最近動脈硬化などが気になる年齢になってきたのでお酢をお湯で割って飲むようになりましたが、飲みたいタイミングで適当に飲んでいるので効果が出ているのかはいまいちわかりませんでした。
そこで今回は…
- お酢を飲むタイミングで効果的なのは?
- お酢を効果的に摂取する方法
- お酢の栄養素・効能
お酢を飲むタイミングについて上記三点を中心に話を進めて行きたいと思います。
最後までお付き合いいただけますと幸いです。
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目次
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お酢を飲むタイミングで効果的なのは?
お酢はいつ飲むのが効果的なんでしょうか?
効果を得やすいタイミングは?
お酢はむやみにたくさん飲めば良いというのもではありません。適量を守っていれば、飲むタイミングも基本自由です。
しかしお酢の効果を最大限に引き出すには、昼食・夕食の食中から食後をおすすめします。食事の最中から食後にかけては消化がよくなるので、お酢の成分を吸収しやすくなるためです。
朝にお酢を飲むメリット
お酢を摂ると代謝があがるので、朝にお酢を飲むと目覚めが良く1日を健やかに過ごせるでしょう。
夜にお酢を飲むメリット
夜にお酢を飲むと睡眠中に体がしっかり休まり、疲労回復に役立ちます。
また胃腸の消化作用を助けるお酢は、身体の機能が少しの間休憩している就寝前に飲むのも良いタイミングとなります。就寝前にお酢を飲むことで、胃腸の回復を促進させることが可能となります。
注意点としてお酢は酸性のため就寝前の飲んでそのまま寝てしまうと結果歯を溶かしてしまう難点があります。お酢を飲んだ後には歯磨きをするかお茶や水で中和させてから就寝するようにしてください。
ダイエット中の人は食事中・食後にお酢を飲む方がメリットはある
お酢に含まれている成分には、胃を刺激して食欲を増進させる働きがあります。そのため、ダイエット目的としてお酢を利用している方であれば食前に飲むのは食欲増進を促すことになりますので逆効果になってしまいます。
ダイエットをしている方は食前に飲むのではなく、食事中または食後に飲むのが良いでしょう。お酢はお腹のリズムを整えてくれるので、食事中・食後に飲むことでお通じが整えられ結果整腸作用によりダイエットにも繋がります。
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お酢を効果的に摂取する方法
お酢を飲む上で効果的な摂取方法と注意点はないのでしょうか?
効果を得られる摂取量とは?
いずれも効果を得るためには1日あたり15mL(大さじ1杯)程度のお酢を継続して摂取する必要があります。
空腹時は控える
お酢を飲むことで空腹感を抑えることができますが、空腹時に飲むのは控えましょう!
お酢は強い酸性なので、空腹時に飲んでしまうと胃腸などの内臓を荒らしてしまいます。また胃が荒れたりするだけでなく、食欲が増進されて食べ過ぎてしまい、結果太ってしまう上に胃荒れが酷くなってしまい逆効果です。このような観点から空腹時にお酢を飲むのは控えておいた方が良いでしょう。
醸造酢は5~10倍に薄めよう
日本人あらば一度はお酢でむせたことがあるのではないでしょうか。お酢は強い酸性の液体であるため、そのまま飲むと誤嚥や胃や喉を痛めるおそれがあります。
お酢を飲み物として飲む場合は水やお湯、ソーダ、牛乳など飲み物で割って薄めてから飲むようにしてください。どうしても酸味が気になる場合は、少量のはちみつを加えると飲みやすくなります。
糖質の摂り過ぎに注意
スーパーには調理に使う食物酢から黒酢、最近流行の果汁やはちみつなどをブレンドして飲みやすくした「お酢ドリンク」や「ビネガードリンク 」などたくさんの商品が販売されています。しかし、糖尿病の方や血糖値が高めの方には一点注意していただきたい点があり、「お酢ドリンクは多くの商品に糖質が添加されている」ということです。
原材料名の欄に「果汁」「果糖ぶどう糖液糖」「砂糖」「はちみつ」の文字があった場合その商品にはあらかじめ「血糖値を上昇させる栄養素である糖質が入っている」ことになります。糖尿病の方、血糖値が高めの方は糖質添加酢ドリンクを飲むことにより自然と血糖値が上がってしまいますので糖質が添加されたお酢ドリンクはできるだけ控えていただいたほうが良いでしょう。
糖質が気になるけど身体のためにお酢を飲みたいという方は0kcal(食品表示基準に基づき100mLあたりのエネルギー量が5kcal未満であれば0kcalと表記できます)タイプもありますので、そちらに切り替えても良いのではと思います。
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お酢の栄養素・効能
お酢の効能とはどんなものがあるのでしょうか
お酢が持つ健康効果
日本人にとってお寿司などの食文化もあり、お酢は昔からなじみの深い調味料のひとつです。一般にお酢と呼ばれているものは、糖質を含む食材を原料として、それをアルコール発酵させた後、酢酸発酵させた液体調味料を指します。主成分は酢酸です。
お酢の主成分である酢酸には以下5つの健康効果があることが報告されています。お酢の効能を理解して効果的に且つ健康的に過ごしていけたら良いですね。
- 疲労回復効果
- 内臓脂肪の減少を助ける
- 高めの血圧を下げる
- 食後の血糖値の上昇を緩やかにする
- 空腹感が満たさられる
疲労回復効果
酢に含まれる有機酸は、糖分やビタミンB1を一緒に摂取することで効果的に疲労回復を促進することができます。 またお酢には疲労回復効果の他に、血行促進や殺菌効果、免疫力アップ、そして乳酸の蓄積を予防してくれる効果もあります。夜にお酢を摂取したら良い理由に繋がるわけです。
内臓脂肪の減少
お酢に含まれるアミノ酸が脂肪燃焼をサポートし、内臓脂肪を減少させるという研究結果が出ています。ダイエット効果を高めるなら、運動を開始する30分前にお酢を飲む、食事中又は食後にお酢を飲むのがおすすめです。
高めの血圧を下げる
昔から血圧が高めの人はお酢を飲むと良いと漠然言われていましたが、近年はお酢が血圧を下げる理由にお酢の主成分の「酢酸」にあると研究結果で立証されるようになりました。
酢酸には血管を広げるアデノシンに働きかける作用があり、血圧の上昇を抑えてくれます。他にもお酢にはミネラルやビタミンなども含まれており、これらの成分も相互的に降圧効果に作用しています。
また、酸味の利いたお酢は味付けのアクセントとなり、料理の際に塩の使用量を減らす効果が期待できます。塩分の摂りすぎは、血圧を上昇させてしまいますのでお酢を調味に加えることで味の物足りなさを感じることなく減塩できるのです。減塩できた結果血圧が下がるという効果に繋がります。
血糖値の上昇を緩やかにする
人間の体には欠かせないエネルギー源であるパンやご飯などの糖質は、吸収されやすいように体内でいくつかの過程を得てブドウ糖に分解されます。
pHが2.5~3.5のお酢は酸性で、その酸のために、唾液のα-アミラーゼの働きが弱くなります。 α-アミラーゼの働きが弱まると糖質の消化が遅れるので、結果として、血糖値の上昇がおだやかになります。
酢酸には、食物を胃から小腸に送り出す時間を遅くする働きもあるため、消化が遅くなって結果GI(食後血糖値の上昇を示す指標、グライセミック・インデックス(Glycemic Index)の略)を下げるともいわれています。
空腹感が満たさられる
お酢に含まれる酢酸には、上記でも述べた通り血糖値を緩やかにして(下げて)糖質の吸収を抑えてくれるため満腹感を高める効果があることが分かっています。結果間食やお菓子などの糖分を欲しなくなったり、食べ過ぎを防ぐことに繋がります。
まとめ
この記事をまとめると
- 食事の最中から食後にかけては消化がよくなり、お酢の成分を吸収しやすくなるためお酢の効果を最大限に引き出すには、朝食か昼食の食中から食後に飲むのをおすすめします
- お酢は朝に飲むと代謝が上がり良い目覚めに、夜に飲むと胃腸の回復を促進させたり、体がしっかり休まるので疲労回復に繋がります
- 夜にお酢を飲む注意点は、お酢は酸性のため飲んでそのまま就寝すると歯を溶かしてしまうかもしれませんので就寝前に歯磨きをするかお茶や水で中和させてから就寝してください
- お酢に含まれている成分には、胃を刺激して食欲を増進させる働きがあるためダイエット中の人が食前にお酢を飲むのはデメリットでしかありません
- お酢はお腹のリズムを整えてくれるので、食事中・食後に飲むことでお通じが整えられ結果整腸作用によりダイエットにも繋がります
- 効果を得るためには1日あたり15mL(大さじ1杯)程度のお酢を継続して摂取する必要があります
- 胃荒れの原因になるため空腹時にお酢を飲むのはやめましょう
- お酢は強い酸性の液体なので、そのまま飲むと誤嚥や胃や喉を痛めるおそれがあるため水やお湯、ソーダ、牛乳など飲み物で割って薄めてから飲みましょう
- 「お酢ドリンクは多くの商品に糖質が添加されている」ことが多く、糖尿病の方や血糖値が高めの方には摂取の際注意が必要です
- 酢に含まれる有機酸は、糖分やビタミンB1を一緒に摂取することで効果的に疲労回復を促進することができます
- お酢に含まれるアミノ酸が脂肪燃焼をサポートし、内臓脂肪を減少させる効果があるとされています
- 酢酸には血管を広げるアデノシンに働きかける作用があり血圧の上昇を抑えてくれる上にミネラルやビタミンなどの成分も相互的に降圧効果に作用しています
- お酢は酸性のために、唾液のα-アミラーゼの働きが弱くなり、α-アミラーゼの働きが弱まると糖質の消化が遅れるので、結果として、血糖値の上昇がおだやかになります
- お酢に含まれる酢酸には、血糖値を緩やかにして(下げて)糖質の吸収を抑えてくれるため満腹感を高める効果があります
これから食事のタイミングを迎えます方は是非食事の飲料にお酢ドリンクを飲んではいかがでしょうか?
最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。
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