野菜ジュースの賞味期限切れの使い方!生の野菜との比較やメリットデメリットとは?

不足しがちな野菜を手軽に摂ることができる野菜ジュースはとても便利なアイテムですよね。特に普段料理をしない人や、東京などの野菜の物価が高い所に住んでる人にとっては野菜ジュースは相棒と言っても過言ではありません。

そんな野菜ジュースですが、非常に様々な噂が流れていますよね。たとえば、野菜ジュースは余計に太ってしまう、野菜ジュースは栄養がない、野菜ジュースは濃縮還元のものではダメなど様々です。どれもこれも本当なのでしょうか?

今回の記事では野菜ジュースによく言われる噂の解説、賞味期限はどれくらいなのかについて解説していきたいと思います。

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野菜ジュースが意味のないと言われている理由

ビタミンが失われているから

野菜ジュースは「ビタミンが失われている」と様々な場所で聞きますよね。実際に製造の過程で加熱処理されてしまうので、いくらかのビタミンは失われてしまいます。野菜一日これ一本の栄養表記を見てみると水溶性ビタミンの代表であるビタミンCの記載がないことから、水溶性ビタミンがそれほど多く残っていないようです。

食物繊維が失われているから

野菜にはたくさんの食物繊維が含まれています。ですが野菜ジュースになると多くの食物繊維が取り除かれてしまいます。野菜ジュースには不溶性食物繊維が取り除かれ水溶性食物繊維だけになっている場合が多いと言います。なので完全には食物繊維が失われていないと言えますが、生の野菜に比べたらやはり食物繊維の量は劣ってしまいそうですね。

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野菜ジュースは太るって本当なの?

市販の野菜ジュースのカロリーや糖質を比較

まずは野菜ジュースが本当に肥満の原因になるのかについて紹介していきたいと思います。はじめに市販されているいくつかの野菜ジュースのカロリーと糖質を表にしてみました。

カゴメ野菜生活・野菜生活100オリジナル:エネルギー66kcal、糖質13.1g

カゴメ野菜一日これ一本:エネルギー68kcal、糖質13.7g 

伊藤園充実野菜・緑黄色野菜ミックス:エネルギー72kcal、糖質14.9g

雪印メグミルク農協野菜 DAYS フルーツ&紫野菜100%:エネルギー73kcal、糖質17.6g

伊藤園理想のトマト:エネルギー77kcal、糖質14.2g

伊藤園一日分の野菜:エネルギー73kcal、糖質14.5g

主要な野菜ジュースはこのような感じでしょうか。これを見た感じ大きな差は無いように感じますし、それほど高いカロリーであるということも言えないと思いますが、飲み物の中では少し糖質が高いように感じます。 

やっぱり糖質が気になる

野菜ジュースの成分をチェックしているとカロリーはかなり抑えられている感じがしますが、糖質は少し高めに感じました。

ご飯茶碗一杯分(約150g)の糖質がおよそ55gです。他にもロールパン一個分の糖質はおよそ14gです。野菜ジュースを飲むとロールパン一つ分の糖質を摂取することになります。 これだけで考えるとそれほど多くないかなと思うかもしれませんか、野菜ジュースは野菜の代わりに飲む人がほとんどだと思うので1日に多い人だと2~3本飲みますよね。

そうなると野菜ジュースだけで多い人で40g以上の糖質を取ることになります。糖質制限をしている人は大体1日70g くらいの糖質に抑えると聞きますので、野菜ジュースを飲むだけでかなりの糖質を摂取してしまうことになりそうです。

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野菜ジュースにしかないメリットがある!

ジュースに加工することで吸収率がアップする!

株式会社カゴメのホームページのQ&Aを見てみると野菜ジュースに対しての様々な回答がされています。

その中でジュースにすると野菜の栄養はなくなってしまうの?という質問に対して、「減少する栄養素もありますが、すべての栄養素がなくなるわけではありません。リコピンやカロテンのように生の野菜から取るよりも野菜ジュースなどの加工品で取る方が吸収率の良い栄養素もあります。」という風に記載されていました。

生の野菜を食べるよりも吸収率が高くなるリコピンやカロテンは、強い抗酸化作用を持つ素晴らしい栄養素なので、積極的に摂りたい栄養素でもありますね。

手軽にいつでも飲める

野菜ジュースの素晴らしさは「手軽さ」ですね。野菜を食べるとなると切ったり茹でたりなどの調理をしなければなりません。またそれほど多くの野菜をバランスよく食べるというのもかなり難しくなってきます。

その点、野菜ジュースは350gの野菜をバランスよく含んでいますし、コップに注いで飲むだけなのでとても簡単です。もちろん野菜ジュース意外にも普通の食事をするわけですから、生の野菜で食べるよりも栄養素の偏りを防ぐことができそうです。

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野菜ジュースの賞味期限

一口に野菜ジュースの賞味期限と言っても、野菜ジュースを入れている容器によって全く異なります。

  • 紙パック:約半年
  • ペットボトル:約1年
  • 缶:約3年

このように未開封の物であればかなりの長期保存が可能です。新鮮な野菜となるとこの様に長く保存することはできませんので、保存性能が高いのも野菜ジュースの特徴と言っても良いでしょう。

開封後の野菜ジュースの賞味期限

野菜ジュースは開封したら一気に劣化が進みます。ペットボトルであっても間であってもストロー付きの紙パックだとしても微生物が繁殖してしまうので、注意が必要です。

グラスに移して飲むなど直接口に移してない場合は1日で飲みきる必要はなく、3~4日で飲みきれば問題ないとされています。

賞味期限切れの野菜ジュースはどうすればいいの?

賞味期限というのは「美味しくいただける期間」ということなので、少しくらい切れても全く問題ないと言われています。ただし美味しくそのまま飲むことができる期間を超えてしまった野菜ジュースは、やはり風味が落ちてしまっていることが予測されます。

そんな野菜ジュースは加熱してアレンジするのがおすすめです!例えばスープや煮込み料理、カレーライスなどに使えば料理の味わいをより深くすることもできますよ!様々な方法がありますので是非お好きな方法で試してみてくださいね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • 野菜ジュースはビタミンや食物繊維が失われてしまうが、ジュースにすることで吸収率が上がる
  • 保存性の方が高くなるというのも野菜ジュースにするメリット
  • 野菜ジュースは若干糖質が高いので注意しよう
  • 賞味期限が切れた野菜ジュースでも加熱して使えば問題なし! 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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