チャーハンは常温で時間が経つと危ない？弁当だと食中毒になる？

食後にお腹いっぱいになってしまい、ついついフライパンのままチャーハンを放置してしまった、という経験はありませんか？チャーハンの常温保存は実は恐ろしい食中毒を引き起こしてしまうことがあります。

そこで今回は、

こちらについて紹介していきます。

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チャーハンは常温放置だと危ない？

そもそもチャーハンは、常温保存には向かない食品です。常温保存の時間が長過ぎてしまうと「セレウス菌」という菌が繁殖してしまうのです。まずはその目安の時間から、お弁当で持っていくための工夫までを紹介します。

常温はNG！

チャーハンを保存する場合は、低温保存(冷蔵庫)が基本です。常温での放置や保存はNG行為です。

また、冷蔵保存であったとしても三日以上経過している場合には、傷んでいる可能性が高くなりますので注意が必要です。

何時間はNG？

チャーハンの常温保存は室温が低い冬場でも6時間以内が目安になります。特に暑い夏場の常温保存は長時間でなかったとしても腐敗がすぐに進み、ほとんど持たないということも覚えておきましょう。

弁当はNG？

チャーハンを前日のうちに沢山作っておき、明日のお弁当に使いたい！という人も多いですよね。常温保存が危険なチャーハンですが、次の方法をきちんと行えば、お弁当に入れても問題はありません。

さらに、お弁当箱の中に自然解凍するタイプの冷凍食品や凍らせた小型のゼリーを一緒に詰めるのも効果的です。

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チャーハンの保存方法

常温保存が危険なチャーハンですが、正しい保存方法をしっかりと守れば日持ち期間を延ばすことができます。次は、基本の冷蔵保存から保存期間を延ばすための冷凍保存の方法を解説していきます。

冷蔵

チャーハンの基本の保存方法は冷蔵です。

ですが作りたての温かいままでは菌の繁殖を増やしてしまいますので、 必ず十分に冷ましてから冷蔵庫に入れる ようにしましょう。

その際は、密閉できるような保存用のタッパーがおすすめです。お皿のまま保存する場合は、空気が入らないようにしっかりとラップをかけておきましょう。

冷凍

チャーハンは比較的傷みやすく、菌が繁殖しやすい食品であるため、作り置きしておきたい場合は、冷凍庫で保存がおすすめです。

冷蔵保存であれば1〜2日程度ですが、冷凍すれば1ヶ月程度は日持ちさせることができますよ。

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チャーハンが腐るとどうなる？

出来るだけ沢山作り置きをしておきたいところですが、チャーハンは例え冷蔵庫で保存したとしても腐敗が止まる訳ではありません。目安期間を過ぎて食べる前には必ず腐っていないかを確認するようにしましょう。

見た目

チャーハンが傷んでいる、または腐っているかどうかは、見た目でも判断することができます。

冷蔵庫から取り出し、スプーンを刺した時に次のような状態であれば腐っていると考えられます。

• ねばねばまたはねっとりしている
• 糸を引いている
• 表面にカビが生えている
• 作った時よりも茶色っぽく変色している

匂い

チャーハンを長期間保存している場合は、入念な確認が必要です。既述のような見た目に変化がなかったとしても、食べる前に次は匂いを嗅いでをチェックしてみましょう。

次のような匂いがする場合は、腐っていると考えられます。

• 作り立て時にはなかった変な匂いがする
• 酸っぱい匂いがする
• 納豆のような匂いがする

味

時間が経ってしまっているチャーハンに、もし見た目や匂いに変化がなかったとしても、少しずつ食べて味を確認してみましょう。

次のような味がする場合は、腐っていると考えて速やかに食べるのをやめてください。

• 作り立て時にはなかった粘り気がある
• 納豆のような発酵した味がする
• 酸っぱい味がする
• 変な味がしてまずいと感じる

まとめ

「チャーハンは常温で時間が経つと危ない？弁当だと食中毒になる？」について紹介してきましたが、いかがでしたか？

セレウス菌だけでなく食中毒はお年寄りや小さな子どもなど、最悪の場合死に至るケースもある恐ろしい病気です。「少しぐらいなら・・・」と油断せずに、正しい方法できちんと保存し、おいしく安全に食べてくださいね。

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