わけぎの代用5選｜売ってない時に代わりになる薬味野菜と栄養 |

あなたは「わけぎ」を食べたことがあるでしょうか？わけぎというと「ぬた」などの料理によく使われる食材です。今回は、「わけぎとはどんな野菜」で、「売っていない場合はどんな野菜で代用できるのか？」などについて、詳しく解説していきます。先に記事内容をざっくり見ておきましょう。

わけぎはどんな野菜？
わけぎはどの部分まで食べられる？
わけぎが無かった時の代用品とは？

こんな内容なので、この記事を最後まで読んで、わけぎとはどんな野菜なのかを徹底的に理解していきましょう。

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1 わけぎとはどんな野菜？
2 わけぎの栄養
3 わけぎの代用野菜5選
4 まとめ

わけぎとはどんな野菜？

わけぎとは、見た目が「ネギ」にも似た野菜です。ネギとの最大の違いは、根元の球根部分です。わけぎは球根がふっくらしているのに対し、ネギは球根がストレートなまま。この辺りをよくみて見分けましょう。それでは、もっと具体的な特徴や旬の時期をご紹介いたします。

特徴

まず、わけぎの特徴としては「ネギよりも甘い」ということです。ネギと味はかなり似ていますが、独特な癖も無く、ちょっと甘いです。わけぎはネギと玉ねぎの雑種の野菜なので、2つの野菜の特徴が合わさったような魅力があります。

旬の時期

わけぎの旬の時期は「春」です。冬場は苗が枯れたようになりますが、気温が高くなって春になると、一気に株が大きくなります。3月か4月ごろに一気に収穫され始め、そのころに店頭にはよく並んでいるでしょう。

食べ方

わけぎは、サッと湯通しをしてあえ物にしたり、お味噌汁の具材として使ったり、チヂミなどに入れたりして食べることが出来ます。基本は少し加熱して食べるのが主流です。

どこまで食べられる？

わけぎはどこまで食べて良いのか分からず、青い葉の部分しか食べない人もいますが、実は白い球根部分まで美味しく食べられる野菜です。白い球根部分は加熱をすると、玉ねぎのように甘くなるためおすすめです。ただ、球根についているひげの部分は食べられないので、カットして捨てるようにしましょう。

青ネギとの違い

わけぎは青ネギと似ていますが、ちょっと違います。最大の違いは前述した通り、球根が膨らんでいるかいないかの違いです。膨らんでいる物はわけぎで、ストレートの物は青ネギだと思いましょう。その他、実際に触って香りをかぐと、青ネギよりも癖のない香りがあるので、臭いでも若干分かります。

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わけぎの栄養

わけぎに豊富に含まれている栄養素は、以下のようなものです。

βカロテン
ビタミンC
カリウム

まず、わけぎには豊富なβカロテンが含まれています。βカロテンは活性酸素を抑制する働きがあり、免疫力を高めてくれる効果があります。また、ビタミンCはコラーゲンを生成するのに役立ち、肌の老化を防いでくれる効果があるのです。

その他、カリウムも豊富に含まれているので、高血圧の方などにはピッタリでしょう。このように、生活習慣病を予防したり、美肌効果を期待できるのが、わけぎの特徴です。

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わけぎの代用野菜5選

では、もし近くのスーパーにわけぎが売っていなかった場合、どんな野菜を使えば代用品として活用できるのか？いくつか選んでみたので見ていきましょう。

ニラ

1つ目の代用品は「ニラ」です。ニラの青い部分は、かなりわけぎと似ています。ただ、ニラとは香りの種類が異なるので、多少違った料理になってしまうでしょう。チヂミなどに使うと相性はかなりいいです。

あさつき

2つ目の代用品は「あさつき」です。あさつきも見た目はわけぎに似ていますが、若干色が薄い特徴があります。ネギよりもさらに色が薄いので、見た目で若干の違いはあるでしょう。また、わけぎには甘みがあるのに対して、あさつきは辛味が強いですなので、薬味などにはあさつきは合いやすそうですが、おひたしなどには向きません。

代用にする調理法を考える必要があるでしょう。

ねぎ

3つ目は「ネギ」です。ネギと言えば群馬県の下仁田ネギや、埼玉県の深谷ネギなどが有名です。確かに味はわけぎと似ているためかなり代用は利きます。しかし、太さや大きさがかなり異なるので、カットするサイズを工夫して使う必要があります。甘みもあるので、ネギでも十分に美味しく頂けるはずです。

万能ねぎ

4つ目の代用品は「万能ねぎ」です。万能ねぎはかなりわけぎに似ているため、ほぼ同じ調理法を行って問題ないでしょう。ただ、わけぎと比べると、甘みがあまりないのが特徴。そのため、おひたしのような調理をするのではなく、薬味として補助的な使い方をした方が、美味しくいただけるでしょう。

ネギ特有の香りも考えて調理しましょう。