梅干しの食べ過ぎは太る?どうなる?むくみ・下痢に?1日何個まで?

『梅干し』はおにぎりやお弁当などで食べることが多いものですが、食べすぎると太るものなのでしょうか?梅干しのカロリーや、沢山食べた時の副作用について着目しました。今回は、

  • 梅干しの食べ過ぎは太る?
  • 毎日食べると腹痛・下痢に?
  • 1日の目安量は何個まで?

これらのテーマについて紹介します。

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梅干しの食べ過ぎは太る?

梅干しを食べ過ぎると太るかどうかですが、1粒あたりのカロリーは高いものではありません。梅干し1粒はたったの約3kcalなので、太る原因にはなりません。

しかし、梅干しに含まれる塩分は摂りすぎるとむくみが出る作用があるため、顔や体がむくんで太ったように見えてしまうこともあります。脂肪がついて太るわけではありませんが、むくむことがあります。

注意

梅干しは塩分量が多く、摂りすぎはむくみの原因に!

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梅干しの食べ過ぎで下痢・腹痛に?副作用は?

梅干しの食べ過ぎはむくみに繋がることがわかりましたが、食べ過ぎた時にはそれ以外の副作用が起こることもあります。

副作用は?
  • 腹痛
  • 下痢
  • 高血圧

腹痛や下痢

1つ目は「腹痛・下痢」で消化器系にトラブルが起こる可能性があります。これは梅に含まれている 「カテキン」と「クエン酸」 という成分によるものです。

  • カテキン:カテキンは、お茶類にのみ含まれる飲んだ時に渋い、苦いと感じる独特の味の元になっているポリフェノールの一種です。強い抗菌作用を持ち、ウイルスや細菌をやっつける殺菌作用、加えて体内に入れば血液の血糖値上昇を緩やかにする効果を持っています。
  • クエン酸:クエン酸は人間のエネルギー代謝でクエン酸が作られる過程があります。そのため、エネルギーを作り出す材料になり、疲労解消効果があります。血流を改善させ、冷え性の解消効果や体の不調の原因になる体のHpを戻す働きも持っている栄養素です。

高血圧

2つ目は「高血圧」です。塩分の過剰摂取はむくみの他に、高血圧を引きおこす作用があります。元々血圧が高めの方は、1日に食べる量に注意しましょう。では、何個くらいであれば食べ過ぎにならないのでしょうか?

1日の梅干しの摂取量は何個まで?

1日の梅干しの適量とはどのくらいなのでしょうか?食べ過ぎにならない目安量を、大人・子供・妊娠中の3パターンに分けて紹介します。

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大人の目安量

 大人の場合は1〜2個が目安の量 となっています。日本人の1日の塩分摂取量の基準は、男性9.0g・女性7.5gと言われています。梅干し1粒の塩分量は2〜5gほどなので、多くて2粒が目安なのです。

子供の目安量

 子供の場合は小さい粒で1個が目安の量 となっています。小さな子供であれば半粒でも良いかもしれません。子供は体が小さいので、塩分量を少なめにカウントする必要があります。

妊娠中の目安量

 妊娠中の場合ですが、成人女性と同じ量なので1〜2粒が目安 となっています。しかし妊娠中はむくみやすいので、塩分の摂りすぎには注意が必要です。

また、妊娠中に塩分を摂りすぎると『妊娠高血圧症候群』になることもあります。

妊娠高血圧症候群とは?

この病気を発症する確率は、妊婦さん20人に対し1人と言われており、妊娠中の食生活が原因で引き起こされます。

妊娠34週(妊娠9ヶ月)未満で引き起こした場合は重症化リスクが高く、胎児発育不全(赤ちゃんが育たない)・常位胎盤早期剥離(赤ちゃんに酸素が届かない)・胎児機能不全(赤ちゃんの状態悪化)となる可能性があります。

酷い場合は胎児の命に関わることもあるので、食事には注意が必要です。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 梅干しに含まれる塩分の摂りすぎはむくみの原因に
  • カロリーは高くないがむくむことで太ったように見える
  • 食べ過ぎは下痢・腹痛・高血圧になることも

梅干しは直接太るものではありませんが、塩分過多によってむくむことがあります。塩分の摂りすぎは他にも高血圧をもたらすので、1日に何粒も食べ過ぎないよう注意しましょう‥!

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