夏の時期に出回り始める「瓜」は、冬瓜をはじめいろいろな種類があります。冬瓜は「冬」という字が入っていますが夏の野菜で、収穫してから常温で冬まで日持ちするということから名付けられました。
そんな日持ちの良い瓜もありますが、品種によっては通常の野菜と同じように傷んでしまうものもあります。みなさんは経験がありますでしょうか?
今回は、傷んだ瓜の状態と見分け方についてご紹介したいと思います。使いかけの瓜がある方は要チェックです!
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うりが傷むとどうなる?
瓜が傷むとどうなるのでしょうか?瓜は90%が水分でできているので、傷みやすそうなイメージがありますよね。
傷んだ瓜は大きく分けて4パターンの状態があります。それぞれ見てみましょう。
空洞ができる
瓜は傷みがすすむと中心部がスカスカになって空洞ができる性質があります。正常な瓜の中心部は種がぎっしりとあり、隙間なく身が詰まっていますが、傷むことにより徐々に空洞ができてくるのです。
切ってみないと中が見えないので、買う時に既に傷んでいたらわからない!と思うかもしれませんが、購入時に空洞になっていないかどうか見極めるポイントがあります。
それは「軽いか重いか」、持ってみてその重さを確認することでなんとなくわかります。瓜はどっしりとした野菜で、品種にもよりますが大きなものは10kgを超えるものもあります。
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そのほとんどは水分の重さですが、中心部が空洞になることで瓜が次第に軽くなっていくのです。と、いうことで中の傷みが進んでいるかどうか確認するには「重さをチェックする」ことでわかります。
普段瓜の重さを比べたことがない方はよくわからないかもしれません。そんな時は叩いてみるのも方法の一つです。中が空洞になった瓜は高い音、中までしっかり詰まっているものは低い音が出ます。
持ってみても重さがよくわからない時は、この方法も併せて試してみてください。
変色する
2つめのの変化として、瓜は傷むと変色することがあります。熟すと黄色に変わる瓜ですが、傷んだ場合の色は異なります。それも3種類の色に分かれるのです。
色が変わっていたらその部分はカットして捨て、まだ綺麗な状態の箇所があればそこは食べても大丈夫です。
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悪臭がする
3つめの状態は悪臭を放っている状態です。瓜に限らず変な匂いがしたらそれはもうNGですよね。腐敗が進んでいる証拠ですので絶対に食べないようにしましょう。
また、悪臭がする時に瓜から水が出ていることもあります。もともと水分が豊富な瓜ですが、腐ることで溶けてしまうのでびちゃびちゃになっている場合があります。
瓜の旬の時期である夏場は特に生ゴミが匂いますので、しっかりビニール袋に入れて捨てるようにしましょう。
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水分がぬける
4つめは水分が抜けている状態です。腐ると水が出るこがありますが、逆に水分が蒸発してしまいスカスカ萎びることもあります。
瓜の特徴である豊富な水分が抜けてしまうと匂いや変色がなくても美味しくありません。あまりにも長い期間放置してしまった時などに出る症状ですので、購入したらなるべく早く使い切るようにしましょう。
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まとめ
傷んだ瓜の見分け方と状態についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?瓜は皮が硬く、切らずにそのまま置いておけば長持ちする品種もあります。
使いかけの瓜がとても傷みやすいので、次の調理待ちの瓜がある時には様子を見るようにしましょう。もちろん早く使い切ることが一番◎ですので、いろいろな料理にアレンジして新鮮なうちに消費するようにしてみてくださいね。
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