日本の食卓でもすっかりお馴染みの「とろけるチーズ」は、重宝されている方も多いのではないでしょうか?近年、チーズの種類も豊富になり、お好みの味わい・献立に合わせて使い勝手の良いチーズを選んで購入されています。
- とろけるチーズの特徴とは?
- とろけるチーズで下痢症状になった!考えられる原因5つとは??
- 食中毒・アレルギー症状の違いとは?チーズを頂くと下痢になる時の対処方法もご紹介!
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目次
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とろけるチーズの特徴
まずは「とろけるチーズ」の特徴を詳しく解説していきます。
とろけるチーズとは?
とろけるチーズとは
- たんぱく質・脂肪を粗く繋げているため、熱で分解されやすい
- 使用されている乳化剤が違う
- 安定剤(増粘多糖類)が使用されている
などが挙げられます。
ナチュラルチーズとプロセスチーズ
チーズは主に
- ナチュラルチーズ・・・乳・バターミルク・クリームなどを混ぜた物の、たんぱく質を酵素や凝固剤などで凝固させて作った凝乳から乳清の一部除去したもの・全てを熟成させたもの
- プロセスチーズ・・・ナチュラルチーズを粉砕して加熱溶融し、乳化させたもの
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とろけるチーズで下痢になる原因
実は「とろけるチーズ」を食べることで、下痢症状を引き起こしやすい方がいらっしゃいます。ここからは、考えられる原因5つについて、詳しく見ていきましょう。
食中毒
1つ目に考えられる原因は
ナチュラルチーズには
アレルギー
2つ目に考えられる原因は
牛乳・乳製品アレルギーの場合
脂質の摂りすぎ
3つ目に考えられる原因は
チーズの多量摂取や脂質の多い献立などの場合
腸内環境の悪化
4つ目に考えられる原因は
チーズなどに含まれる
乳糖不耐症
5つ目に考えられる原因は
基本的には
- 熟成しているチーズを頂く
- チーズを頂く際は、同時に他の食品と一緒に摂取する
などを意識するようにしましょう。
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食中毒・アレルギーの症状
ここからはとろけるチーズによる「食中毒症状」と「アレルギー症状」を詳しく解説していきます。
食中毒の症状
とろけるチーズの主な食中毒症状に
- 発熱
- 頭痛
- 嘔吐
などが挙げられ、重度なケースでは
アレルギーの症状
とろけるチーズの主なアレルギー症状に
- 便秘
- 下痢
- 全身倦怠
- 頭痛
- 鼻水
- 喉の違和感(喘息、咳症状)
- 嘔吐
などが挙げられます。
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チーズで下痢になる場合の対処法
ここからは「チーズ」を頂いて下痢症状を引き起こさないための対処法をご紹介します。
少しずつ食べる
チーズを食べて下痢症状が起こった際には
ナチュラルチーズの場合はしっかり加熱
ナチュラルチーズの場合は
- 牛乳
- 他の乳製品
などでお腹の調子が悪くなりやすい方などの場合は、予め気を付けるようにしておくと良いでしょう。
食中毒の場合は?
食中毒症状と思われる時は
- 急激に症状が悪化した
- 意識障害・呼吸困難など明らかに異常性を感じる
- 長期間症状が続く
- 幼い子供、高齢者、免疫力が下がっている状態の方
などの場合は速やかに医療機関を受診するようにしましょう。
アレルギーの可能性がある場合は?
アレルギー症状と思われる時は
- 意識障害・呼吸困難など明らかに異常性を感じる
- 他の食物アレルギーがある
- 幼い子供、高齢者、免疫力が下がっている状態の方
などの場合はかかり付け医に相談するようにしましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- とろけるチーズとは加熱するとチーズがとろける商品のことで、とろけないチーズとは成分が異なる
- 「ナチュラルチーズ」の完成後に、加熱して溶かし再加工したものを「プロセスチーズ」と呼ぶ
- とろけるチーズを食べることで下痢になる原因に、①食中毒②アレルギー③脂質の過剰摂取④腸内環境の悪化⑤乳糖不耐症が考えられる
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