慣れてしまえば手軽に作ることのできる果実酒ですが、賞味期限や保存方法が分りづらいですよね。果実酒は日持ちするというイメージがありますが、市販の物とは違い賞味期限が決まっていない為、不安になった経験がありませんか?
そこで今回は、
- ヤマモモのお酒の賞味期限
- 一般的な果実酒の賞味期限
- 果実酒の飲み頃はいつ?
- ヤマモモのお酒の作り方
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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ヤマモモのお酒の賞味期限
自家製のヤマモモ酒がどのくらい保存できるのか気になりますよね?そこで、ヤマモモ酒や他の果実酒の賞味期限について詳しく見ていきましょう。
基本的に賞味期限は無い
自家製の場合、正確な賞味期限が決まっていません。果物や使用する容器の殺菌状態により異なる為です。正しい方法で作り殺菌していれば、10年程度保存できると言われています。
ただし殺菌消毒が不十分だったり、保存環境が悪ければカビや殺菌が増殖し早い段階で飲めなくなってしまうこともある為、注意が必要です。
度数の濃い
市販の商品は11%前後のものが多いです。果実酒を作る際には、雑菌の増殖を防ぐ為35%以上の高いアルコール濃度のお酒を利用することが勧められています。
使用するお酒は、ホワイトリカー(焼酎甲類)など好みによって変えることができますよ。
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一般的な果実酒の賞味期限
果実酒は、梅酒やあんず酒など様々な果物で作ることができます。ここでは一般的な果実酒の賞味期限について、紹介していきたいと思います。
同じく賞味期限は無い
ヤマモモ酒同様、自家製の場合、正確な賞味期限が決まっていません。
基本的にはどの果実酒でも、正しく方法で作り保存環境が良ければ1年~2年程度、作り慣れている人であれば10年単位での保存が可能です。
自家製果実酒を長く保存する為には、アルコール度数35度以上のお酒と糖分が欠かせません。また保存状況も賞味期限に大きく影響する為、冷暗所で正しく保管するようにしましょう。
見た目や匂いなど異変を感じた場合は、すぐに飲むのをやめましょう。
柑橘系は苦くなる可能性がある
柑橘系のオレンジやレモンを長期間保存すると、色が濁ったり苦味、渋味を感じやすくなります。またアク抜きが不十分の場合、渋みが出る可能性が高まります。
漬け始めてから果実を取り出すまでの期間、瓶の中の様子を頻繁に確認するようにしましょう。
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果実酒の飲み頃はいつ?
冷暗所で正しく保存した場合、漬け始めて3ヶ月目からが飲み頃です。原料にする果物により、成熟期間や果肉の取り出し時期が異なるため、作る前に事前に確認する様にしてくださいね。
基本は1~2か月後
多くの果物は1〜2ヶ月程度で熟成され、飲み始めることができます。しかし熟成するのに3ヶ月以上かかる果物もある為、一概には言えません。
また果実を取り出すタイミングは3ヶ月〜1年程度、取り出さずにそのまま飲むこともできます。
味の好みによって取り出すタイミングを変えることができるので、作り慣れてきたら熟成時期ごとに味の比較をしてみても楽しめると思います。
じっくり浸けたい時は半年程
梅酒の場合、熟成期間は約3ヶ月〜1年程度と言われています。熟成期間が長ければ長いほど、より美味しく飲むことができます。
ヤマモモ酒の場合、漬け込んで最初の何年かはヤマモモの赤色がキレイに発色されますが、熟成期間が長くなるにつれて色がだんだんと抜けていき、漬け始めて当初よりも格段に美味くなるそうです。
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ヤマモモのお酒の作り方
果実酒に適した蓋付きの瓶や砂糖、お酒はスーパーで簡単に手に入れることができるので、ヤマモモが手に入った際にはぜひ一度作ってみてください。
また瓶の表面に漬け込んだ年月日、果実名等を書いたラベルを貼っておくと便利ですよ。
果実酒用のお酒を使う
果実酒を作る際には、35度以上のアルコールを使用します。万が一アルコール濃度20%未満のお酒を使うと酒税法違反となる為、20%以上のお酒を使用する様にしてください。
2年以上の長期保存をする場合は、保存性を良くする為、漬け込む際にに35%以上のホワイトリカーを少し多めに入れるようにしましょう。
熟成する段階で、果実から出る水分によりアルコール分が低くなりますので、瓶内の雑菌の繁殖を防ぎ長期保存をする為にも、35%以上のお酒を使用することをお勧めします。
果実酒作りに慣れていない方、果実の風味を活かしたい方は、クセのないホワイトリカー(焼酎)またはウォッカを試してみてください。
慣れてきたらコクのあるブランデーやラム、ウイスキーで漬け込むなど、アレンジは無限大に広がります。
果実と砂糖を入れて熟成させる
ヤマモモ酒を作る際には、純度の高い氷砂糖かグラニュー糖が最適です。ヤマモモ、氷砂糖、ホワイトリカーを適量準備したら、果実と氷砂糖を交互に入れて熟成させます。
果実と氷砂糖を交互に入れることで、熟成する際に果実のエキスを効率よく抽出することができます。飲み頃になったら、サイダーで割って爽やかな香りを楽しみたいですね。
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まとめ
「ヤマモモで作る酒の賞味期限はどのくらい?果実酒の期限や作り方も」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 自家製果実酒の賞味期限は正確には決まっていない
- 果実酒の飲み頃は、漬け始めてから約3ヶ月後
- 果実酒を作る際には、アルコール度数35%以上のお酒を使う必要がある
材料さえ揃えば、挑戦しやすい自家製ヤマモモ酒。生食で食べても美味しいですが、お酒やシロップなどに加工することで、長い期間様々な食べ方で楽しむことができますよ。
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