ホワイトサポテという珍しいフルーツを知っていますか?味の例えが難しいと言われるものですが、どう表現されるのでしょうか?今回は、
- ホワイトサポテの特徴・産地・旬
- 含まれる栄養成分と効果
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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ホワイトサポテとはどんな果物?
英名 | White sapote |
別名・和名 | シロサポテ |
エネルギー(100gあたり) | 74kcal |
糖質量(100gあたり) | 15.8g |
ホワイトサポテは、ミカン科カシミロア属の果物です。日本では希少価値が高く珍しいフルーツとして扱われています。メキシコや中南米の高地を原産としており、日本では沖縄県で栽培されています。皮は黄緑色〜黄色で、果肉は梨のように白いのが特徴です。
大きさはテニスボールほどサイズで、
どんな味?まずい?美味しい?
ホワイトサポテは、バナナ・柿・アボカド・梨を混ぜたような味と表現される不思議な果物です。食感はクリーミーで滑らか、きめ細やかでカスタードのようと言われることもあります。
産地
ホワイトサポテはアメリカ〜メキシコが主な産地ですが、日本国内では和歌山県の南海市や沖縄県、鹿児島県などで栽培されています。国内での生産は珍しく、生産者が少ないため希少性の高い果物となっています。
旬の時期
ホワイトサポテの旬は、7〜10月の夏から秋にかけた時期となっています。
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ホワイトサポテの栄養成分と効果
栄養成分
ホワイトサポテは、ビタミンA・C・B3であるナイアシンなど、ビタミン類を豊富に含んでいます。栄養価が高く、カリウムやカルシウムといったミネラル類も多いです。
また、胎児の成長形成に必須な葉酸も含まれており、妊婦さんにとって欠かせない栄養成分も豊富です。
- ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
- 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
- ナイアシン:ナイアシンは、糖代謝、脂質代謝の補酵素としての働きで、エネルギー生成のサポートします。ナイアシン一つで複数の代謝工程をサポートするのが大きな特徴です。他にも肝臓におけるアルコール代謝の二日酔いの原因になるアセトアルデヒドの分解を助けます。
- ビタミンA:ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
効果・効能
ホワイトサポテに含まれるビタミン類やミネラル類によって、美容や健康効果が期待できます。
- 美肌効果
- がん予防
- 風邪予防・免疫力アップ
- むくみ改善
- 貧血予防・改善
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ホワイトサポテの保存方法・日持ちは?
どんな風にホワイトサポテを保存すれば良いの?保存期間は?とお困りの方はコチラを参考にしてみてくださいね。
【保存方法別】保存期間の目安
- 常温: 3〜5日
- 冷蔵: 4〜5週間
- 冷凍: 約1ヶ月
アボカドの保存は、
「熟す前なら常温」で、「熟しているなら冷蔵庫」で!
ホワイトサポテの保存場所は、どのくらい熟しているかで決めましょう。皮が緑色の熟す前の状態なら、常温で数日保存して追熟させるのがマストです◎
熟す前なら常温保存
熟していない状態のホワイトサポテは常温で3〜5日日持ちします。皮が茶色くなって少し柔らかくなったら食べ頃です。
食べ頃なら冷蔵保存
熟しているホワイトサポテは冷蔵庫で保存します。熟し具合にもよりますが、冷蔵保存する際はビニール袋などに入れるとより◎です。
冷凍保存するなら丸ごと
あまり向いていませんがホワイトサポテは冷凍保存も可能です。カットしたアボカドよりも丸ごと凍らせる方が変色しにくいのでオススメです。ラップに包んで密閉袋に入れて冷凍します。
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まとめ
この記事をまとめると
- ホワイトサポテはメキシコ産の南国フルーツ
- クリーミーで味はカスタードクリームに似てると言われる
- ビタミンCやビタミンAなどビタミン類が多く含まれている
ホワイトサポテは日本ではあまり見かけることはありませんが、和歌山県や沖縄県で栽培されているため、ネットでお取り寄せすることもできます。味は例えるのが難しい不思議な味をしているので、機会があれば是非食べてみてください、
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