皆さんは自家製の漬物を作ったことはありますか?自家製の漬物と言うとかなり手の込んだ漬物ではなくとも簡単に作れる浅漬けなどであれば作ったことがある人も多いのではないでしょうか。
しかし中にはかなり長い年月をかけてゆっくりと漬ける漬物にチャレンジしているご家庭もあると聞きます。
漬物をつけているとどうしても気になってしまうのがカビです。漬物のカビというのは取り除けば食べることができるとよく聞きますが本当でしょうか。
今回の記事では、
- 漬物のカビって食べられるの?
- 漬物の日持ちはどれくらい?
- カビの生えた漬物を食べるとどうなるの?
- 漬物が腐るとどうなるの?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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漬物は種類によって日持ちが全然違う
漬物は発酵食品で、保存食のイメージがあるかもしれませんが種類によっては数日しか日持ちがしないものもあります。もちろんお漬物の種類によっては1ヶ月や2ヶ月くらい平気で保存することができるものや、一年以上も腐らせずに保存することができるものもあります。
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浅漬けは注意
例えば賞味期限が短い漬物といえば「浅漬け」です。浅漬けは作成してから1~2日程度で、傷み始めてしまうので早めに消費しなければなりません。
たくあんも実は日持ちしない漬物
その他にもたくあんもそれほど日持ちしない漬物です。たくあんといえばとても長く保存することができるイメージがあるかもしれませんが、実際はそれほど日持ちしません。
例えば手作りしたたくあんの場合は、消費期限は一週間ほどです。添加物が入っている一般的に売られているたくあんの場合は一か月ぐらい持ちますが、想像よりもかなり短いですよね。
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カビが生えた漬物は危険?
漬物は食材を長期間にわたって保存する方法ですので、もちろんカビが生える場合があります。カビというのは人によってはアレルギーを引き起こしてしまう可能性もある物質ですので、食べない方が良いというのは周知の事実ですよね。
その他にも漬物には腐っているときに生じるサインがあります。以下のようなサインが出ている場合は腐敗が進んでいる証拠ですので絶対に食べないようにしてください。
- ツンと鼻をつく匂いがする
- あまりにもすっぱい味がする
- ネバネバしている
- ぬるぬるしている
- カビが生えている
- 色が茶色や黒に変色している
このような状態になっている漬物は、雑菌が繁殖しており腐敗が進んでいる証拠です。漬物は体に害のない菌を発酵させて作るものなのですが、やはり保存期間が長くなってしまえば体に害のある菌も繁殖してしまうので注意が必要です。
カビは取り除けば食べられるの?
カビの場合は表面に見えているものを取り除けば食べることができると考えている人も少なくありません。
しかしカビは表面に見えているだけがカビの本体ではなく、カビの根っこを食材の中に張り巡らせますので、表面のカビを取っただけでは全てのカビを取りきることはできないと言われています。
ですので、カビは取り除けば食べられるというのはあまり良くない知識です。基本的にはカビが生えている食べ物はそれ以上は食べてはいけません。
漬物の場合かなりの確率でカビが生えます。 カビが生えてしまった漬物はカビを取り除けば食べることができると教えている情報サイトもたくさんあるのですが、自家製で作った漬物の場合保存料などが入っておらず加熱殺菌もされていないため、安易に食べてしまうと食中毒を引き起こしてしまう可能性がありますのでお勧めできません。
加熱したからといってカビの毒がなくなるわけではありませんので、カビが生えてしまったものに関しては残念ですが破棄してしまった方が良いでしょう。
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腐った漬物をたべたら必ず体に悪いことが起きる?
腐ってしまったものを食べると食中毒によって身体に何かしらの悪い影響が出てしまうと思っている方も多いと思います。しかし腐ってしまった食べ物を少しだけ食べた程度であれば症状が出ないことがほとんどです。
食中毒を引き起こす細菌は量が少ないと、胃酸で殺菌されるので食中毒の症状が出ない場合があります。食べ物を腐っているなと感じた時に食べるのをやめれば、そこまで大量に食べることはないと思いますので、あまり心配し過ぎなくても良いかもしれません。
食中毒症状が出たときの対処法
腐ってしまったものを食べた時に生じる食中毒の症状は一般的に「嘔吐、下痢、腹痛、発熱」です。その中でも嘔吐や下痢を繰り返すイメージが強いですね。
腐る原因となった細菌を体の外に出すための反応ですので、このような状態になったら体内に入った菌が外に出てくれるのを待つしかありません。その状態の時におこなう方がいい応急処置について解説していきます。
水分補給
下痢や嘔吐、発熱などによって体内から水分がかなり失われてしまいます。吐き気や嘔吐の症状がひどい時は水分補給をするのも苦痛になってしまう可能性がありますが、落ち着いているタイミングでこまめに水分補給をすることを意識してください。
この時に水分補給を行わないと脱水症状になってしまい、体中の臓器に症状が出てしまう可能性があるので注意しましょう。
吐きやすい体勢になる
吐き気が強い場合は我慢せずに入ってしまったほうが楽になるケースが多いです。横になる時は仰向けになるよりも横向きにしたほうが、吐いたものが喉に詰まらないようになりますのでおすすめです。あらかじめ吐いても良いように、エチケット袋などを用意してあげるのも良いでしょう。
落ち着いたら栄養をとる
食中毒によって身体に症状が出ている時は免疫力や体力が落ちています。症状が長引かないように、食中毒症状が治まってきたら少しずつ栄養を摂るようにしてください。
この時はおかゆやうどんなどの消化に良いもので栄養補給をするようにします。バナナやリンゴなどのフルーツも栄養価が高く食べやすいのでおすすめです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 漬物は長期間保存するためカビが生えやすい
- カビが生えてしまうと食中毒を引き起こしてしまう可能性があるので注意
- カビは表面だけでなく料理全体に根っこを生やして成長するので、取り除けば食べられるというのは間違い
- 腐った食べ物を食べてすぐに体調が悪くなるというケースは少ないが、食中毒のリスクが少ならからずあることは覚えておこう
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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