皆さんはわらび餅がお好きですか?わらび餅といえば、きな粉や黒蜜をかけて食べるもちもちとした食感が特徴のお持ちですが、大人はよく食べるものも子供が食べている姿はあまり見かけませんよね。
では子供はわらび餅をいつから食べられるようになるのでしょうか。
今回の記事では
- わらび餅とは?
- わらび粉ってどんなもの?
- 何歳から食べられるの?
- べる時の注意点は?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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わらび餅とは
わらび餅は、平安時代の醍醐天皇が好んで食べていたと伝えられているほど有名な歴史のある和菓子のことをいいます。そのわらび餅に使われていたのは、植物のわらびの根から採取したデンプン「本わらび粉」です。これがわらび餅の語源になっています。
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わらび粉ってどんなもの?
わらび粉(わらびこ)はわらびの根からとれるデンプンを乾燥させて粉末状にしたもので、とても粘りが強くデンプンの粉臭さがないのが特徴的です。精製にはかなり手間がかかってしまいあまり生産量が多くできないため、比較的粉類の中でも高価な部類に入ります。
希少価値が高い
わらび餅の色が茶色っぽい色
1500円~2000円程度の相場
賞味期限が約2時間程度
一部の和菓子店などで販売されており、店頭でしか頂けない
などの特徴が挙げられます。そのため、スーパーなどで販売されているわらび餅の約10倍以上の価格なものもあり、高価な食材と言えます。
スーパーで販売されているのは偽物?
わらび粉を使用して作るわらび餅は非常に手間がかかるため現在販売されているわらび餅の殆どが、わらび粉の代わりにさつまいもなどのデンプンや葛粉を使用して作られています。そのため、多くのわらび餅が
- 無色透明
- 低価格
- 冷やすと弾力が増す
などの特徴があります。そのため普段親しんで頂いているわらび餅はわらび粉が使用されていないため、ニセモノとも言う事ができますが、私達の身近にあるわらび餅はほとんどがこれなのでむしろこちらがメジャーになっています。
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わらび餅はいつから食べられるの?
ここまではわらび餅とはどのような食品なのかについて解説してきました。ではわらび餅は小さな子供がいつ頃から食べることができるようになるのかについて紹介していきます。
結論から言うとわらび餅は「3歳頃」から食べることができるようになるとされています。しかし特に明確な決まりというものがありませんので、わらび餅に含まれている原材料にアレルギーがないかどうか、わらび餅のようなお餅をしっかり噛んで食べられるようになってから解禁した方が良いと言えますね。
お餅はほぼにつまらせやすい食材ですので、無理をして早く食べさせる必要はありませんので、お子さんの食事形態の進み具合によって会わせてあげてください。
アレルギーで注意が必要なのは?
わらび餅を食べるときに注意しなければいけないアレルギーで一番重要なのは大豆アレルギーを引き起こす可能性のあるきな粉でしょう。
きな粉は大豆から作られていますから、大豆アレルギーを持つお子さんは食べることができません。
その他にもさつまいものデンプンや葛粉にアレルギーがある、わらび粉にもアレルギーが出てしまう可能性がありますので十分に注意して与える必要があります。
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小さな子供にわらび餅を食べさせる時の注意点
では小さなお子さんにわらび餅を食べさせるときの注意点を紹介していきます。
先ほども紹介した通りわらび餅は喉に詰まらせてしまう危険性がある食材です。ですのでわらび餅は予め小さく切っておいて、喉に詰まらないような大きさにしておくことがとても重要になります。
その他にもわらび餅を食べる時は必ず近くに助けることができる大人がいる時に与えるようにしましょう。
小さく切ったからといって喉に詰まらせなくなるということはありません。一度にたくさんのわらび餅を口に入れてしまうと小さく切っていても、一つの塊がとても大きくなる可能性がありますので喉に詰まらせてしまう可能性があります。
歯が生えそろっていることも大切
わらび餅を食べるときに歯がしっかりと生え揃っているかどうかというのもとても重要なポイントになります。
しっかりと噛んで食べるということができなければわらび餅はかなり危険な食材と思ってください。
冒頭でもお伝えしましたがすぐに食べさせなければならないという食材ではありませんので、ゆっくりとたくさんの食材を食べられるようになってからでも遅くはないということを覚えておきましょう。
食べさせすぎも注意
わらび餅は食べさせすぎにも注意が必要です。わらび餅一個あたり27kcalのカロリーを持っています。わらび餅は一個だけ食べるということはほとんどなく、複数個のわらび餅を一度に食べますよね。
そうなると思っているよりもカロリーが増えてしまうことが予想されますので、食べさせすぎには注意した方が良いでしょう。大人でも1日あたり5~7個程度にした方が良いとされていますので、子供の場合はその1/3程度にした方が良いでしょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- わらび餅はわらびこから作られるおもちだが、最近ではわらび粉がとても高価なものになっているためニセモノのわらび餅がほとんど
- 小さな子供にわらび餅を与えるなら3歳を超えてからにすること
- とても喉につまらせやすい食材なので必ず大人が横にいること
- 食べさせすぎにも注意が必要
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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