ユリ根という野菜を知っていますか?見た目はゴツゴツしているのですが、じゃがいもに近い食感で、食べるとほっこり優しい味わいが特徴です。
この記事では、ユリ根はどのくらい日持ちするか?毒性は?保存方法やおすすめレシピをご紹介していきます。ぜひ最後までお読みください。
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目次
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ユリ根の保存方法や保存期間は?
ユリ根はおがくずに入って販売されていることが多く、保存方法が難しいのか気になるところですね。保存方法や保存期間をみていきましょう。
保存方法は?
<冷蔵庫保存の場合>・・・ユリ根は、おがくずに入って販売されているものがあります。おがくずに入っている場合は、おがくずから出さずにそのまま冷蔵庫に入れましょう。
おがくずに入っていないものは、キッチンペーパーなどにくるみ冷蔵庫に保存しましょう。ユリ根は湿気に弱い野菜なので、そのままビニール袋にそのまま入れると、袋にできた水蒸気でいたんでしまいます。
<常温保存の場合>・・・常温で保存する場合は、おがくずに入っている場合はそのままで大丈夫です。そのままの状態の場合は、新聞紙などで包みましょう。常温保存する場合は、湿気を避けた冷暗所で保存します。
ユリ根の旬である冬は、暖房などで室内気温が高めなので暖房をあまりつけない場所での保存をおすすめします。
どのくらい保存できる?
冷蔵庫で保存した場合は、1カ月保存が可能です。常温保存の場合は、約2週間保存が可能です。
賞味期限はいつ?
一般的な野菜には、賞味期限が書いていません。ユリ根も野菜なので、賞味期限の表記はついていないことの方が多いでしょう。冷蔵庫で保存すると1ヶ月は保存が可能です。
けれど、買ってきたのを忘れて気がついたら腐っていたなんてこともあるかもしれません。なので、買ってきてからなるべく早く食べてください。
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ユリ根には毒がある?旬はいつ?
ユリ根には毒があるという都市伝説がありますが本当でしょうか?旬の時期もみていきましょう。
効能は?
実はユリ根の歴史は古く、中国や日本で薬として飲まれていたこともあります。滋養強壮、咳止め、イライラ解消など鎮静作用があると重宝されてきました。風邪の引きはじめに食べると効き目がありそうですね。
栄養素は、カリウム・食物繊維が豊富に含まれています。むくみの気になる方や便秘がちなど、体内に余分なものを溜め込みがちな人は積極的にユリ根を食べましょう。
毒がある?
食用のユリ根に毒はありません。安心して食べてください。ただし、カリウム食物繊維が豊富なので一度にたくさん食べると下痢の症状が出るかもしれません。食べ過ぎには気をつけましょう。
旬や食べごろはいつ?
ユリ根の産地は主に、京都と北海道になります。旬の時期が産地によって違うのでみてみましょう。
産地 | 時期 |
京都産 | 9月〜12月 |
北海道産 | 10月〜2月 |
京都産北海道産、いずれも出荷のピークは12月になります。お正月前は需要も高く値段も上がるので、11月に買っておいて冷蔵保存をするのもいいでしょう。
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おすすめレシピ
ユリ根は炒めても、ホイル焼にしてもいけますよ。電子レンジで作る茶碗むしのレシピもご紹介します。ユリ根が手に入ったらチャレンジしてみてください。
ユリ根は食べる前に下準備が必要です。下準備の仕方は下記の通りです。
- ユリ根をしっかり洗い、1枚ずつはいでいく。
- 茶色い部分は、包丁などで取り除く
- 根の部分を切り最後にもう一度洗う。
おつまみ
<材料>下準備したユリ根・ニンニク・しょうゆ
<作り方>
- ニンニクは薄切りにする。
- フライパンでニンニクを炒めて香りをだす。
- 下準備したユリ根を入れてさらに炒める。
- 火が通ったらしょうゆをまわしかける。
レンジで作る茶碗蒸し
<材料>卵液・・・卵1個・白だし大2・水100ml
具材・・・下準備したゆり根・かまぼこ・しいたけ・ほうれん草
<作り方>
- ボールに卵を割り入れ、白だし、水を入れて混ぜる
- こしきで2、3回こす。
- かまぼこ。しいたけ、ほうれん草は食べやすい大きさに切る
- 茶碗むしの容器に、ユリ根・かまぼこ・しいたけ・ほうれん草を入れる。
- 卵液を容器の6分目くらいまでそーっと入れる。
- 容器にラップをし電子レンジ200w5、6分。(機種により、様子をみながら加熱時間は調節してください)
ホイル焼き
<材料>下準備したユリ根・バター塩胡椒
<作り方>
- アルミホイルに下準備したユリ根を入れる。
- ユリ根の上にバターをのせ、塩胡椒をふる。
- トースターで4、5分加熱する。
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まとめ
ここまで、ユリ根はどれくらい日持ちするか、毒性や保存方法などについて書いてきました。
この記事をまとめると
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ユリ根は、おがくずに入れたまま冷蔵庫に入れると1ヶ月保存が可能。
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おがくずに入っていないユリ根は、キッチンペーパーなどにくるみ冷蔵庫で保存する。
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食用のユリ根に毒性はない。ただし、カリウムと食物繊維が豊富なので食べ過ぎるとお腹を壊すかもしれないので気をつける。
ユリ根は種植えから収穫まで、なんと6年もかかる野菜です。手間ひまかけて作られた野菜なので、手に入った時は美味しくいただきたいですね。
簡単なレシピを紹介していますので、ぜひチャレンジしてみてください。この記事があなたのお役に立てると嬉しいです。
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