お昼ご飯に麺類は大活躍です。そんな麺料理の中でも、日本で古くから親しまれている「焼きそば」。実際に家庭で作ろうとすると「麺がくっついてうまく出来なかった」という経験はありませんか?今回は「焼きそばをくっつかないように作る方法」を詳しく解説していきます。
先に記事内容の一覧をみておきましょう。
- 焼きそば同士はどうしてくっつくのか?
- 焼きそばはどうしてフライパンにくっつくのか?
- べちゃっとせずに焼きそばを作る方法とは?
こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂き、焼きそばを上手に作れるようになってしまいましょう。
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目次
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焼きそば同士がくっつくのはなぜ?
焼きそばを作ろうとした際、誰もが経験する「麺同士がくっついてしまう」という現象。どうして、麺同士はくっつくのでしょうか?
でんぷん質が固まってくっつく
焼きそばはでんぷん質で出来ています。このでんぷん質は加熱した時にフライパンの中に溶け出します。そのでんぷん質が他の麺のでんぷん質と絡んで固まってしまい、結果的に麺同士がくっつく現象が起こってしまうのです。
では、この「でんぷんが溶けだしても固まらない方法」はないのでしょうか?
袋のままほぐすとくっつきにくくなる
焼きそばの麺同士がくっつかないようにする方法として「袋の時点でほぐしてしまう」という方法があります。事前に手で簡単にほぐしてあげると、加熱した際に均等に麺に熱が通るため、くっつきにくくなります。
また、袋のまま電子レンジに入れ、1分間加熱した後にフライパンで炒めると麺がくっ付きにくくなるというやり方もあるようです。とにかく、事前にほぐすのは有効です。
炒める前に茹でるのもOK
焼きそばの麺同士をくっ付きにくくしたいのであれば、事前にお湯に「サッとくぐらせる方法」もおすすめです。沸騰したお湯に10秒程度焼きそばの麺をくぐらせましょう。
お湯にくぐらせることで、麺の表面についている油をサッと落とすことが出来、でんぷん質の溶けだしを多少防げます。あまり加熱し過ぎると、麺の食感が変わってしまうので、注意して下さい。
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フライパンにくっつくのを防ぐには?
焼きそばを作っていると、麺同士だけでなく「フライパンにも」くっついてしまうことは多いです。どうしてフライパンにもくっついてしまうのでしょうか?
でんぷんが溶け出してフライパンにくっつく
焼きそばの麺がフライパンにくっつく理由は、麺同士と同じです。「でんぷん質が溶けだし、それがフライパンの表面で固まってしまうため」です。なので、麺同士がくっつかないような対処法を行うだけで、フライパンにもくっ付きにくくなるでしょう。
また、フライパンは「事前にしっかりと加熱して」使いましょう。ガスコンロにかけ、火をつけ手を近づけて「ちょっと熱いかな」と感じるくらいまでは加熱するのがおすすめです。フライパンを熱する事でも、麺のくっつきを防げるでしょう。
その他、事前にサラダオイルを少量垂らして、麺がくっつきにくくなるように対策するのも重要です。
ソースを加えると焦げ付く
フライパンで焼きそばを作る際「ソースを加えた時に焦げてくっつくこと」もあります。ソースには色々な成分が含まれているので、加熱すると焦げやすくなります。もし、ソースの焦げ付きが気になるのであれば、ソースを加えてからは手早く仕上げることをおすすめします。
麺は事前にお湯で洗って、ソースはあとから合わせる
もっと「ソースによる焦げ付き」を防ぎたいのであれば、麺と具材を炒めた後にそれをボウルに移し、ボウルの中でソースを和える方法もおすすめです。この方法であれば、ソースで焦げ付くことは絶対にありません。
また、前述した通り麺は事前に湯通ししておくと、さらにくっつかない焼きそばに仕上がるでしょう。
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べちゃっとしない焼きそばの作り方
最後に、麺同士がくっつかずにべちゃっとしない焼きそばを作るコツをまとめてみたので、見ていきます。
事前に麺を洗う
まず、麺は事前に洗って使いましょう。もしくは前述した通り、お湯にサッと湯通しをするのがおすすめです。麺に付いた油を少しだけ落としてあげて、くっついたりべちゃっとなることを防ぎます。
フライパンをしっかり熱する
コツの2つ目は「フライパンをよく熱しておくこと」です。フライパンはきちんと熱していればくっ付きにくくなるようになっています。また、一気に水分を飛ばしてくれるので、べちゃっともしにくいでしょう。
ボウルにとってからソースを合わせる
3つ目のポイントは「加熱後、ボウルにあけてからソースを混ぜ合わせること」です。前述した通り、この方法をとれば、絶対にソースが焦げてくっついてしまうことを防げます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「焼きそばがくっつくのはどうしてなのか?」ということや、その対処法について詳しく解説してきました。最後に記事内容を振り返っておきましょう。
この記事をまとめると
- 焼きそばは加熱するとでんぷん質が溶けだしてくっついてしまう
- 焼きそばは事前に湯通しをしてあげるとくっつきにくくなる
- 焼きそばは炒めた後にボウルに取り出してソースを絡めてもOK
こんな内容になっていました。もし、焼きそばを作る機会があれば、この方法を試してみましょう。簡単に上手に作れるようになります。
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