ヨーグルジョイは離乳食でいつから飲める?赤ちゃんは毎日でもOK?

初めての離乳食には色々な悩みや疑問があるかと思いますが、”ヨーグルジョイ”について着目しました。赤ちゃんにヨーグルトを与える時期や量・頻度は、どのくらいなのでしょうか?今回は、

  • ヨーグルジョイはいつからOK?
  • 食べる量・頻度はどのくらい?
  • 与える前に加熱した方が良い?
  • ヨーグルトに含まれる栄養素

これらのテーマについて紹介いたします。

画像引用:明治

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離乳食にヨーグルジョイはいつから飲んでもいい?

離乳食は生後5〜6ヶ月からスタートするものですが、 ヨーグルジョイは生後11〜12月の離乳食完了期と呼ばれる時期から与えることができます◎  離乳食期は、主にこの4つに分かれています。

MEMO
  • 離乳食初期……生後5〜6ヶ月
  • 離乳食中期……生後7〜8ヶ月
  • 離乳食後期……生後9〜10ヶ月
  • 離乳食完了期…生後11〜12ヶ月

完全に離乳食を終えるのは、1歳〜1歳6ヶ月が一般的です。ヨーグルジョイを与えても良いのは比較的遅い時期です。ヨーグルジョイは甘みのあるジュースなので、赤ちゃんにとっても飲みやすく、栄養豊富なのでオススメの食材です。

与えても良い時期は生後11〜12ヶ月頃ですが、目安なので赤ちゃんの発達状態によって始める時期を決めましょう。

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量はどのくらい?

赤ちゃんにヨーグルジョイを与える時の量ですが、1本(125ml)を一度に与えてOKです。ちなみに、1回の食事に与えても良い乳製品は、 50g以内 が良いと言われています。

毎日飲んでもいい?

ヨーグルジョイには、お腹の調子を良くする乳酸菌が多く含まれているので便秘解消など成長効果があるものですが、赤ちゃんには刺激となってしまう可能性があります。

また、赤ちゃんにとっては重いので、胃で上手く消化できず消化不良を起こす危険性もあります。そのため、 飲む頻度は毎日でなく、2〜3日に1回 が望ましいです。

ヨーグルジョイの原材料

ぶどう糖果糖液糖、砂糖、乳製品、安定剤(ペクチン)、香料、酸味料

ヨーグルジョイに多く含まれる主な5つの栄養素

ヨーグルジョイは、乳酸菌が腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えてくれます。乳酸菌は糖類を分解して多量の乳酸を作り出す菌の総称です。ヨーグルトに使われている主な乳酸菌は、ブルガリア菌・ビフィズス菌・ラブレ菌などがあります。

また、たんぱく質カルシウムも含まれているので、体を作る元となったり、骨や歯を丈夫にするといった効果があります。赤ちゃんの時期は体が活発に発達するため、栄養源としてぴったりの食材なのです。

  • ビフィズス菌:ビフィズス菌は、腸に存在し、増殖することで、腸内環境を整えて、免疫力を高めたり蠕動運動を促進させます。正常な排便を促し、便秘や下痢と言った便の排出が上手く行かない腸の不調な症状を改善する働きを持っています。
  • ブルガリア菌:ブルガリア菌は、ブルガリアヨーグルトで有名なブルガリアの名前がついた乳酸菌です。牛乳の乳糖を乳酸に変える働きを持っています。体内の腸内環境のHP調整をし、善玉菌が増えやすい環境にする他整腸作用があります。
  • ラブレ菌:ラブレ菌は、善玉菌の中でも強く、食事によって摂取した菌が腸に到達できる耐性を持っています。胃を通過して腸管に届くその増殖力と強さで、腸管内での増殖スピードが強く悪玉菌が増えにくい環境を作ることに向いています。免疫力を上げる効果が特に強いのが特徴です。
  • たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
  • カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。

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ヨーグルジョイを赤ちゃんにあげる時は加熱する?冷やす?

“ヨーグルジョイを赤ちゃんに与える時は、加熱した方がいい?”と疑問に思う方もいるようですが、 ヨーグルジョイを加熱する必要はありません 。『保存は常温を超えない温度で』とされています。冷たいとお腹を壊す可能性もあるので注意しましょう。

ヨーグルジョイは加工段階で既に加熱されているので、離乳食として与える際に加熱しなくても良いのです◎ また、ヨーグルジョイに含まれている乳酸菌は、60度以上になると死滅してしまいます。お腹の調子を整える乳酸菌を殺してしまうことにもなるので、そのまま与えるようにしましょう。

赤ちゃんにヨーグルジョイを与える時の注意点

赤ちゃんにヨーグルジョイを与える時のポイントを、いくつかご紹介します。

POINT
  • 与え過ぎず量を守る→1回につき他の乳製品と合わせて50g
  • 毎日飲ませない→2〜3日に1回
  • 与える時期は生後11〜12ヶ月以降
  • 最初は少量から

ヨーグルジョイは乳製品なので、赤ちゃんによってはアレルギー反応を起こす可能性もあります。最初から沢山与えてしまうとアレルギーの危険性があるため、始めはごく少量からにし、様子を見ながら量を増やしていくようにしましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • ヨーグルジョイは生後11〜12ヶ月頃の離乳食中期からOK!
  • たんぱく質・カルシウム豊富なので体作りの食材として◎
  • 飲む頻度は2〜3日に1回にし、1回の量は他の乳製品と合わせて50gまで
  • 加熱する必要はない!そのまま与えてOK

ヨーグルジョイは離乳食完了期から与えても良いとされる食材なので、お子様の様子を見ながら徐々に与えてみてください。

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