とろろは胃に悪い?胃に優しい?下痢の時・胃が痛い時に食べていい?

ご飯にそのままかけてもグラタンにしても美味しいとろろは、幅広いアレンジができる食品です。そんなとろろですが、胃に優しいという意見もあれば胃に悪いという二つの意見があります。

実際に、とろろは胃に悪いのでしょうかそれとも優しいのでしょうか。ここでは、

  • とろろってなんの芋?
  • とろろは胃に優しい?
  • おすすめの食べ方

以上についてご紹介していきます。とろろは胃に悪いのか、おすすめの食べ方から胃が痛い時に食べて良いのかまで詳細にご紹介していきますね。

スポンサードリンク

とろろってなんの芋?

とろろは、ヤマノイモ科に属する山芋をすりおろした芋です。とろろの特徴は強い粘り気です。使う山芋によってこの粘りも違ってきますよ。

MEMO

ヤマノイモ科に属する山芋・・・自然薯・長芋・ツクネイモ・ダイジョ

スポンサードリンク

とろろの栄養は?

とろろに入っている栄養素はこちらです。

  • 食物繊維
  • カリウム
  • アルギニン
  • ジアスターゼ
  • タンパク質
  • ビタミンB1
  • ビタミンB6
  • ビタミンC

とろろは、使う芋の種類によっても栄養素がやや違ってきます。

効果効能

続いて、効果・効能です。

  • 便秘対策・・・食物繊維による便秘対策ができます
  • 疲労回復・・・アミラーゼとカタラーゼによりにより疲労回復の効果があります
  • 血糖値の上昇を抑える・・・含まれるでんぷんによって血糖値の上昇を抑えられます
  • 生活習慣病の予防・・・カリウムによって塩分を体外に排出するため、高血圧の予防だけでなくカロリーも低いので肥満の予防にもなり、生活習慣病の予防にも繋がります

スポンサードリンク

とろろは胃に優しい?

とろろは、本来は胃に優しい食材です。ですが、これは体調を崩していない時に限ります。胃が痛い時など体調が悪い時にとろろは、食べない方が良い場合もあります。一度、病院へ行った時にお医者さんに食べても問題ないか聞いた上で食べましょう。

また、食べ方を誤ると反対に胃に悪いので気をつけてくださいね。
では、まず胃に優しいと言われる理由からみていきましょう。

MEMO

まれに、とろろはアレルギー症状を引き起こす場合があり下痢などの原因になる時があります。

消化酵素が多く含まれる

とろろには、消化酵素であるアミラーゼが多く含まれています。この消化酵素が胃の消化を促してくれて胃に優しいです。

便秘改善にも

とろろは、便秘改善にも効果的です。先ほどご紹介した通り、とろろには食物繊維が豊富です。便秘改善することで、免疫力が上がるだけでなく美肌にも繋がるので、女性にとっても嬉しい効果ばかりですよ。

ですが、一方でとろろを食べるときに気をつけることもあります。

噛まずに食べると胃に負担が

とろろは、山芋をすりおろした食材なので噛まずに飲み込めます。また、とろろをかけたご飯など意外とお米と一緒に食べても噛まずにそのまま胃に流し込むことが多いですよね。

ですが、噛まずに食べると胃に悪く負担がかかってしまいます!
負担がかかると、このような症状にも繋がります。

  • 胃痛
  • 胃酸が出る
  • 胃食道逆流

以上のように、胃に悪いので噛まずに食べてはいけません。また、噛まずに食べると胃に悪いだけでなく口を動かさないので咀嚼する筋肉が低下し、口呼吸になるだけでなく免疫力の低下にも繋がります。

このように、とろろに限らず食べ物を噛まないことで多くのデメリットを引き起こすので、普段から噛むことを意識して食べましょう。

MEMO

とろろを、そのままご飯にかけて食べるのではなく小鉢に移して別々に食べるのも方法の一つです。

スポンサードリンク

おすすめの食べ方

とろろのおすすめの食べ方はこちらです。

  • なべ
  • うどん

どちらも胃に優しい食べ物なので、食欲がない時にもおすすめです。また、どちらの料理もとろろを乗せるだけで簡単にできます。

なべ

一つ目はなべに入れることです。冬の寒い時期に鍋はより美味しく感じますよね。そんな鍋を作った時にぜひとろろを入れてみてください。とろろのネバネバ食感が癖になるのでおすすめです。

うどん

二つ目はうどんに入れることです。とろろの粘り気とうどんの麺が絡みます。消化にも良いので、夜食にもピッタリですよ。

スポンサードリンク

まとめ

とろろは、本来胃に優しいですが胃腸炎などで体調を崩してる時や食べ方によっては、反対に胃に悪い場合があります。

この記事をまとめると

  • ととろは、ヤマノイモ科に属する山芋をすりつぶしたもので、粘り気が特徴である
  • とろろには、食物繊維やカリウム・タンパク質・ビタミンCなど栄養素も豊富で、便秘対策や疲労回復などさまざまな効果や効能を持つ
  • とろろは、消化酵素であるアミラーゼが豊富で消化を促す効果があるため、胃に優しい
  • ですが、胃腸炎などでそもそも胃に何か炎症が起きてる時は場合によっては悪くする可能性があるため、病院へ行った際に食べても問題ないか聞いてみると良い
  • とろろご飯などとろろをかけると、特有の粘り気によって噛まずに飲み込めるが、噛まずに食べると胃に悪いだけでなく胃痛など体に大きな負担をかけてしまう
  • とろろのおすすめの食べ方は、鍋やうどんにとろろをかけるとねばねばとした食感がいつもと少し違うアクセントになるのでおすすめ

とろろは、消化を手助けしてくれる食材ですが、体の症状や食べ方によっては胃に悪いのでくれぐれも気をつけて食べましょう。

スポンサードリンク