佃煮の冷凍保存方法|保存期間は?冷蔵は?長期保存はできる?使い方は

魚介類や海草類・野菜や小魚などをお砂糖や醤油・味噌などで甘辛く煮つめて作る佃煮は、ご飯のお供として人気ですよね!今回は、

  • 佃煮の名前の由来は?
  • 佃煮を冷凍保存することはできるの?
  • 佃煮の解凍方法は?
についてご紹介させていただきます。「佃煮が大好きでよく食べる!」という方や、「佃煮の保存方法が知りたい…。」という方は、ぜひこちらの記事を読んで参考にしてみてください。

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佃煮の特徴

佃煮を食べたことがあるという方は多いかとかと思いますが、「佃煮」という名前の由来をみなさんはご存知ですか?実は「佃煮」という名前は現在の東京都の「佃島」という地名に由来しています。佃島住む漁民達が保存が利くように小魚を煮込んだ小魚煮を作っていたことから、その地名にちなんで「佃煮」として売り出されたのがが始まりと言われています。ではそんな「佃煮」の特徴について以下に詳しく記載させていただきます。

佃煮とは?種類は?

佃煮とは、小魚や貝類・海藻などの食材をと醤油や砂糖・みりんなどで味濃く煮つめた食品のことをいいます。そのためその種類は豊富で、なんと主な物なけでも100種類以上あるそうです。

カロリー・栄養素

その佃煮の種類にもよりますが、たとえばあさりの佃煮100gでは、カロリーは225kcalほどになります。佃煮の栄養素に関してもその種類にもよりますが、佃煮の代表的な食材とも言える海苔や昆布などの海草類の佃煮の場合ですと、ビタミン・ミネラル・カルシウムの他、女性が不足しがちな食物繊維や鉄分などの栄養素が豊富に含まれています。海藻類に含まれている水溶性食物繊維には、腸内にある不要物を排出する働きがあります。

日持ち・賞味期限

その佃煮の種類によっても異なりますが、大体1ヶ月~6ヶ月が一般的です。とはいえ保存方法や食材・作り方によってもちろん差はありますので、購入前には事前に賞味期限を確認しておくと良いでしょう。

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佃煮の冷凍・冷蔵方法

「佃煮」という食材についてがよくわかりましたね!それでは一体、佃煮はどのようにして保存するのが良いのでしょうか?以下に記載させていただきます。

瓶のまま冷凍できる?

佃煮は冷凍保存することもできますが、瓶のまま冷凍保存することはおすすめしません。

カチカチになる?

佃煮は冷凍してもカチカチには凍りません。長く冷凍することで風味が損なわれてしまうことがありますので、冷凍保存する場合にもなるべく早く食べるようにしましょう。

冷凍保存の手順

佃煮を冷凍保存する際は、先ほども申し上げた通り板のまままるこど冷凍保存するのではなく、一度に食べる分ずつ小分けにして密閉した容器や密閉した袋などに入れて保存するようにしましょう。

冷凍の保存期間

その佃煮の種類にもよりますが、冷凍保存でしたら比較的長い期間保存することができます。とはいえ冷凍であっても時間が経つと風味が落ちてしまいますので、なるべく早めに食べ切るようにしましょう。

冷蔵保存の方法は?

佃煮は基本的には、未開封の場合は常温保存で、開封済みの場合には冷蔵庫で保存となります。しかし、未開封の場合でも室温が高い場合や水分が多い場合には傷んでしまう可能性がございますので、なるべく高温多湿や直射日光を避けた涼しい場所で保管するようにしましょう。開封済みの佃煮を冷蔵庫で保存する場合には、保存期間を問わず早めに食べた方が良いです。少しずつ食べたいという場合には、カビが発生していないかどうか定期的に確認することが必要です。

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佃煮の解凍方法・使い方

佃煮は冷凍保存もできるということがわかりましたね!それではここからは「冷凍保存しておいた佃煮の解凍方法」や、「佃煮の使い方」についてご紹介させていただきます。

解凍方法

佃煮の解凍方法は、佃煮を食べる時間よりも前に冷凍庫から冷蔵庫に移しての冷蔵庫内での自然解凍がおすすめです。電子レンジなどで急速解凍してしまうと、煮詰めが甘い場合には水分が出てべちゃっとしてしまうことがあります。

白ごはんに

冷凍保存した佃煮は、炊き立てあつあつの白いごはんに乗せて食べるという場合には、半解凍ぐらいの状態でもご飯に乗せればほどよく溶けておいしく食べることができます。

佃煮が合う料理

佃煮というと、なんだかふりかけのような感じのごはんのお供のイメージがありますが、牛肉やごぼう・ショウガ、ピーマンなどで佃煮を作れば、おかずと言っても良いくらいのボリュームになります。作り置きしておいて、余ったら翌朝の食卓に出したりお弁当に入れたりなどもできるのでとっても便利ですよ♪

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まとめ

この記事をまとめると

  • 「佃煮」という名前は現在の東京都の「佃島」という地名に由来している。佃島住む漁民達が保存が利くように小魚を煮込んだ小魚煮を作っていたことから、その地名にちなんで「佃煮」として売り出されたのがが始まりと言われている。
  • 佃煮を冷凍保存することはできるが、佃煮は冷凍してもカチカチには凍らない。また、長く冷凍することで風味が損なわれてしまうことがあるので、冷凍保存した場合でもなるべく早く食べた方が良い。
  • 佃煮の解凍方法は、佃煮を食べる時間よりも前に冷凍庫から冷蔵庫に移しての冷蔵庫内での自然解凍がおすすめ。電子レンジなどで急速解凍してしまうと、煮詰めが甘い場合には水分が出てべちゃっとしてしまうことがある。