ゆで卵による食中毒は何時間後?潜伏期間|妊娠中でも食べられる?

ゆで卵は卵料理の定番ですが、食中毒の危険性はあるのでしょうか?卵による食中毒菌の代表はサルモネラ菌ですが、どれくらいの時間潜伏するのでしょうか?今回は、

  • ゆで卵で食中毒は起こる?
  • サルモネラ菌の潜伏期間
  • 妊娠中でも卵は食べられる?

これらのテーマについて紹介いたします。

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ゆで卵を食べて食中毒になる?

卵による食中毒の危険性としては、『サルモネラ菌』による食中毒があります。サルモネラ菌は卵の中身や殻に付着している可能性のある菌で、食べると腹痛や下痢・吐き気・嘔吐などの食中毒症状を引き起こします。

サルモネラ菌は75度以上で1分以上加熱すると死滅するとされているので、しっかり加熱するゆで卵ではサルモネラ菌食中毒になる可能性はあまり高くありません。

殻には菌が付着している可能性があるため、生卵で食べる時が一番注意した方が良いでしょう。卵のサルモネラ菌による食中毒は年間30件ほど報告されています。

卵の食中毒は何時間後に起こる?

サルモネラ菌による食中毒は、食後4〜48時間後に症状を発症します。潜伏期間の幅が広いため、数日後に発症した場合何が原因なのかわかりにくい傾向にあります。

主な食中毒症状には、腹痛・下痢・嘔吐・吐き気・発熱があります。免疫力の低い子供や、お年寄り、妊娠中の方はかかりやすいので注意しましょう。

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妊娠中は生卵を控えた方が良い

生卵を使った料理には、卵かけご飯(TKG)やすき焼きなどがありますが、『妊娠中は生卵を食べるのは控えた方が良い』とされています。

サルモネラ菌の影響

 サルモネラ菌は卵の中身や殻に付着 しています。

食中毒を起こした場合、直接胎児には影響しませんが、繰り返す下痢によって子宮収縮を起こし、早産や流産リスクが上がる原因となります。

サルモネラ菌は加熱することで食中毒の危険性がなくなるので、妊娠中の卵はは加熱調理が必須なのです。

注意

妊娠中は免疫力が低下するため、食中毒にかかりやすくなる!

妊娠中に生卵を食べてしまった時は?

妊娠初期など、万が一妊娠中に生卵を食べてしまっても、必ずしも食中毒となることはありません。サルモネラ菌は付着している場合と、そうでない場合があります。

筆者も妊娠中に生卵を食べたことがありますが、これといって体に影響はありませんでした。しかし、卵の殻にはそれ以外の雑菌も付着していることが多いので、できるだけ加熱して食べるようにしましょう。

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ゆで卵は夜寝る前に食べると太る?

ゆで卵は味玉にしたり、そのまま塩をかけて食べたりサラダにのせたりアレンジは様々ありますが、夜食べると太りやすいのでしょうか?『卵ダイエット』もありますが、1個あたりのカロリーはどれくらいなのでしょうか?

カロリー・糖質量

ゆで卵のカロリーは、1個あたり55gの場合78kcalです。卵白と卵黄に分けると、卵白が17kcal・卵黄が57kcalとなっています。

“卵白の方が低カロリーで、卵黄はコレステロール値が高い”イメージがあるかもしれませんが、卵黄にはビタミンA・鉄分・亜鉛などが含まれており、栄養価は高いです。糖質量に関しては、1個あたり0.2gと少量です。

ゆで卵は1個あたりそこまで高カロリーではなく、栄養価が高いので、食べても太りにくいと言えます。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 卵にはサルモネラ菌という食中毒菌が付着していることがある
  • 潜伏期間は食後4〜48時間と幅が広い
  • 妊娠中は生卵・半熟卵は食べない方が安全

卵の殻にはサルモネラ菌が付着していることがあるので、生卵を食べる時は十分に注意しましょう。特に妊婦さんや子供、お年寄りは免疫力が低いので気をつけてください。

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