有機砂糖は体に悪い？体にいい砂糖は？糖尿病でも使える砂糖は？ |

近年「食の安心安全」といったことがとても注目されており、オーガニックや有機栽培といった広告をよく見かけますよね。実は普段何気なく使用しているお砂糖も、オーガニックの商品があることをご存じでしょうか？

オーガニックシュガーは実際のところ体にどのようなメリットやデメリットがあるのか、具体的に有機砂糖とはどのようなものなのかといったことについて紹介していきます。今回紹介していくテーマは、

有機砂糖は体に悪い？
体にいい砂糖は？
糖尿病の時は砂糖は禁止？

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

スポンサードリンク

1 有機砂糖は体に悪い？
2 体にいい砂糖は？
3 糖尿病の時は砂糖は禁止？
- 3.1 理由
- 3.2 糖尿病の時でも使える砂糖は？
4 まとめ

有機砂糖は体に悪い？

有機砂糖は通常の砂糖と違ってどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか？通常の砂糖との違いやそれぞれのメリットやデメリットについて紹介していきます。

有機砂糖と砂糖の違いは？

有機砂糖と通常の砂糖の違いは原料にあります。原料が有機栽培されているか、されていないかが大きな違いとなってきます。日本では、

化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと並びに遺伝子組換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用いて行われる農業をいう。

というように農林水産省のホームページに記載があります。そのため有機砂糖は、「より安全で、安心して」お砂糖を使用できるということなのです。

メリット

有機砂糖のメリットは先ほども少し紹介しましたが、まとめると以下のようになります。

農薬や化学肥料などを使用していないためヒトへの負担が少ない
遺伝子組み換えなどの科学技術が使用されていないため安心して食べられる
環境にやさしい
ヒトにやさしい
栄養価が高い場合が多い

これらが大きなメリットでしょう。ヒトへの負担も大きいですが、近年は環境負荷を減らすといった取り組みも見られます。こういったメリットからも、有機栽培の商品を選ぶメリットはあるように感じますね。

デメリット

一番のデメリットは価格面です。オーガニック食品は製造するまでに大きな手間暇がかかるため、コストが高くなりがちです。

有機砂糖に限ることではありませんが、オーガニック食品は同一商品と比較した時にどうしても価格が高くなりがちですよね。

スポンサードリンク

体にいい砂糖は？

白砂糖は精製度が非常に高いため、原料であるサトウキビなどに含まれている栄養素をなくしてしまいます。そのため白砂糖は、栄養面を指摘するのであれば糖分の補給以外のメリットがないと言えます。

白砂糖と同じような用途で使えて、できるだけ体に良い砂糖はあるのでしょうか？

きび砂糖

きび砂糖は精製途中の糖蜜を煮詰めて作った砂糖で、茶褐色の色をしていることが特徴です。白砂糖に比べてコクのある味わいが特徴で、煮物などには最適です。

栄養価も白砂糖よりは優れており、ミネラルやビタミンなどが残っているため、体に良いと言えるでしょう。

てんさい砂糖

てんさい糖と言えば、きび砂糖と同じような見た目をした茶褐色の砂糖で、北海道産の商品が有名です。「甜菜」や「サトウダイコン」と呼ばれる、見た目はまさに大根！といった野菜を原料に砂糖を作ります。

てんさい糖はミネラル成分などが含まれており栄養面でも優れていますし、GI値が通常の砂糖よりも低いため、血糖値の急上昇を防いでくれます。甘さも白砂糖より優しく、まさに体に優しい砂糖と言えるでしょう。

黒砂糖

黒砂糖は砂糖の種類の中でも精製度が低く、原料であるサトウキビの成分が濃く残っている砂糖と言えます。サトウキビが持っている本来のビタミンやミネラルなどが多く含まれており、とても健康に良いとされています。

独特の風味やコクがあるため、お料理に使うと少し雰囲気が変わってしまうかもしれませんが、そのまま食べることもできて便利です。

スポンサードリンク

糖尿病の時は砂糖は禁止？

糖尿病は生活習慣病の中の一つとしてとても有名な病です。病名に「糖」が付いているだけに、砂糖はあまり摂らない方がよいのかな？ということはわかります。実際はどうなのでしょうか？

理由

糖尿病に一度かかると、常に血糖値のコントロールを意識して食事を摂る必要があります。糖尿病に一度かかると治癒することはなく、合併症の発生や症状の悪化など様々な悪影響を及ぼします。

糖尿病だから糖質を摂取してはいけないというわけではありませんが、血糖値を上昇させないように食生活に気を付ける必要が出てきます。