縁日や遊園地などで見かける機会の多い「わたあめ」は、子どもの頃によく食べた!という方も多いのではないでしょうか。フワフワ食感と芳ばしさのある甘味に魅了され、おねだりした方も少なくないはず・・・!
今回は憧れだった「わたあめ」の作り方に注目していきます!
憧れの“わたあめ作り”には、専用の機械が無いとできないと思われる方も多いのではないでしょうか。実は、わたあめはご自宅にある「空き缶」を使用してもお手軽に作ることが可能です。- 「わたあめ」はそもそもどのように作られているの??
- わたあめ作りに“ざらめ”がない時は、2つの代用品でお試しあれ!
是非ご一読頂き、お子さんと一緒に“夏祭り気分”を味わってみてくださいね!
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目次
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綿あめってどうやって作るの?
まずは「わたあめ」はどのように作られているのか詳しく解説していきますよ。
ざらめをつかう
わたあめの原材料は
ざらめ砂糖
です。一般的にはわたあめ機が使用され
- ざらめに熱を加えて、溶かす
- 高速回転させることで、糸状にする
- 冷えると固まる性質を利用し完成させる
の工程でわたあめは作られています。
高速で回転させて糸にする
わたあめ機を見たことのある方はご存知かもしれませんが
わたあめ機の中心部にある釜の中から溶けたざらめ
糸状となって飛び出して
- 熱を加えると溶ける「物質の三態変化」
- 高速回転させて糸状にする「遠心力」
の性質を活用しています。
割り箸で絡め取る
わたあめ機で作っているケースの場合
糸状となったざらめを割り箸などで絡め取る
冷えることで塊となって
- 冷えると固まる「物質の三態変化」
の性質によるものです。
屋内で綿あめづくりはあまり向かない
わたあめ作りの際は
糸状のざらめの出方は、湿度に影響されやすい
乾燥している、湿度の低い環境
- 雨の日
- 湿度の高い日
- 屋内
などの場合は、上手に糸状にならないといったケースもあります。
部屋の中がベトベトに?!
わたあめを作る際は糸状となった綿(砂糖)の繊維が舞うことが多いため、部屋の中がベタベタになった!といった体験談も多数ありました。スポンサードリンク
ザラメがない場合は?
わたあめを作る際に、「ざらめ」以外に活用できる“おススメ代用品”を2つご紹介していきます!
グラニュー糖が使える
業務用のわたあめ機ではなく、最近人気の「ご家庭用わたあめメーカー」などの場合は
グラニュー糖が使用可能
使用可能かどうかをチェックしてから行う!
一部のわたがし機の場合、グラニュー糖を使用することで故障の原因・うまく糸状になって出ない・釜に砂糖が詰まったなどのトラブルとなる場合があります。使用時は必ず確認するようにしましょう。むしろ早く溶けるので作りやすい
ご自宅用のわたあめメーカーを使用した体験談には
- ざらめよりもグラニュー糖の方が早く溶けるので良い
- 簡単に作れる感じがした!
- わたあめのためのみに、ざらめを購入する必要がなく経済的
などの意見が多く見られました。
好きな飴玉も綿あめに出来る
わたがしメーカーによっては、グラニュー糖だけでなく
お好みのアメ玉が使用可能
投入口にアメ玉を入れるだけ
発砲性のあるアメ玉はNG!
シュワシュワと口に広がるタイプのアメ玉や、アメ玉の中にソースが入ったものなどは上手にわたあめを作られないことがありますので使用しないようにしましょう。飴玉を使うと色も楽しめる
アメ玉を使用したわたあめは
アメ玉の色をした“わたあめ”を作ることができる
発色を良くするには?
アメ玉を使用したわたあめは、お店のような鮮やかな発色をしないことも多いようです。しっかりと色味を楽しみたい時は、わたがし用のカラーざらめを使用すると良いですよ。見た目は手芸用のビーズみたいですが、砂糖でできているので安心です!スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- わたあめの原材料はざらめ砂糖
- わたあめは、①ざらめに熱を加えて溶かす②高速回転させ糸状にする③冷えると固まるという物質の三態変化・遠心力を利用して作られている
- 糸状のざらめの出方は湿度に影響されやすいため、乾燥・湿度の低い環境が作りやすい
- わたあめメーカーの種類によっては、グラニュー糖・アメ玉が使用可能なケースもある
- アメ玉を使用する際は、発砲性のないものを使用する
- お店のような鮮やかな発色のわたあめを作りたい場合は、わたがし用のカラーざらめを使用するのがおススメ
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