トレビスはなぜ苦い?苦味の原因や抑える方法・栄養素と効能を解説!

日本ではあまり馴染みがない『トレビス』という野菜。外見は紫キャベツに似ていてヨーロッパでは肉料理のつけ合わせにされることが多いそうです。日本でも秋・冬の旬野菜として最近では定着しつつありますよね！今回はそんなトレビスについてご紹介していきます！

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トレビスとは？

トレビスとはイタリアやフランスでは古くから愛されている野菜です。日本ではトレビスを見たことも食べたこともないという方も少なくないと思います。ではトレビスの特徴とはどんなものなのでしょうか。

キク科の野菜

見た目は紫キャベツに似ていますが、実はキク科キクニガナ属の地中海沿岸が原産地の野菜で、チコリの仲間でキャベツとは全く異なる野菜です。鮮やかな赤紫色の葉を持つことから「赤レタス」とも呼ばれているようですよ。

紫きゃべつとの見分け方は？

紫キャベツとの見分け方は、紫キャベツは葉も葉脈も全て紫色です。トレビスは、葉の色は赤紫でも葉脈は白いのです。多少の違いなので中々見分けるのは難しいですね…。

味は？

苦味が強いことが特徴です。見た目とは違いキャベツの香りはしません。葉も紫キャベツは一般のキャベツと同じような厚みがあり固いですが、トレビスはとても薄く柔らかいです。

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トレビスの栄養素と効能

トレビスにはカリウムが豊富に含まれています。100gに含まれる主な栄養素は以下の通りです。

引用：日本食品標準成分表2015年版（七訂）

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豊富なカリウム

カリウムとは人体に必要なミネラルの一種で、細胞内液の浸透圧を調節して一定に保つ働きがあります。また、神経の興奮性や筋肉の収縮に関わっており、体液のpHバランスを保つ役割も果たしています。ナトリウムを身体の外に出しやすくする作用があるため、塩分の摂り過ぎを調節するのに役立ちます。

目の疲れを軽減

鮮やかな紫色は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンの影響です。トレビスにはブルーベリー類に多く含まれるアントシアニンという成分が含まれており、目の疲れ軽減や抗酸化作用が期待できます。ブルーベリーって目に良いって聞きますよね！

血圧や血糖値を下げてくれる

血圧や血糖値が高い人に共通してみられるのがミネラル不足といわれています。ミネラルは野菜に含まれる栄養成分で、マンガン、クロム、リン、カリウム、亜鉛などインスリンの糖代謝作用を助けます。トレビスにはミネラルが多く含まれているので、血糖値が高い人にもおススメです。

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トレビスはなぜ苦い?

トレビスの苦味の正体はエスクレチンやラクチュシン、ラクチュコピクリンと呼ばれる成分です。この苦味がこってりとした料理の油を中和したり、肝臓での消化機能を高めて食欲を増進する働きをします。

レタスと同じ成分

実はレタスはトレビスと同じキク科です。見た目はキャベツに似ていますが、味や成分は同じキク科のレタスに近い野菜です。

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トレビスの苦味を抑える法方

『苦味』のある味が特徴のトレビスですが、その苦味が苦手という方も多いです。多少ですが、苦味を和らげる方法をご紹介します。

下ごしらえのポイント

レタスと同様、包丁で切ると細胞が押しつぶされ、鉄分と反応し苦みが強くなります。切り口も褐色に変わるため、手でちぎると苦みが強くならずに済みます。

おすすめレシピ

トレビスのチョップドサラダ

作り方はこちらです。

1. トレビス、グリーンリーフ、黄パプリカは1cm角に切る
2. クリームリーズは1cm角に切る。
3. ボールにドレッシングを適量入れ、トレビス、グリーンリーフ、黄パプリカ、クリームチーズ加えて混ぜる
4. 完成

引用：DELISH KITCHEN

トレビスは苦味がある野菜のため、サラダを作る上でのちょっとしたアクセントにおススメですよ！

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まとめ

いかがだったでしょうか。トレビスは栄養もあり、健康にとても良い野菜なんですね！最近では少しずつですが、日本のスーパーでも見かけるようになってきました。苦味が特徴であり、少し加えるだけでもいつもの料理がさらに美味しくなりそうですね！この機会に新しい野菜に挑戦してみるのも良いかもしれませんね！

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