昼ご飯や体調不良気味の時などに美味しく・素早く・お手軽にできる「うどん」「そば」は、好きな方も多いのではないでしょうか。
関西と関東では味つけや風味も異なることから、引っ越し・転勤・旅行などで食べた際に「驚いた!」といった経験をされた方もいらっしゃると思います。
- 「うどんつゆ」と「そばつゆ」の違いとは?
- 「うどんつゆ」と「そばつゆ」の作り方をそれぞれご紹介!
- 市販されているつゆのタイプを詳しく!アレンジ料理もご紹介!
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目次
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うどんつゆとそばつゆの違いって何?
そもそも関西と関東では、特に「うどん」文化が異なるため「うどんつゆ」のことも「うどんだし」と呼ばれています。
- 関西のうどん・・・うどんだしと呼び、飲むことが前提
- 関東のうどん・・・うどんつゆと呼び、飲まないことが前提
また「そば」の場合は関西・関東ともに、つゆを飲まないことが前提なため「そばつゆ」と呼ばれることが一般的です。
どう違う?
「うどんつゆ」と「そばつゆ」は大きくな違いがあります。
- 関西のうどんつゆは薄口醤油ベース、関東のうどんつゆは濃口醤油ベースが多い
- そばつゆは、そばの風味に負けないよう醤油が濃い味わい
- うどんつゆは昆布・椎茸などの風味、そばつゆは鰹節・サバなどの風味が多い
関西風と関東風などの商品によって若干異なることもあります。
どっちが人気?
どちらが人気であるかは一概には言えませんが、現在最も支持されているのは
どちらもご家庭にある調味料を足しながら調整することで「うどんつゆ」「うどんだし」「そばつゆ」にしてしまう事もできます。
それぞれ代用できる?
本来の味わいとは少し違った風味・味わいになりますが
- うどんつゆ→そばつゆ・・・醤油と、鰹節やサバ節などで取った出汁を足す
- そばつゆ→うどんつゆ・・・水で薄め、みりんなどの調味料で調整
されているようです。
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作り方は?
ここからは「うどんつゆ」「そばつゆ」が手元に無い!といった時に、ご自宅にある調味料で作る方法をご紹介します。更に、夏の季節に大人気の「そうめんつゆ」についてもお伝えしますよ!
うどんつゆ
うどんつゆは関西風と関東風があり、それぞれをご紹介します。
- うどんだし(関西風うどんつゆ)・・・水300cc、和風だし小さじ0.5、薄口醤油大さじ1、みりん大さじ1.5、塩ひとつまみ
- うどんつゆ(関東風)・・・水300cc、和風だし小さじ0.5、濃口醤油大さじ1.5、みりん大さじ1.5
そばつゆ
そばつゆも、ご自宅で作る事ができます。
- 水500mlを沸騰させ、鰹節10gを入れて弱火で2分程度煮出しする
- ボウルにザルを置き、1をこす
- こした出汁と濃口醤油45ml、みりん45ml、料理酒30mlを鍋で沸騰させて冷まし完成
ざるそばなどのつけ汁にはこのままで、温そばなどのかけ汁にする際は薄めてくださいね。
そうめんつゆも代用できる?
そうめんつゆも、ご自宅で簡単に作ることができるので足りない時など大変便利ですよ。
- 水200ml、醤油大さじ2、みりん大さじ2、和風だし小さじ1を鍋で加熱する
- 煮立ったら、粗熱を取り冷蔵庫で冷やして完成
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市販のつゆのタイプとアレンジ方法
ここからは種類豊富に販売されている市販のつゆのタイプについて、詳しくご紹介していきます。また使い切れなかった「つゆ」を使用した、アレンジレシピも必見です!
濃縮タイプ
市販の
- 希釈の割り合いを変える事で、温かい麺のかけつゆ・冷や麺のつけつゆとして利用できる。
- 醤油のように調理にも使用しやすい。
- 塩分が高いため比較的、保存性が良い。
などの特徴があります。
ストレート
市販の
- 希釈の調整などが不要で、そのまま使用できるので便利。
- 塩分濃度が高くないため、保存性は濃縮タイプに比べて保存性には欠ける。
- 賞味期限の短いもの、季節限定での販売の場合もある。
などの特徴があります。
アレンジレシピ
市販のめんつゆを使用したアレンジレシピは、簡単に本格的な味付けが決まると人気が高まっていますよ。
- 炊き込みご飯
- 親子丼
- 筑前煮
など色んなレシピに活用できるので、是非お試しくださいね!
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まとめ
この記事をまとめると
- 関西のうどんはうどんだしと呼び飲むことが前提、関東のうどんはうどんつゆと呼び飲まないことが前提
- そばの場合は関西・関東ともに、つゆを飲まないことが前提なため「そばつゆ」と呼ばれることが一般的
- 関西のうどんつゆは薄口醤油ベース、関東のうどんつゆは濃口醤油ベースが多い
- そばつゆは、そばの風味に負けないよう醤油が濃い味わい
- うどんつゆは昆布・椎茸などの風味、そばつゆは鰹節・サバなどの風味が多い
- うどんつゆ・うどんだし・そばつゆ・そうめんつゆは、自宅にある調味量で作る事ができる
- 市販のめんつゆには濃縮タイプ・ストレートタイプがあり、それぞれに特徴があるので用途に合わせて使い分けると良い
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