ダイエット中や糖質制限をしている人にとって、重宝されることの多いメニューの一つが豆腐ハンバーグ。
お肉の代わりに豆腐を使用することでカロリーや脂肪を低く抑えることが出来るのは大きな利点です。
この豆腐ハンバーグ、普通のハンバーグと比べるとどの位日持ちするのでしょうか?
- 豆腐ハンバーグの賞味期限について
- 冷凍しても美味しい?
- 適切な保存方法は?
今回は、こちらについて詳しく解説していきます。
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目次
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豆腐ハンバーグの賞味期限はどれくらい?
豆腐ハンバーグの賞味期限について解説する前に、原則として豆腐ハンバーグは焼いた後に保存するようにしましょう。
これは、焼く前のパティの段階で保存を行うと豆腐の中に含まれる水分が外に出てきてしまうためです。
常温
豆腐ハンバーグの常温での保存期間はおよそ半日です。
非常に短い時間しか保存が行えないため、原則として豆腐ハンバーグを常温で保存するのは避けましょう。
これは、常温は食中毒菌が活発に活動する温度帯であるためです。
一般的な食中毒菌は10℃以上で活動を開始し、20℃を超えると猛烈なスピードで増殖します。特に気温の上がりやすい春から夏にかけては、絶対に常温下に豆腐ハンバーグを放置することは止めましょう。
万が一食中毒になってしまうと、以下のような症状が発症します。
- 嘔吐
- 激しい腹痛
- 下痢
これらの症状が発生した場合は、自己判断はせずに病院を受診し医師の診断を仰ぐようにしましょう。
冷蔵
豆腐ハンバーグは、冷蔵保存が可能な食材です。冷蔵保存を行った場合は、2日〜3日程度であれば美味しく食べることが出来ます。
豆腐ハンバーグを冷蔵保存する際に注意したいのは、焼き上げた豆腐ハンバーグの粗熱を十分に取ることです。
加熱した豆腐ハンバーグの粗熱を取る理由は2つあります。
冷蔵庫の中で豆腐ハンバーグの中心温度が中途半端になることを避けるため
食中毒の発生しやすい食品の温度は、20℃〜50℃です。食品衛生管理の世界ではこの温度帯を「危険温度帯」と呼び、非常に注意を払っています。
この温度帯を可能な限り、素早く通過させて一気に冷やすことが食品による食中毒事故を防ぐ上で重要なポイントです。
そのため、冷蔵庫での冷却効率を上げるためにあらかじめ粗熱を取っておく必要があるのです。
冷蔵庫の内部の温度上昇を防ぐため
粗熱が取れていない豆腐ハンバーグを冷蔵庫に保存してしまうと、豆腐ハンバーグの熱が冷蔵庫全体に伝わってしまいます。
その場合、他の食材まで熱で傷んでしまうため粗熱を十分に取る必要があるのです。
冷凍
作りすぎた豆腐ハンバーグを保存するのに最適な方法が冷凍保存です。しっかりと手順を守れば2〜3週間美味しく食べることが可能です。
豆腐ハンバーグの正しい冷蔵・冷凍保存方法は、のちほど解説します。
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豆腐ハンバーグは冷凍するとまずい?
パサパサしやすい
冷凍保存した豆腐ハンバーグを解凍すると、パサパサとした食感になってしまうことがあります。
これは、豆腐ハンバーグを焼く際に十分に水分を飛ばしていないことで、豆腐の水分とともに旨味が流れでてしまっているため。
見た目にも十分に焼き色を付けながら、豆腐ハンバーグの内部に豆腐の持つ水分が残らないように時間をかけて焼き上げることで防ぐことが出来ますよ。
離乳食にも使える?
豆腐ハンバーグは離乳食にも活用しやすいメニューです。
豆腐の他にもすりつぶしたニンジンや玉ねぎなどをタネに加えることで離乳時期の子供にとって重要となる栄養を摂取することも可能です。
また、豆腐ハンバーグは手で掴みやすい形状をしており、食感も硬すぎないため離乳食としても特に食べやすいメニューと言えるでしょう。
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豆腐ハンバーグの正しい保存方法
豆腐ハンバーグを正しく保存するには、以下の手法を守りましょう。
冷蔵保存
- 豆腐ハンバーグを中心までしっかり焼き水分を飛ばす
- 焼き上がった豆腐ハンバーグの粗熱を十分にとる
- 1個ずつラップに包み、空気を抜く
- ジップロックにラップごと入れ込み封をする
- ジップロックの表面に冷蔵実施日をマジックで記入する
- 速やかに冷蔵庫に保存する
冷凍保存
- 豆腐ハンバーグを中心までしっかり焼き水分を飛ばす
- 焼き上がった豆腐ハンバーグの粗熱を十分にとる
- 1個ずつラップに包み、空気を抜く
- ジップロックにラップごと入れ込み封をする
- ジップロックの表面に冷蔵実施日をマジックで記入する
- 金属製のバットがあればジップロックごと乗せる
- 速やかに冷凍庫に保存する
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冷凍豆腐ハンバーグのアレンジレシピ
冷凍豆腐ハンバーグでボリューム味噌拉麺
解凍した豆腐ハンバーグを挽き肉代わりにして茹でた麺に乗せれば担々麺風に仕上げることが出来ます。
ヘルシーでありながらボリュームもあり男性も満足出来るメニューです。
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まとめ
この記事をまとめると
- 豆腐ハンバーグは焼き上げてから保存することがおすすめ
- 常温での保存は食中毒発生の危険があるため行わないこと
- 冷蔵保存する場合は2〜3日、冷凍保存する場合は2〜3週間ならおいしさを保つことが可能
- 焼き上げる際にしっかりと水分を飛ばさないと解凍する際に旨味が流れ出てしまうことも
いかがだったでしょうか。
価格の手頃な豆腐は、まさに庶民の強い味方ですよね。豆腐の水分をしっかりと飛ばすことで美味しく豆腐ハンバーグを保存することが出来るので、ぜひ試してみてくださいね。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
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