冬瓜は、その名前から、「冬の野菜」というイメージがありますが、実は夏の野菜です。ビタミンが豊富だったり、水分が豊富なことから、夏に食べると嬉しい効果が盛りだくさん!ですが、冬瓜を食べたことがないという方もおそらく多くいらっしゃいますよね。「冬瓜を食べてみようかな・・・?」なんていう気持ちにはなっても、いざ冬瓜を食べてみようと思っても、冬瓜の美味しい食べ方がわからないという方も多いのではないでしょうか?今回は、
- 冬瓜は腐るとどうなるの?
- 冬瓜が苦いと感じる原因は?苦い冬瓜は食べられるの?
- 冬瓜がなかなかとろとろにならない時にはどうしたら良いの?
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目次
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冬瓜は腐るとどうなる?
冬瓜の名前の由来は、夏に収穫しても冬まで保存がきくことからきています。そのため、夏の野菜であるにもかかわらず、「冬瓜」と呼ばれているわけですね。大根やにんじんなどに比べると、私たちにとってあまり馴染みのない野菜のようにも思えますが、実は冬瓜は日本でも古くからある野菜です。水分が豊富な野菜ですので、暑い地方では水分変わりに食べることが多いとも言われています。皮がぶ厚くてしっかりしているため、中のみずみずしさが長期間持続するのが冬瓜の特徴です。冬瓜は、気温差の少ない冷暗所で保存すれば、2〜3ヶ月保存が可能です。冬瓜は大きいものですと重さが10kgを超えるものもありますので、なかなか一度に使いきることは難しいかと思います。冬瓜を切って冷蔵庫で保存する場合には、冷暗所とは違い、2、3日しか保存することができません。
臭い匂いがする
冬瓜はウリ科の植物になりますので、ウリ科独特の青臭ささは元々あります。ですが、ツンと鼻につくような異臭を感じたら、それは冬瓜が腐っているのということですので、食べるのはやめましょう。
酸味がある
冬瓜はクセのない淡白な味が特徴ですが、調理した冬瓜を食べようとした時に、酸っぱい味がしたらそれはその冬瓜が腐っている証拠になります。勿体無いと思ってしまうかもしれませんが、食べることはやめましょう。
変色する
冬瓜の断面は、本来淡いクリーム色をしていますが。しかし、冬瓜が傷んでくると、ピンク色や透明・茶色に変色してしまいます。色みが変わってしまうというのは、とても分かりやすい特徴ですよね。また、冬瓜は、傷んでくるとピンク色だけではなく、黒色や茶色に変色してしまうこともあると言われています。
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腐りかけの冬瓜の見分け方
それではここからは、腐りかけの冬瓜の見分け方についてご紹介させて頂きますので、よろしければぜひ読んで参考にしてみてください。
黒い斑点は食べられる?
生の状態ですが、傷んでくると徐々にぶよぶよと柔らかく なってきます。そして、水気が出てびちゃびちゃになり、酷い場合には中に黒いカビ が生えてしまうこともあります。冬瓜がこのような状態になってしまったら食べない方が良いでしょう。
スカスカでも食べられる?
冬瓜の外側の見た目は一見大丈夫でも、いざ調理しようと思って冬瓜を切ってみたら 、中心部がスカスカでスポンジのようになっていたなんていう場合には、その冬瓜は傷んでしまっている可能性がありますので注意しましょう。
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少し渋い・苦い冬瓜は食べられる?
それでは一体、少し渋かったり苦かったりする冬瓜は食べることができるのでしょうか?以下に記載させて頂きます。
食中毒に注意
耐えられないぐらい苦い冬瓜の苦味は「ククルビタシン」という成分が原因です。ククルビタシンは、単に苦いというだけでなく毒性がありますので、食べるときには注意する必要があります。食べてから数時間すると、腹痛や頭痛、嘔吐の反応が出る確率が高いです。これはククルビタシンによる食中毒の症状の場合がありますので、実はとっても危険なんです。そのため冬瓜を食べてみて苦いと感じたら、すぐに食べるのを避けるのが無難でしょう。
ククルビタシンの解毒方法
ククルビタシンには危険な毒性法があることがわかりましたね。対処法としては、とにかく食べないことです。もしも苦い冬瓜を食べてしまって、腹痛や頭痛・嘔吐などの症状が出た場合には、病院に行って、冬瓜を食べたということを伝えましょう。
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冬瓜が硬い・とろとろにならない時の対処法
ここからは、冬瓜が硬くてなかなかとろとろにならない時の対処法についてご紹介させていただきますので、よろしければ読んで参考にしてみてください。
煮込み時間を延ばす
冬瓜が硬くてなかなかとろとろにならない場合には、まずは煮込み時間を延ばしてみましょう。
皮側の部分をもう少し切る
冬瓜の硬い皮側の部分をもう少し厚めに切ってみるのも良いでしょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- 冬瓜は腐ると、異臭がしたり酸っぱいような味がしたり、変色したりしてしまう。
- 冬瓜が苦い場合、それはククルビタシンという成分によるもの。このククルビタシンには毒性があるので、冬瓜が苦いと感じたら食べない方が良い。
- 冬瓜がなかなかとろとろにならない場合には、煮込み時間をもう少し増やしたり、硬い皮側の部分をもう少し厚めに切ってみると良い。