柚子味噌は冷凍保存可能?家で作る方法は?気になる栄養素や保存方法を解説

皆さんは白味噌にゆずを加えたゆず味噌というお味噌を食べたことはありますか?あまり聞きなじみのない調味料かもしれませんが、ゆず味噌は柚子の爽やかな香りをふんだんに感じることができる調味料で、どんな料理にも合わせることが出来る万能調味料です。

今回はゆず味噌とはどのような調味料なのか、家で簡単に作る方法、保存方法について紹介していきたいと思います。

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柚子味噌とは?

ゆず味噌は白味噌に、みりんや砂糖を加えて火を通した後に、ゆずの皮やゆずの果汁を加えて混ぜ合わせたものを言います。ゆずの一番香りが強い部分を加えていますので、ゆず味噌全体から柚子の爽やかな香りを味わうことができます。ゆず味噌はご飯にかけても美味しいですし、大根の上に乗せて焼いても最高です。

様々な調理に隠し味として加えると、柚子の爽やかな風味を後味に感じることができてとてもすっきりとした味わいになります。

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ゆず味噌は栄養価も高い!

ゆず味噌の材料となる味噌や柚子は、単品でも素晴らしい栄養をたくさん含む食品です。例えば味噌の原料となる大豆は、大豆イソフラボンなどの身体に良い栄養素を豊富に含みます。

さらにゆずは皮ににビタミンCや独特の香り成分であるリモネンやシトラールという成分が豊富に含まれています。ビタミンCは健康を作るためになくてはならないビタミンです。香り成分のリモネンやシトラールは血行を良くしてくれる作用が強く、体の代謝や消化活動を活発にしてくれる働きがあります。普段はなかなか直接食べることのない栄養価の高いゆずの皮をダイレクトに食べることのできる方法がゆず味噌です! 

ビタミンCの効果はすごい!
ビタミンCは水溶性のビタミンの一つです。特筆すべき効果は「メラニン色素の生成を抑える効果」「ストレスや抑うつ症状の改善」「免疫力を高める」の3つです。メラニン色素とは黒い色素のことで、肌のシミの原因です。ビタミンCはすでに作られてしまった黒い色素を脱色してくれる「美肌効果」を持ちます。

 

そんなビタミンCですが、ストレス社会で戦う現代人の心のサポートもしてくれるのです。心が弱ると体調も悪くなりますが、さらにビタミンCには免疫力を高める効果があり細菌やウイルスが体内に侵入するのを防いでくれます。また既に侵入してしまった細菌やウイルスを退治する働きももち、症状が長く続くのを抑えてくれます。まさにスーパー栄養素なのです。

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柚子味噌の作り方

柚子味噌は柚子を用意することができれば、家にある調味料を使って簡単に作ることもできるのがメリットの一つです。柚子味噌を作るときの材料を以下にまとめてみました。

柚子味噌を作ってみよう

<柚子味噌の材料>

ゆずの皮:1個分

ゆずの搾り汁:少々

白みそ、もしくは合わせみそ:150g

砂糖:30~40g

みりん:大さじ5

酒:大さじ4

使用するゆずの皮は「黄色の部分だけ」を使用するようにしてください。白い部分には苦み成分が多く含まれているので、柚子味噌全体が苦くなります。

<柚子味噌の作り方>

  • ①味噌、砂糖、みりん、酒を鍋に入れてかるく混ぜる
  • ②弱火にかけて水気を飛ばす
  • ③鍋にゆずの皮とゆずの搾り汁をいれて、混ぜる
  • ④かるく弱火にかけて汁気を飛ばす
  • ⑤よく冷ましてから煮沸消毒した容器に入れて保存する

※必ず弱火で調理するようにしてください。あまりに強い火力だとゆずの香りが飛んでしまう可能性があります。

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柚子味噌の保存方法

冷蔵保存

柚子味噌の基本の保存方法は「冷蔵保存」になります。冷蔵保存では「約1~2週間」ほど保存することが可能です。作る過程で水分をしっかり飛ばせば、「1カ月」くらい長持ちさせることもできますが、早めに消費することに越したことはありません。

冷凍保存

ゆず味噌は冷凍保存をすることができます。ゆず味噌に限らず味噌は冷凍してもカチカチになりにくいので、冷凍庫に入れておいても必要な部分だけ取り出すことができてとても便利です。冷凍庫に入れている柚子味噌は長ければ「1年」もつ、と言われていますが徐々に風味は落ちてきてしまうので早めに消費しましょう。

カビは取り除けば食べても良い?

味噌は保存しているうちにカビが生えることがあります。目に見える部分だけのカビを取れば食べて良いかと言うと、あまりお勧めできません。カビの菌糸がみその中に残っている可能性があるからです。 

カビを取り除けば食べてもいいの?
食品にカビが生えた場合に、その部分だけを取り除いて食べるという人も少なくないです。しかし、結論から言うとそれは「やめた方が良い」のです。その理由としては、目に見えるカビはカビ全体の氷山の一角でいくらきれいに取り除いたつもりでも、カビから発生したカビ毒や、「菌糸」と呼ばれるカビの一部が食品に残ってしまうからです。

 

なお、食品に発生してしまったカビを誤って食べてしまった場合、少量であれば吐き気や腹痛などの急性中毒が発生することは少ないといわれています。しかし、摂取した量によってはアレルギーの原因となったり、有害なカビやカビ毒を口にしてしまった場合には中毒になってしまいます。※引用:トクバイニュース

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まとめ

いかがでしたでしょうか?ゆず味噌は非常に簡単に作ることができて、たくさんの料理に使うことができる素晴らしい調味料です。是非ゆずを手に入れたら自家製の柚子味噌を作ってみてはいかがでしょうか。

この記事をまとめると

  • ゆず味噌は自宅で簡単に作ることができる!
  • ゆずの皮をダイレクトに食べることのできる画期的な調理法である!
  • ビタミンCや大豆イソフラボンをたくさん含む
  • 冷蔵保存が基本だが冷凍保存もできる!
  • カビが生えたら食べないようにしよう

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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