わけぎは生食できる?毒性はない?どこまで食べられる?ねぎとの違い |

小ねぎやあさつきと言った薬味ネギはとても種類が多いです。どれもよく似ていて、正直区別がつかないという方も多いですよね。

今回はネギ類の中でも「わけぎ」に着目して紹介していきます。わけぎは小ねぎととても良く似ていて、使い方自体もほとんど同じ用途という方も多いですよね。一緒に並んでいれば安い方を買う、という方がほとんどです。

そこで今回は、わけぎとはどのような野菜なのか？栄養素や効能、保存方法などわけぎを調べつくしていきます。今回のテーマは以下になります。

わけぎとはどんな野菜？
わけぎに含まれる栄養成分･効果
わけぎは生食できる？
わけぎはねぎでも代用できる？
わけぎの保存方法･日持ち

これらのテーマで紹介していきます。

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1 わけぎとはどんな野菜？
2 わけぎに含まれる栄養成分･効果
- 2.1 栄養素
- 2.2 効能
3 わけぎは生食できる？
- 3.1 毒性はない？
4 わけぎはねぎでも代用できる？
5 わけぎの保存方法･日持ち
- 5.1 冷凍できる？
- 5.2 日持ち
6 まとめ

わけぎとはどんな野菜？

そもそもわけぎとはどのような特徴があるのでしょうか？その他よく似た薬味系ねぎとどのような違いがあるのか紹介していきます。

特徴

わけぎの一番の特徴は「球根」です。根っこ付近がぷっくりと膨らんでいることが、わけぎ見分けるポイントと言えるでしょう。実はわけぎは葱と玉ねぎの雑種で、玉ねぎと同じく球根で育ちます。

そのため根っこ部分がぷっくりとしています。食味自体はその他ネギ類特有の癖が少なく、甘味があるという特徴がありますよ。

どこまで食べられる？

わけぎはその他のネギ同様、根っこのひげ部分を取り除けば全て食べることができますよ。根っこ部分も綺麗に洗浄し、泥などを取り除けば食べることができますよ。

球根部分を捨てているという方もいるようですが、球根部分は一番甘味が強く美味しいところですから、薬味や炒め物などで積極的に召し上がりましょう。

ねぎ･小ネギとの違い

わけぎは小ねぎや長ネギと使い方も似ています。細かく切って薬味に使う点ではほぼ同じ用途です。しかし実は根本的な部分で大きく違う点があります。

大きな違いとしては、「わけぎは球根で育ち」、「ねぎ・小ねぎは種から育つ」という点が大きく違います。球根から育つわけぎは、根っこがぷっくりと膨れているという大きな特徴を持っています。

玉ねぎは甘味が強いことは良く知られていますが、わけぎも球根から育つことから甘味が強いという特徴を持っていますよ。

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わけぎに含まれる栄養成分･効果

わけぎに含まれる成分や効能について紹介していきます。野菜は癖の強いものほど栄養価が高い証拠です。わけぎやその他のネギ類も独特の特徴を持っていますから、栄養価などは期待ができますよ。

栄養素

わけぎに特に多く含まれる成分は、βカロテンとビタミンCです。βカロテンというとニンジンなどの赤い野菜を想像しますが、わけぎにも含まれているのは意外ですね。

βカロテンは100ℊあたり２７００㎍、ビタミンCは１００ℊあたり３７mℊ含まれています。βカロテンはその他ネギ類と比較してもトップの含有量、ビタミンCは柑橘類と同程度の含有量を誇ります。

効能

わけぎにはβ―カロテンやビタミンCといった、豊富なビタミン類が含まれています。期待できる主な効能は以下になります。

疲労回復や胃腸の保護
免疫力をアップさせて風邪予防
ストレスの緩和
強い抗酸化作用と生活習慣病予防

この他にも多くの効能が期待できます。できれば毎日の食卓に少しずつ登場させたい食材です。

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わけぎは生食できる？

わけぎは生食することももちろん可能です。ですが加熱すると甘味が増すことから、軽く茹でて酢味噌と合わせる「ネギぬた」がおススメです。この他にも炒め物など、サッと加熱できる料理がおススメですよ。

わけぎは保存方法によって赤紫色になって来ることも良くあります。一見、毒があるのでは？と思う方もいますよね。食べても大丈夫なのか、どういった理由からなのか紹介してきます。

毒性はない？

結論から言いますと、毒性はありません。わけぎが紫色に変色する理由は、白色部分が光に当たったことが原因で、根っこ部分に含まれるデンプンが変化したからです。

もともと土の中に埋まっていた部分ですから、日光にあたることがない部分です。そのため、太陽の光や蛍光灯などの光をあたることで含まれる成分に変化が出ます。問題なく食べることができますよ。

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わけぎはねぎでも代用できる？

香りや食感という面ではもちろん長ネギなどでも代用可能です。ただし加熱調理してみると、わけぎとネギは大きく雰囲気が変わります。

わけぎは辛みが少なく甘味が強いですから、調理方法によっては代用がきかないという方もいるかもしれませんね。しかしこだわりの部分ですから、気にしないという方はどちらを使っても大丈夫ですよ。