風味漬けやもっと辛味を出したい時に使われることの多い唐辛子。辛いものが好きな人も使うことが多い食材ですよね。そのなかでも、沖縄県の伝統的な野菜である島とうがらしをご存知ですか。
では、島とうがらしは生で食べられるのでしょうか。ここでは、
- 島とうがらしとはどんな野菜?
- 島とうがらしは生で食べられる?
- 島とうがらしの使い方
以上の内容について詳しくご説明していきます。島とうがらしを食べるけれど、生で食べられるのか知りたい方は、ぜひこの記事を最後まで読んでくださいね。
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目次
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島とうがらしとはどんな野菜?
木立唐辛子(キダチトウガラシ)に分類される島とうがらし。では、島とうがらしはどのような野菜でしょうか。味についても合わせてご紹介していきます。
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特徴
沖縄県の伝統野菜である島とうがらし。美味しい島とうがらしは、色鮮やかでハリがあるものを選ぶのがおすすめです。ですが、沖縄で採れた島とうがらしは生のまま島外へ持ち出すのはダメと言われています。
そのため、沖縄県以外から購入する時は、乾燥したものや加工したものになります。しかし、唐辛子の分類に入る島とうがらしですがどのような味がするのでしょうか。
どんな味?まずい?美味しい?
島とうがらしは、辛い食材です。熟してから収穫するので、辛味が強いですが熟していない状態のままでも使用可能です。ですが、辛味が強いだけでなく香りが良いので、後味がすっと通り抜けていきますよ。
普通の唐辛子との違い
では、島とうがらしと普通の唐辛子との違いはなんでしょうか。島とうがらしは、長さが3cmと小さいサイズではありますが、普通のとうがらしと比べて辛味が強いです。
そのため、辛い物好きの人は島とうがらしを料理の調味料として使用するのもおすすめです。(後ほど島とうがらしのおすすめの使い方についてご紹介していきますね)
旬の時期
島とうがらしの旬の時期は、8月〜10月ごろです。また、島とうがらしは旬の時期に何度も実がなるので継続的に収穫ができます。
収穫して終わるのではなくて、旬の時期に何度も楽しめるのは嬉しいですよね。では、調味料としても使用できる島とうがらしですが、生で食べられるのでしょうか。
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島とうがらしは生で食べられる?
結論から言うと島とうがらしは、生で食べられます。ですが、先ほどもご説明した通り激辛なので辛いのが苦手な人は気をつけてください。もちろん、生以外の使い方もあるので島とうがらしを使う時の参考にしてくださいね。
生の食べ方
島とうがらしを生で食べる時は、細かく刻んで料理の上にのせて食べましょう。特に相性抜群のおすすめの料理はお刺身です。
唐辛子とお刺身の組み合わせは、滅多にしないですよね。島とうがらしの辛味だけでなく、豊かな香りと魚の味わいが相性バッチリなので、ぜひ試してみて下さい。
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島唐辛子の使い方
島とうがらしは、生で使う以外にも幅広い使用方法があります。おすすめの使い方はこちらです。
- 泡盛漬け
- オリーブオイル漬け
- 酢漬け
- 調味料として
どの方法も簡単にできるので、ぜひ作ってみてくださいね。
泡盛漬け
一つ目の使い方は泡盛漬けです。島とうがらしの泡盛漬けは「コーレーグース」と呼ばれているものです。沖縄県の伝統料理と言われている島とうがらしの泡盛漬け。
作り方は簡単で、殺菌消毒をしたビンに島とうがらしと泡盛を入れて、1ヶ月ほど置いておけば完成です。沖縄そばや炒め物の調味料としても便利ですよ。
沖縄に伝わった最初が高麗草だったため、コーレーグースと呼ばれるようになりました。
オリーブオイル漬け
二つ目の使い方はオリーブオイル漬けです。作り方は泡盛漬けと同様に、オリーブオイルと塩・ニンニクと島とうがらしを入れて完成です。
ニンニクのアクセントと島とうがらしのアクセントが相性抜群なので、パスタなどに少しかけるだけでも普段と違う味が楽しめます。
酢漬け
三つ目の使い方は酢漬けです。泡盛漬けやオリーブオイル漬けと同様に、お酢と島とうがらしを入れるだけで出来上がります。お酢の酸味と島とうがらしの豊かな香りが相性が良く、サラダやパスタにかけるのもおすすめです。
調味料として
また、先ほど紹介した上記の3つは調味料としても活躍します。辛味成分が強いため、料理のアクセントにもなりますよ。また、そのまま調味料として使用する時は、乾燥させてから粉末状にすると一味唐辛子の代用品としても使えます。
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まとめ
島とうがらしは、生で食べられるので辛いもの好きな人にもおすすめの食材です。 今回の記事でご説明した内容をまとめますね。
この記事をまとめると
- 沖縄の伝統料理である島とうがらしは、辛味が強いが香りが良いので後味がスッと鼻を通り抜けていく野菜である
- 普通の唐辛子との違いは、サイズが3cmと小さいが辛味が非常に強い
- また、島とうがらしは生で食べられる食材で、細かく刻んで料理の上にのせると辛味だけでなく豊かな香りを楽しめる
- 生で食べる方法以外にも、泡盛漬けやオリーブオイル漬け・酢漬けが調味料としても使用できるためおすすめ
島とうがらしは、生で食べるだけでなく幅広い使い道があります。 料理のアクセントにもなるので、ぜひ使ってみてくださいね。
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