車や船など、乗り物で気持ち悪くなってしまう「乗り物酔い」。全く気持ち悪くならない人もいれば、酔ってしまう人もいて人それぞれです。
乗り物酔いの薬も販売されていますが、酸っぱいものを食べると少しマシになることもあります。「梅干し」がその一つで、酔い止め代わりになるという話があります。これって本当なのでしょうか?今回は、
- 梅干しが乗り物酔いに効くのか
- 乗り物酔いに良い成分「ピクリン酸」
- 「ピクリン酸」の効果効能
この3つのテーマに沿ってご紹介いたします。
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梅干しは酔い止めになる?
「梅」を使った酸っぱいお菓子は色々ありますが、これらは「乗り物酔い」に効果を発揮するのでしょうか?
私は子供の頃、車で出かけると必ず酔ってしまっていました。吐いてしまうこともあり、酔い止めは必須でした。そんな中、酸っぱいお菓子を食べると状態が少し良くなったことを覚えています。
梅関連のお菓子や、梅干しそのものに含まれている成分に何か特徴があるのでしょうか?
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ピクリン酸が乗り物酔いにいい
梅に含まれている成分の一つに、「ピクリン酸」というものがあります。梅の酸っぱい味の元となっているのが「クエン酸」なのですが、クエン酸の中にピクリン酸が含まれています。このピクリン酸が、乗り物酔いに効果を発揮することがわかっているのです!
ピクリン酸には、
- 肝臓機能の活性化を促す効果
- 毒を排出する効果
- 乗り物酔いで乱れた平衡感覚を戻す効果
これらの効果があると言われています。そのため、梅関連のお菓子や梅干しを食べることで、乗り物酔いが解消される傾向にあるのです。
ちなみに、ピクリン酸は肝機能を活性化する働きがあるため、乗り物酔いだけではなく「二日酔い」にも効果があると言われています。二日酔いで起きた朝には、梅干しを使った食事をとると効果的なのです◎
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ピクリン酸の効能とは
ピクリン酸についてご紹介しましたが、再度その効果効能について見てみましょう。
①肝臓機能の活性化を促す
1つ目は「肝臓機能の活性化を促す効果」です。乗り物酔いや二日酔いで気持ち悪い時は、肝臓機能が低下している状態です。
乗り物酔いをしている時は肝機能が低下しているのですが、ピクリン酸には肝臓機能を元気にする働きがあるので、症状が軽減するのです。
②崩れた平衡感覚を取り戻す
2つ目は「崩れた平衡感覚を取り戻す効果」です。車や船で酔ってしまった時は、ふらふらして平衡感覚を失いますよね。そこで働きかけてくれるのがピクリン酸です。
ピクリン酸には崩れた平衡感覚を元に戻す働きがあるので、ピクリン酸が含まれている梅干しを食べると効果的なのです。
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まとめ
「梅干しは乗り物酔いに効果があるの?」という疑問テーマに沿ってご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?答えは「YES」で、梅干しは効果があることがわかりましたね。
この記事をまとめると
- 梅に含まれている「ピクリン酸」が乗り物酔いに効果的である
- ピクリン酸には「肝臓機能を活性化する働き」「平衡感覚を取り戻す働き」がある
車で長時間お出かけする際、酔ってしまうのが心配な方は是非梅干しや梅を使ったお菓子を携帯するようにしてみてください。乗り物酔いのお守りとして効果を発揮してくれますよ。
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