時は、まずは渋抜きをします。煮方のコツをご紹介しますね。

  1. 小豆を洗い、鍋にたっぷりの水を加えて中火にかけます。
  2. 水が沸いたら弱火にして、5分煮ます。
  3. 5分経った後に、火を止めます。
  4. 火を止めて蓋をして、30分ほど蒸らします。
  5. 30分蒸らした後に蓋を取り、小豆をざるに上げて煮汁を捨てます。

渋抜きを行うことで小豆の渋みが和らぎますよ。渋抜きを行った後に下茹でをします。

  1. 渋抜きを行った後に、鍋に汁気を切った小豆を戻し入れて水を1リットルを入れます。
  2. 鍋を中火にかけて、沸いたらアクをすくい取ります。
  3. 火を極弱火にし、蓋をして約1時間ほど小豆に火を通します。(1時間ほど煮詰めて小豆の硬さを確認しましょう)
  4. 煮あがったら小豆が硬くないか確認をしましょう。
  5. 芯まで柔らかくなれば、火を止めて蓋をしたまま30分蒸らします。

参考:白ごはん.comおもてなし料理から和食の基本まで♪いちばん丁寧な和食レシピサイトおいしい小豆の煮方/ぜんざいのレシピ(https://www.google.co.jp/amp/s/www.sirogohan.com/sp/recipe/zenzai/amp/

水っぽくなった時の対処方法は?

水っぽくなった場合の対処方法は、まずは砂糖を足しましょう。さらに、水分量が多い場合は、蓋をせずに煮詰めて水分を飛ばしましょう。

水分をある程度飛ばすことで、濃く煮ることができます。煮詰めていく途中で、水が減ってきたら少しずつ水を入れていきましょう。

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ぜんざいおすすめの煮方

普通の鍋で煮ることの多いぜんざいですが、かなり時間がかかりますよね。そこで、あるものを使えば、簡単に時間短縮できるおすすめの煮方をご紹介します。

圧力鍋

1つ目は圧力鍋です。圧力鍋を使う場合は、水を変えて茹でる下準備を行うことが大切です。

先に一度茹でておくことでアクを抜くことができ、臭みがなくなりますよ。圧力鍋を使った煮方はこのように行います。

  1. 小豆のアク抜きを行うために下茹でを先に行います。
  2. アク抜きをした小豆を圧力鍋に入れ、水を加えます。
  3. さらに付属でついている蒸し用の台にのせ、火をつけ20分ほど加圧します。
  4. 加圧後は火を止めさらに20分蒸します。

参考:Nadia甘さ控えめ【手作りぜんざい】圧力鍋で時短(https://oceans-nadia.com/user/423078/recipe/404521

普通のお鍋で煮ると1時間半ほどかかりますが、圧力鍋だと40分ほどで煮ることができ柔らかくできますよ。

炊飯器

2つ目は炊飯器です。火を使わずに、炊飯器のボタンを押せばあとは時間まで待つだけです。焦げる心配や火加減を気にしなくて良いのは安心できますよね。

  1. 小豆のアク抜きを行うために下茹でを行います。
  2. 下茹でを小豆を炊飯器に水と一緒に投入します。
  3. 炊飯器はおかゆモードで炊きます。
  4. 炊き上がったら1時間ほど保温のまま置いておきます。

参考:毎日の料理を楽しみにするcookpad簡単!炊飯器でぜんざい(https://cookpad.com/recipe/2958922

ボタン1つで自動的に煮付けてくれるので簡単にできますよ。

時短のコツは?

作る工程のなかで、ほとんどを占めているのが「煮る」工程です。少なくとも1時間は必ずかかるので、早く食べたい時にこの時間はもったいないですよね。

そんな時は、ご紹介した圧力を使って沸騰させる「圧力鍋」や「炊飯器」を使うことによって煮る時間を短縮できますよ。

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ぜんざいとおしるこの違いってなに?

では、同じ見た目なのに名前が違う「ぜんざい」と「おしるこ」には、それぞれこのような特徴があります。

ぜんざい

ぜんざいは、砂糖で甘く煮た小豆にお餅や白玉を入れた食べ物です。また、完全に汁物ではなく小豆の粒が残っているので食感もありますよ。

おしるこ

おしるこは、水分の多い「こしあん」や「つぶあん」で作った「小豆汁」にお餅や白玉を入れた食べ物です。

関西と関東の違いは?

  おしるこ ぜんざい
関西 こしあんで粒なしの汁物 つぶあんで粒ありの汁物
関東 汁気があるもの 汁気がないもの

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まとめ

ぜんざいが水っぽい場合は、水分を足したり砂糖を多めに入れることで解決しますよ。

この記事をまとめると

  • ぜんざいは先に渋抜きを行うことで小豆の渋さが和らぎ食べやすくなる
  • 水っぽく感じる原因は水分が多いこと・砂糖が少ないこと
  • 普通の鍋では煮るのに時間がかかるので、圧力鍋や炊飯器を使うと時短になる

水っぽく感じる時は、水分を飛ばしたり砂糖を追加で加えたりしましょう。また、炊飯器などを使うことで時短だけでなく手軽に作れるので、ぜんざいを作りたいけど面倒!と感じる方にもおすすめですよ。

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