とろろを下痢の時食べても大丈夫？山芋を食べるとお腹が張る原因は？ |

「突然の下痢に襲われて冷や汗をかいた」そんな経験、皆さんも一度はあるのではないでしょうか？また、常日頃から便秘や下痢に悩まされている、という方も多いはずです。そんな方は必見です。パワー食材としても注目されている山芋。実は山芋、便秘気味の方はもちろん、下痢気味の方にも打って付けの食材なのです。

今回は

について紹介します。山芋を日常の食事に取り入れて、あなたの腸内環境を整えてみませんか？

スポンサードリンク

とろろは下痢の時食べて大丈夫？

山芋、とろろは食べ過ぎないようにさえすれば、全く問題はありません。それどころか、腸内環境を整えてくれるので、下痢の方にもぜひ積極的に取り入れてほしい食材です。それでは、具体的にどのような効果があるのか、見ていきましょう。

山芋には、消化酵素のアミラーゼやジアスターゼが含まれています。また、ヌルヌル成分のムチンも含んでいるので、胃粘膜を刺激から守ってくれる働きをしてくれるのです。山芋は、消化機能を助けてくれる上に、胃粘膜を刺激から守ってくれる働きもしてくれるということです。

上記効能以外として、老化を緩やかにする力があるとも言われています。体内の水分バランスを整えるカリウムが豊富に含まれているため、そのように考えられているのかもしれませんね。乾燥は老化の天敵ですので、日々山芋を食べて、老化スピードを緩めてみるのも一つ手かもしれません。

スポンサードリンク

山芋も芋類ですので、山芋を食べるとお腹が張ってしまうのではないか？と考える人もいるでしょう。ここでは、そのように考えられる原因や一日の摂取目安量について紹介していきます。

山芋は100gあたり2gの食物繊維を含んでいます。特に、水溶性食物繊維が多く含まれているので、腸内環境を整えたり、軟便形成を促す効果もあると考えられます。また、食後血糖値の上昇抑制にもつながりますので、良いこと尽くめですね。

ただ、上記で記述した通り、水溶性食物繊維には軟便形成効果があります。そのため、お腹が弱い人や普段食べ慣れていない人がたくさん摂取すると、下痢になってしまう可能性があります。

適量食べる分には問題ないので、心当たりのある方は少し気を付けて摂取するようにしてください。

山芋の1日の摂取目安量としては、約100gを限度にしておくのが良いでしょう。目安としては、小鉢１杯程度と言われています。いつものご飯にプラスアルファとして加えてみる、なんていうのも良いかもしれませんね。

スポンサードリンク

山芋にも腸内環境を整える効能がありますが、これは日々の生活に取り入れて、自分の体質を改善するイメージです。では、突如襲われた下痢に対処するにはどうすれば良いのでしょうか？ここでは、その方法について少しご紹介します。

激しい下痢に襲われた場合、まずは水やスポーツ飲料の水分補給をするようにしましょう。

体の水分がかなり失われている状態ですので、可能であれば経口補水液など、少し塩分の含まれているものが良いでしょう。また、腹部を温めるのも痛みを和らげるのに効果的です。ホッカイロなどがあれば、お腹にあてたり、少し厚着をするのも良いかもしれません。

もし、水分も取れないような状態の場合は、すぐにかかりつけの病院へ行くようにしましょう。脱水症状になってしまう危険性がありますので、専門家に見てもらい、必要であれば点滴などの処置をしてもらうようにしてください。

症状が落ち着いてきたら、スープやゼリー、果物を少しずつ食べるようにしましょう。また、食事が摂れそうな場合は、煮物やスープなど温かく消化の良いものを中心に、少しずつ食べてみましょう。

もし下痢が長く続くような場合は、固くて消化の悪いものや、刺激物、カフェイン等は避けるようにしてください。何はともあれ、何か異常を感じた時はすぐに病院へ行きましょう。

スポンサードリンク

「とろろは下痢の時に食べても大丈夫？」「山芋の効能」などについてご紹介しましたが、いかがでしょうか？

この記事をまとめると

山芋を日常的に取り入れている方は少ないかもしれませんが、含まれている栄養成分は山ほどあります。腸内環境を整えたり、老化スピードを緩めたり、良いこと尽くしの食材なので、今日から取り入れてみませんか？

一日の摂取量を守り、山芋生活でさらに健康的な生活を目指しましょう。

スポンサードリンク