とうもろこしの葉は食べられるの?新鮮なとうもろこしを見分けるポイントのひとつ!

何枚もの葉に覆われ、中に実がぎっしりと詰まったとうもろこしは、夏野菜として人気の食材です。そんなとうもろこしの葉も料理に使えることをご存知ですか?

私は夏になると無性に焼きとうもろこしが食べたくなります。香ばしい醤油の味ととうもろこしの甘みの組み合わせが大好きです。しかし葉も食べることができるとは驚きです。どう使うのでしょうか?

今回は、とうもろこしの葉の活用方法と、葉による新鮮なとうもろこしの見分け方についてご紹介します。

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とうもろこしの葉は食べても大丈夫?

とうもろこしの葉を食べるなんて信じられない!そう思いませんか?とうもろこしの葉は、直接をむしゃむしゃと食べるのではなく、煮ることで葉からエキスを抽出する方法でいただきます。

カリウムなど体に良いとされる成分が豊富に含まれるとうもろこしですが、芯や葉にも同じように栄養が詰まっています。

せっかくですので余すところなくその栄養を抽出したいものです。抽出方法についてご紹介させていただく前に、とうもろこしの葉による新鮮さの見極め方についてお話したいと思います。

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とうもろこしの葉は新鮮さを見分ける重要ポイント

普段スーパーなどでとうもろこしを買う際、どこをみて選んでいますか?できるだけ粒が大きくて瑞々しく、ふっくらとしているものを選びたいですよね。

しかし売られているとうもろこしは大概何枚もの葉に覆われています。その場で全部葉をむいて中を確認することは難しいものです。そんな時は、葉によって新鮮さを確認してください。

とうもろこしの葉でその鮮度がわかりますよ。これを覚えていればスーパーでもサッと良いものを選べるようになります。

新鮮で食べごろなものほど濃い緑色をしている

その見分け方のポイントは葉の「色」にあります新鮮で瑞々しく、食べごろなものほど葉の色が濃く、はっきりとした緑色をしています。

とうもろこしの葉には黄緑色のものや、ほとんど白に近いクリーム色のものなど個体によって様々です。そこで注目するのが緑色なのです。

とうもろこしは収穫後の時間が命で、鮮度低下のスピードが速い野菜です。夏場の室温では、数時間で味が落ちてしまうと言われています。

採れたてが一番美味しいですが、なかなかそうはいかないもの。できるだけ緑色の葉をしているものを選ぶようにしてみてください。葉をめくって実を覗かなくても、新鮮なものを見分けることができますよ。

葉自体も煎じるとうまみエキスが出る

葉には実と同じように良い栄養が入っているとお話しましたが、葉を煎じると旨味エキスが抽出されます

緑茶などのお茶が同じようなイメージなのですが、あれも煎じた葉っぱから出るエキスを飲んでいますよね。お茶の原理と同じで、とうもろこしの葉からも旨味が出ます。

実際にとうもろこしの葉をどのように活用すれば良いのかご紹介します。

とうもろこしの葉おすすめのレシピ

きっと今までとうもろこしの葉はスーパーでむいて持って帰ってくるか、家でむいてすぐに捨ててしまうかのどちらかだったのではないかと思います。

捨てずに2つの飲み方で、旨味エキスを抽出してとうもろこしの葉を活用してみませんか?オススメの飲み方について2つご紹介します。

お茶

引用:cookpad

まず1つ目は、とうもろこしの葉のお茶です。あまりメジャーではありませんが、とうもろこしは「コーン茶」という名前で飲まれ、ダイエット効果など体に良いものとされています。

鍋にとうもろこしの葉を入れ、浸る程度の水を注ぎます。弱火で20分ほどコトコト煎じれば、とうもろこしの葉の旨味が詰まったお茶の完成です。

少し味が薄いと感じるかもしれませんが、お茶の中には旨味がたっぷり抽出されています。とうもろこしのひげを一緒に入れて煮ても良いですよ。

「とうもろこしのひげ茶」というのも販売されているくらいなので、是非家庭でとうもろこしのお茶を作ってみてください。

スープ

引用:食べるエステ【美穀小町】

2つ目はスープです。こちらもお茶と同様、とうもろこしの葉やひげを鍋に入れて弱火で煎じます。実も一緒に入れても良いですね。

十分に旨味を出したら、塩胡椒で味を整えます。他の野菜やチキンを入れても美味しいです。普段のスープの出汁取り役として、とうもろこしの葉が活躍しますよ。

写真のスープは雑穀を入れたものです。とうもろこしの葉のエキスを吸った雑穀がお腹に優しく、腹持ちの良い一品です。

まとめ

とうもろこしの葉の活用方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?購入の際に葉の色で見分けるというのは、すぐにでも実践できる豆知識ですね。

とうもろこしを買ったらいざ葉も調理してみてください。旨味のある葉も捨てずに料理に使ってしまいましょう。

夏の季節、とうもろこしは旬を迎え、目にする機会も多いと思いますので、是非今回ご紹介した方法で試してみてくださいね。

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