料理に下処理は付き物ですが、みなさんは「とうもろこし」の下処理、どうしていますか?買う時には葉に包まれ、ひげが付いているかと思います。
私はこれまで、とうもろこしをスーパーでとうもろこしを買う時、家で葉を剥くのが面倒という理由で、その場で全て剥ききってから持ち帰っていました。その後、葉やひげにも活用法があると知り、そのまま持ち帰るようになりました。
今回は、とうもろこしの下処理や切り方についてご紹介します。
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目次
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とうもろこしの下処理
茹でたり蒸したり、とうもろこしの加熱方法にはいくつかありますが、みなさんはどんな方法で下処理していますか?調理に使う前の下処理について、3種類ピックアップしてみました。
新鮮なものは生のままで大丈夫
加熱してから食べている方がほどんどかと思いますが、新鮮なものであれば生でも食べることができるんです!
農家を訪ねるテレビ番組などで、収穫したてのとうもろこしをかじって「甘い!」と言っているシーンを見たことはありませんか?採れたてのとうもろこしはフレッシュで瑞々しく、甘みがとても強くて美味しいのです。
なかなか収穫直後のとうもろこしを手に入れることは難しいですが、新鮮なものであれば生でも食べられるということを覚えていてください。その水気と甘みにきっと驚くはずです。
茹でる
オーソドックスなとうもろこしの加熱方法、「茹で」です。大きくて鍋に入らない場合は2つか3つにカットして入れましょう。
一つ茹でることのデメリットとして、豊富に含まれている栄養素が流れ出てしまうということがあります。とうもろこしには腎臓系に効能のあるカリウムが豊富に含まれているのですが、茹でることにより水溶性であるカリウムやビタミンC、ビタミンB1・B2などが溶け出てしまいます。
もしも栄養素を閉じ込めたまま食べたいのであれば、蒸す方法で加熱してみてください。鍋を出したり蒸したりするのが大変という方には、とうもろこしを軽く水で濡らしてラップをかけ、電子レンジで加熱する方法もあります。
各家庭の電子レンジの種類にもよりますが、600Wで4〜5分加熱してください。鍋などの調理器具を使わずに加熱できるので手間も減り、時短にもなりますよ。
ひげの処理
引用:韓国ニャンズの夢
とうもろこしには必ずひげが付いていますね。捨てている方が大半を占めると思うのですが、実はこのひげにも栄養素が詰まっています。
「とうもろこしのひげ茶」と聞いたことはないでしょうか?お茶として商品化されるほど体に良い成分が含まれているので、手間でなければひげを使ってお茶やスープにアレンジしてみてください。
作り方はとても簡単で、鍋にひげと浸るくらいの水を入れて弱火にかけます。そのまま20〜30分コトコト煮込み、ひげから十分にエキスを抽出すれば完成です。
お茶の場合はそのまま、スープにする場合は塩胡椒で味を整えてください。これは本当に体に良い栄養素が含まれていますので、試してみる価値大ですよ!
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とうもろこしのおすすめの切り方
葉を取りひげを取り、実だけの状態になったとうもろこしの切り方について3種類ご紹介します。
3等分に切って芯と実の間に包丁を入れて切る
引用:たかシェフのおうちごはん。と白い犬。
1つめは、3等分に切って短い長さにし、粒を削ぐようにして包丁で一気に切る方法です。写真のように綺麗な断面に削ることができるこの切り方は、ポタージュなど形を崩して調理する際にオススメです。
芯に実の一部が少し残ってしまうのが残念ですが、芯も使ってとうもろこしの炊き込みごはんを作る時など、芯を活用する時には重宝します。芯にも栄養が入っており、芯を使った料理レシピもありますよ。
輪切り
引用:よろず屋ゆうちゃん
2つめは、輪切りです。野菜を切るときの定番の切り方ですね。お弁当に入れる時など、できるだけ小さくしたい時に重宝する切り方です。
芯が硬いのでいくつも切るのが大変ですが、均等な厚さで切りそろえられたとうもろこしにはちょっと愛着が湧きます。直接かじって食べる時にもオススメです。
ぶつ切り
引用:うさぎ色の暮らし
最後に、ぶつ切りです。BBQの時など、ざっくりと調理する時にオススメの切り方です。生の状態より茹でてからの方が芯が柔らかくなり切りやすくなりますが、このように外で調理する時は難しいので、家で茹でとカットを済ませて持っていけば現地での調理が楽になります。
まとめ
とうもろこしの下処理方法・切り方についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?どんな切り方でもそれぞれに良さがあるので、いろいろな切り方でとうもろこしを楽しんでみてください。
ひげの活用方法についてもお伝えしましたが、とうもろこしのひげや葉には栄養素がたくさん入っているので本来は捨てるのがもったいない食材です。夏の暑い時期を健康に乗り切るべく、ぜひ時間のある時にお試しください。
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