カット野菜が酸っぱい!臭いがでてきたら腐った証拠?食中毒になる?

手軽に使えていつでも同じ値段で購入することができるカット野菜。最近ではカットキャベツやもやしだけでなく、キャベツとにんじんともやし・ニラなどが野菜炒めの材料がすべてそろったものなど、ますます便利なカット野菜が増えています。「料理をするのに楽だから」・「一人暮らしだからキャベツやにんじんを丸々一個買うと余ってしまうから」などの理由でなんとなく買ってしまうカット野菜ですが、そのメリットやデメリットが気になったことはありませんか?

今回は、

  • カット野菜のメリット
  • カット野菜のデメリット
  • カット野菜は傷むとどうなるのか
についてご紹介させていただきます。この記事を読んで、便利でおいしいカット野菜のメリット・デメリットを理解し、忙しい日々の献立に役立てていきましょう。

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カット野菜のメリット

仕事をしながら家事をしていると、「野菜を切る」という一手間でさえわずらわしいですよね。この一手間さえ省ければ、日々の忙しい暮らしがだいぶ楽になるという人も多いのではないでしょうか?そんな面倒くさい「野菜を切る」という作業が省けて時短ができるというのがなんといっても一番のカット野菜の魅力ですが、カット野菜には他にもたくさんのメリットがあります。

値段が一定

丸のままの野菜はその年の気候変動などの理由で価格が高騰することもありますが、カット野菜はコンビニエンスストアやスーパーマーケット、メーカーが年間を通して加工会社や農家と契約を結んでいるため、価格が常に一定しています。季節や気候の変動によって値段が変わらないというのは家計にとてもありがたいですよね。

切る手間が省ける

野菜を切るのってなかなか手間がかかって面倒くさいですよね。あらかじめカットされている野菜があれば、炒め物をつくるにしてもスープを作るにしてもかなり時短になります。また、製品にもよりますがカット野菜は水洗い不要の物もありますので、そちらでしたらさらに時短につながります。

密閉されているので衛生状態が良い

丸のままの野菜と違って袋に密封されているため、スーパーなどに陳列されている時でも外気に触れることがなく、衛生状態が保てます。コロナ禍でそういったことが気になる方には嬉しいポイントですよね!

冷凍保存もできる

カット野菜は冷凍保存が可能です。根菜類は冷凍すると食感が繊維質になってしまうものもありますが、葉物野菜やもやしなどは冷凍OK。冷凍に向いてない野菜が入っている時は、冷凍する前に抜いておきましょう。

冷凍に向いている野菜・向いていない野菜を下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。

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カット野菜のデメリット

中にはカット野菜を買うのに抵抗がある方もいらっしゃいますよね。なんとなく、「新鮮じゃなさそう」・「加工されている感じがして嫌だ」と思っている方もいらっしゃると思います。ですのでカット野菜のデメリットについてもここから説明していきたいと思います。

使い方が限られる

たとえば丸のままのキャベツを買えば、千切りキャベツとしてだけでなく、ロールキャベツに使ったり、大きめに切ってスープに入れたり炒め物にしたらなど、その用途は多岐にわたります。丸のままのにんじんを買えば、炒め物だけでなくシチューやカレーに使ったら、かわいく切って煮物に使うこともできます。ですがカット野菜を買ってしまうとどうしても使える料理が限られてしまいます。

栄養価が低くなりがち

みなさんが思っているほどカット野菜は丸のままの野菜に比べて栄養価が低いというわけではないのですが、それでもどうしてよ製造過程で「水溶性ビタミン」が抜けてしまうため、丸のままの野菜と比べると栄養価が低くなりがちと言えるでしょう。

傷みが早い

どうしても切り口から水分が蒸発していってしまうので、丸のままの野菜よりは傷みが早くなってしまうのもカット野菜のデメリットの一つです。しかしカット野菜を買ってきたその日のうちに使うようにすればこのデメリットは解消されます。

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カット野菜が傷むとどうなるの?

もともとカットされている野菜ということがメリットなのですが、そのためにカットされた切り口から水分が失われていき傷みやすいとされるカット野菜。では実際に傷んでしまうとどういった状態になってしまうのでしょうか?

腐るとこうなる

カット野菜の消費期限は冷蔵庫で2〜3日。ですが未開封であっても保存状態が悪ければもっと早くに腐ってしまうこともあります。以下のような状態が見られたら食べるのをやめましょう。

  • いつもと違う酸っぱい匂いがする
  • 明らかに色が変わっている
  • 口に入れてみるといつもと違う苦味や酸味を感じる

食べると食中毒になる?

このような状態であれば食べると食中毒を引き起こす危険性があるので、食べずに捨てましょう。「捨てるなんてもったいない!」という思いから食べようとしてしまう方もいるかもしれませんが、ここは思い切って捨ててしまうのがベストです。

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まとめ

とっても便利でおいしいカット野菜ですが、メリットもあればもちろんデメリットもあります。カット野菜を買う時は、その両面をきちんと理解した上で購入し、日々の暮らしに役立てていきたいですね。

この記事をまとめると

  • 「切る手間が省けるため時短になる」・「価格が常に一定」・「密閉されているため衛生状態が良い」などがカット野菜のメリットである
  • 「傷みが早く、生野菜に比べると栄養価が劣ること」・「使い方が限定されてしまうこと」がカット野菜のデメリットである
  • 酸っぱい匂いがしてきたり色が変色してきたらカット野菜が腐ってしまったサイン。食べるのはやめて捨てること