ヨーグルトを夜食べるデメリット|便秘に効果的なのは朝夜どっち?

便秘改善にはヨーグルトがいいとよく聞きますよね。そんなヨーグルト、みなさんはどのタイミングで食べていますか?朝食のデザートに、夕飯までのおやつに・・・いろいろな場面で食べる機会があると思います。

今回は、ヨーグルトをより健康を意識して食べたい場合、便秘に効果的なのはいつ食べるのがいいのか?夜に食べても大丈夫?という疑問について解決していきます。

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ヨーグルトを食べるタイミングはいつがいい?

朝・夜どっちがいい?


ヨーグルトを食べるタイミングは、整腸作用を期待する場合は食後のデザートとして食べるのが一番おすすめです。ですが、朝食・夕食どちらに食べるのが理想なのでしょうか?どちらのタイミングで食べても様々なメリットがありますので、それぞれご紹介していきます。

朝ヨーグルトの効果

朝にヨーグルトを食べるとメリットがたくさんあります。

  • 時間がなくても手軽に朝食が食べられる
  • トッピングをするとバランスの取れた朝食になる
  • 適度な糖質の摂取で頭がはっきりする
忙しい朝に抜きがちな朝食ですが、一日の始まりとして、朝食を食べて頭に栄養補給をしたいところです。もしも朝食自体を用意する時間がないようでしたら、シリアルやグラノーラ、イチゴやバナナなどのフルーツを合わせて、ヨーグルト自体を朝食にするのがおすすめです。

ヨーグルトのタンパク質に加えて、グラノーラの食物繊維やイチゴのビタミンC、バナナのビタミンBやカリウムなども摂れて、栄養バランス◎な朝食になります。また、器も一つで済むので、洗い物も少なくて手軽です。
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夜ヨーグルトの効果

夜にヨーグルトを上手に取り入れると次のようなメリットがあります。

  • 口臭予防
  • 睡眠の質の向上
  • 便秘改善 

ヨーグルトには整腸作用や、口臭予防の効果がります。人間の体は、24時間~48時間後に食べたものを排泄するサイクルがありますが、できれば朝にトイレを済ませてから仕事や学校に行きたいですよね。ヨーグルトを夜に食べると、翌朝の便通の改善に役立ちます。

MEMO
おすすめの食べ方は、「ホットヨーグルト」です。ヨーグルトを人肌(30~36度くらい)に温めて食べると、乳酸菌の活動がかっぱつになります。また、乳酸菌は熱しすぎると死滅してしまいますので、温めすぎないように注意してください。500Wの電子レンジで20秒ほど温めると、ちょうどいい温かさになります。

寝る前にヨーグルトを食べるなら何時間前?

ヨーグルトを寝る直前に食べるのは避けましょう。なぜならヨーグルトは乳製品ですので、脂肪をそれなりに含むため、そこまで消化にいい食品というわけではないからです。

寝ている時というのは、胃腸の活動も鈍くなるため、寝る直前に食べると胃もたれや胃痛の原因になることもあります。ですので、他の食品と同様に寝る2~3時間前までに食べることをおすすめします。

食前・食後どっちがいい?

ヨーグルトに含まれる「乳酸菌」と「ビフィズス菌」は、生きた状態で腸に届くことで善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれます。しかし、どちらの菌も酸に弱いという特徴があり、ほとんどは腸に到達する前に胃酸によって死滅してしまいます。そのため、ヨーグルトを食べるのは胃酸が他の食べ物で緩和される、食事のあとのデザートとして食べるのがおすすめです。

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ヨーグルトを夜食べるデメリット

夜にヨーグルトを食べていたら太った・翌朝にだるさや胃もたれを感じた、という経験はありませんか?もしかしたらそれは、もともとカロリーの高いフレーバー付きのヨーグルを食べていることや、プレーンであっても色々なトッピングしすぎてカロリーオーバーになっている可能性があります。

また、食物繊維を多く含むグラノーラやフルーツは消化をしにくく、翌朝の胃もたれの原因にもなりますので避けた方が無難です。夜にヨーグルトを食べたいときは、ホットヨーグルトにして、ほんの少しのハチミツを加えると◎。ハチミツの疲労回復効果で、翌朝スッキリ目覚めることができます。

下痢・腹痛

牛乳を飲むとおなかを壊す方の多くは、「乳糖不耐症」といって、牛乳に含まれる「乳糖」分解する「ラクターゼ」という酵素の分泌が少ないことが原因です。

ヨーグルトは、発酵によって一部の乳糖が分解されている食品なので、毎日少量ずつ食べることで乳糖不耐症の改善が期待できます。ですが、冷たいままのヨーグルトや、大量のヨーグルトを食べると下痢や腹痛の原因になりますので、普段からヨーグルトを食べるとおなかを壊してしまう方は様子をみつつ、少しずつ食べていくことをおすすめします。

太る?

ヨーグルトは整腸作用があるので、便秘改善に効果があり、ダイエットに向いている食品です。一方で、フレーバー付きのものはカロリーも高く、プレーンヨーグルトでもたくさんトッピングしすぎると当然カロリーも糖質も摂りすぎて太ってしまう原因にもなります。

また、プレーンヨーグルトでも100gあたり65Kcal前後のカロリーがありますので、食べ過ぎは禁物です。食事で摂るカロリーの一部をヨーグルトに置き換えて食べることで、カロリーオーバーを防ぐといいでしょう。

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夜ヨーグルトのダイエット効果

カロリー

夜に上手にヨーグルトを食べることで、整腸作用が期待できるとお伝えしてきましたが、それによりダイエットとしてこんな効果が期待できます。

  • 便秘解消によるデトックス効果で太りにくくなる
  • むくみの改善
  • 新陳代謝が高まり、ダイエットしながら美肌をキープできる 

・・・いいことづくめですね!夜にヨーグルトを食べることで睡眠の質も上がり、ストレス軽減効果、リラックス効果もありますので、新陳代謝が上がって痩せやすい体になります。

夕食の代わりに食べる場合は、ヨーグルトだけだと栄養バランスが悪くなりますので、グラノーラやバナナをプラスするか、普段の食事量を減らして、カロリーの一部をヨーグルトに置き換えることが理想です。

痩せた口コミ

夜ヨーグルトダイエットを実践した人の口コミを調べていたら、痩せたという意見が多くありました。

‘’2日でマイナス1.4kg減りました!‘’

‘’5か月間夕食をヨーグルトに置き換えて、毎日300g食べ続けたら6kg減りました!‘’

‘’2か月でマイナス7kg減りました!‘’

このように、毎日続けていくことで、しっかりとダイエット効果が表れるようです。

ただし、「夕食を全部ヨーグルトに置き換えていたらリバウンドした」という意見もありましたので、あくまで一部のカロリーを置き換えて、無理なく続けることがダイエット成功のカギのようです。

1週間で結果は出る?

ダイエットの効果がすぐに出るか出ないかは、個人差がありますが、便秘気味の人、むくみに悩んでいる人は1週間でも効果を十分に期待できます。

体内の約60%を占めているのは水分ですから、むくみが解消されるだけでも体重が落ちていくのを実感すると思います。

夜ヨーグルトだけはNG

当然のことですが、ダイエットは規則正しい生活、バランスの取れた食事と適度な運動がないと成り立ちません。健康的に痩せるには、「食べるだけ」のダイエットはおすすめしませんし、効果も期待できません。ヨーグルトだけで痩せようとは考えず、毎日の食事にプラスして取り入れることが重要です。

また、夜ヨーグルトで新陳代謝が高まりますので、ウォーキングなどの適度な運動をすることで、夜ヨーグルトのダイエット効果がさらにアップするでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?夜にヨーグルトを食べることは、

この記事をまとめると

  • 正しく食べればダイエット効果がある
  • 新陳代謝が高まり、体調が整う
  • 翌朝の便秘改善効果がある。
  • フレーバー付きのものや、トッピングによっては太る
  • 乳糖不耐症の人はたくさん食べるとおなかを壊す

ということがわかりました。より効果的な食べ方のポイントを押さえればダイエット効果が期待できますので、ぜひ「夜ヨーグルト」をお試しください。

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