“糖尿病はおならが臭い”と言われることがありますが、それは本当なのでしょうか?そもそも、おならが臭くなる原因や、病気との関係性について着目しました。今回は、
- 糖尿病はおならが臭い?
- おならが臭い原因は何?
- おならが臭くなる食べ物
こちらのテーマについて紹介いたします。
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糖尿病はおならが臭い?
おならが臭くなる原因には様々なものがありますが、“糖尿病はおならが臭い”というのも実は事実です。おならが臭うのは腸内環境が悪いことを示しているのですが、小腸や大腸など消化器系の病気以外にも、肝硬変・自己免疫疾患・肥満・糖尿病といった病気との関連が確認されています。
おならが臭いのはなぜ?
おならが臭い原因には食べ物が影響していることもありますが、そうでない場合は「腸内細菌の乱れ」であることが原因となっています。
腸内には随時100兆個の細菌がいると言われていますが、大きな種類に分けると「悪玉菌」「善玉菌」「どちらでもない菌」の3つがあります。
このうちの悪玉菌が増えることで腸内環境は悪化し、おならが臭くなる原因となります。善玉菌やどちらでもない菌は、増えても臭いに影響することはありません。悪玉菌の増殖は、
- 便秘
- 脂っぽい食事
- タンパク質の多い食事
- 睡眠不足
- 不規則な生活
このようなことによって引き起こされます。
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おならが臭くなる食べ物は?
では、おならが臭くなる食べ物にはどんなものがあるのでしょうか?食べ物によるおならの臭さは、翌日には現れます。おならが臭くなりやすい食べ物は、このようなものです。
- にんにく
- 玉ねぎ
- ネギ
- らっきょう
- 牛肉
にんにくやネギ・玉ねぎ・らっきょうを食べておならが臭くなる原因は、辛味成分である『アリシン』によるものです。
アリシンは腸内の悪玉菌だけではなく善玉菌まで殺してしまう作用があります。これによって腸内環境が悪くなり、臭いおならを始め腹痛や下痢などの症状を起こしてしまいます。
刺激の強い成分なので、食べ過ぎると胃の粘膜が弱ってしまう可能性も。胃がムカムカしたり吐き気がしたり、中には眠れなくなることもあります。
また、焼肉に行った翌日のトイレが臭い‥と感じたことはないでしょうか?お肉などの動物性食品にも、悪玉菌を増やす作用があります。そのため、お肉を沢山食べた日の便やおならが臭うのです。
食べ物でおならが臭くならないためには?
食べ物でおならが臭くならないためには、その食品を食べるのを避けるだけではなく「腸内環境を整えること」も対策になります。腸内の悪玉菌を抑えることで、匂いの発生を防ぐことができます。
腸内環境を整えるってどんな風に?と思いますよね。それは乳酸菌をヨーグルトなどから摂取するのが一番簡単な方法です。
また、2種類の食物繊維をバランスよく摂取することも腸内環境を整える方法です。2種類というのは不溶性食物繊維と酢妖精食物繊維のことで、様々な野菜から摂ることができます。
普段から野菜をたくさん食べてバランス良い食事を心がけることで腸内環境を良くすることができますよ。
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まとめ
この記事をまとめると
- 「糖尿病でおならが臭い」というのは、腸内環境と病気が関係しているため
- 腸内の悪玉菌が増えるとおならが臭くなる原因に
- 食べ物によってもおならは臭くなりやすい
- にんにく・ネギ類、お肉などの動物性食品は悪玉菌を増やす
糖尿病の方がみんなおならが臭いとうわけではありませんが、腸内環境は病気と関係しています。食べ物に心当たりがなく、慢性的におならが臭いかも‥?と思ったら、一度医療機関を受診してみるのも良いかもしれません。
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