梅や梅干しを食べ過ぎると下痢になる?一日の適量はどれくらい?

白いご飯やおにぎりに欠かせない「梅干し」は、殺菌効果もあるので重宝するアイテムですよね。お弁当に入れることで傷みを予防する効果もあるので、夏場は特に活躍します。

そんな梅干しですが、食べ過ぎると下痢をしたりお腹が痛くなることをご存知でしょうか?今回は、

  • 梅干しを食べ過ぎた時の症状
  • 梅干しの1日の適量

この2つのテーマに沿ってご紹介いたします。「1日の適量」では、大人・子供・妊婦さんの3パターンに分けてご紹介しますので、是非最後までチェックしてみてくださいね。

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梅や梅干しを食べ過ぎるとどうなる?

梅干しは後を引く酸っぱさを持つ食べ物ですが、食べ過ぎてしまうとどんな症状が起こるのでしょうか?梅干しに限らず、梅を食べ過ぎた時の症状を3つ見てみましょう!

腹痛や下痢

1つ目は「腹痛や下痢」で消化器系にトラブルが起こる可能性があります。これは梅に含まれている 「カテキン」と「クエン酸 という成分によるものです。

  • カテキン

    …マウスでの実験なのですが、カテキンをマウスに与えたところ下痢を起こすという結果がでました。これがそのまま人に当てはまるかはハッキリしていないのですが、カテキンが下痢と関連することがわかっています。

 

  • クエン酸

    …クエン酸は胃の酸性度を上げて消化を助ける働きがあるのですが、 過剰摂取すると腸まで届くと、アルカリ性に変える酵素が追いつかず消化不良を起こしてしまう のです。

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むくみがでる

2つ目は「むくみが出る」ことです。梅干しには塩分が豊富に含まれていますが、体内の塩分量が増えるとむくんでしまいます。そのため、むくまないためには減塩の食事に気をつける必要があります。

むくみが出るところは様々で、手指がむくんで指輪が食い込んだり、顔がむくんだり、足がむくんで靴が履きにくくなります。また、塩分を摂りすぎるとむくみだけではなく、高血圧や心筋梗塞・脳梗塞・肝臓病にかかるリスクが上がってしまいます。

塩分の過剰摂取

3つ目は「塩分の過剰摂取」です。先ほどご紹介した内容と少し重複しますが、梅干しを食べると塩分の過剰摂取になってしまいます。

梅や梅干しの一日の適量は?

では、梅や梅干しの1日の適量とはどのくらいなのでしょうか?「大人」「子供」「妊娠中」の3パターンに分けてご紹介します。

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大人の場合

 大人の場合は1〜2個が目安の量 となっています。日本人の1日の塩分摂取量の基準は、男性9.0g・女性7.5gと言われています。梅干し1粒の塩分量は2〜5gほどなので、多くて2粒が目安なのです。

子供の場合

 子供の場合は小さい粒で1個が目安の量 となっています。小さな子供であれば半粒でも良いかもしれません。子供は体が小さいので、塩分量を少なめにカウントする必要があります。

妊娠中の場合

 妊娠中の場合ですが、成人女性と同じ量なので1〜2粒が目安 となっています。しかし妊娠中はむくみやすいので、塩分の摂りすぎには注意が必要です。

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まとめ

梅干しや梅の食べ過ぎで下痢・腹痛は起こるの?」という疑問テーマに沿ってご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 梅干しを食べることで下痢や腹痛を起こすことがある
  • 梅干しの摂取量は年齢によって異なる

梅干しに含まれているクエン酸には、下痢や腹痛を起こす可能性があることがわかりました。塩分の摂りすぎでむくみの原因にもなりますので、1日の摂取量はあまり超えないようにしましょう。

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