あっさりした味わいで、中華系から和食までさまざまな料理に活躍する鶏ひき肉。しかし、鶏ひき肉を使う上で気をつけるべき点が消費期限です。安全に食べられる期限を指す消費期限。
では、鶏ひき肉の消費期限はどのくらいでしょうか。この記事では。
- 鶏ひき肉の消費期限は?
- 鶏ひき肉の日持ちの方法
- 鶏ひき肉の主な使用方法
- 鶏ひき肉のアレンジ方法
以上のテーマについてご紹介していきます。鶏ひき肉を使用したいけれど、消費期限がどのくらいになるのかを知りたい方は、ぜひ最後までこの記事を読んでくださいね。
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目次
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鶏ひき肉の消費期限は?
むね肉やもも肉など、さまざまな部位を合わせて挽いた鶏ひき肉。鶏ひき肉の消費期限は、いつ頃になるのかを調べてみました。
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1~2日が期限
鶏ひき肉は、1日~2日間が期限になるので、購入した翌日には使いきるのがおすすめです。消費期限が早いですが、実は加工の工程が原因です。
鶏ひき肉は、加工がされる中でたくさんの空気に触れているため、酸化が早まります。また、鶏ひき肉は空気に触れる面積も多いので、必然的に消費期限が早くなりますよ。
消費期限の危険性
消費期限は、賞味期限と違い安全に食べられる期限を指します。賞味期限は、美味しく食べられる期限になります。そのため、消費期限を過ぎた場合は基本的に食べられません。
お肉の消費期限は短いものが多いですが、特に鶏ひき肉は中でも日持ちしずらいです。見た目に変化がなくても、消費期限を過ぎたものは健康面を考えて食べるのはひかえておきましょう。
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鶏ひき肉の日持ちの方法
では、少しでも鶏ひき肉を日持ちさせるには、このような方法を取りましょう。
- ドリップを拭いて冷凍
- 調理した状態で保存
少しの手間で、日持ちがしやすくなるので、消費期限をすぎる前に今からご紹介する方法を試して見てください。
ドリップを拭いて冷凍
鶏ひき肉は、ドリップを拭いてから冷凍保存をすると日持ちがします。ドリップとは、お肉から出る汁のことです。
保存する時は、ドリップを放置したままの状態にすると水分が肉全体に付着している状態なので、菌が繁殖しやすい環境が整い腐りやすくなります。
このように、ドリップが原因で菌の繁殖がしやすくなるので、キッチンペーパーなどで水気を拭き取りましょう。また、空気が入らないようにきちんとラップに包んでジップロックなどの保存袋に入れた後に、冷凍庫へ入れます。
調理した状態で保存
また、鶏ひき肉はそのままではなく、調理した状態で保存するのもおすすめです。調理した状態であれば、消費期限の心配もなく常備菜として時短にもなります。
後ほど、アレンジ方法などで料理をご紹介していくので、作り置きをしてみてはいかがでしょうか。
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鶏ひき肉の主な使用方法
では、鶏ひき肉はどのように使用すれば良いのでしょうか。
ナゲット風にする
一つ目の使用方法はナゲット風にすることです。ナゲットの作り方は、食材と調味料さえあれば簡単です。
材料
- 鶏ひき肉
- 卵
- 塩
- こしょう
- 酒
- しょうゆ
- マヨネーズ
- 薄力粉
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ビニール袋に鶏肉とサラダ油と薄力粉以外の調味料を入れてよく揉みます。
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さらに、薄力粉を加えてよく揉みましょう。
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用意したフライパンにサラダ油を入れて、170度〜180度に加熱をします。
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スプーンでタネを整えながらフライパンに並べていき、全体がこんがりと色づくまで揚げたら完成です。
ナゲット風にすることで、料理の一品が出来上がるだけでなくお弁当にも入れられます!また、事前に作り置きをしておくことで、調理の時短に繋がるだけでなくお弁当にもおかずとして使えますよ。
スープの団子にする
二つ目は、スープの団子に鶏ひき肉を使用しましょう。ちょっとしたスープを作ったときに、入れるだけで旨みがでます。鶏ひき肉に卵などの調味料を加えてまるめるだけで、完成です。また、スープ以外にも照り焼きなどにしても美味しくなりますよ。
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鶏ひき肉のアレンジ方法
鶏ひき肉は、中華系から和食系まで幅広い活用方法があります。それでは、鶏ひき肉のアレンジ方法をご紹介していきます。
鶏ひき肉のハンバーグ
一つ目は、鶏ひき肉のハンバーグです。
材料
- 鶏ひき肉:約500g
- たまねぎ:1/2個
- 卵:1個
- 片栗粉:小さじ2
- 塩:小さじ1/21
- 醤油:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 砂糖:大さじ1
- 白だし:大さじ1
- 片栗粉:小さじ2
- 水:50ml
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事前にたまねぎは皮をむき、みじん切りにしましょう。
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ボウルに鶏ひき肉を入れ、粘りが出るまでこねます。
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そこへ、玉ねぎ・片栗粉・卵・塩を入れてさらにこねて、冷蔵庫へ入れます。
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その後、お好みの大きさに成形し、油をひいたフライパンに並べます。
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強火で2分ほど焼き、弱火で1p分ほど蒸し焼きにしたら、保存容器に入れます。
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ボウル残りの調味料を混ぜ合わせて、フライパンへ移し弱火にかけてとろみがついたら、ハンバーグにかけて完成です。
参考:つくりおき 鶏ひき肉の和風ハンバーグ(https://cookien.com/recipe/11903/)
ハンバーグは子供にも喜ばれるおかずです。歯応えのある食感で、満足感も得られやすいのでぜひ作ってみてください。
鶏ひき肉の春雨スープ
二つ目は鶏ひき肉の春雨スープです。
材料
- 鶏ひき肉:150g
- 白菜:1/8個
- ねぎ:1/3本
- 生姜:1かけ
- 春雨:20g
- 塩:小さじ1/4
- こしょう:少々
- 片栗粉:小さじ2
- 酒:大さじ1
- しょうゆ:大さじ1と1/2
- 鶏がらスープの素:大さじ1/2
- 水:600cc
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白菜は千切り・生姜とねぎはみじん切りにします。
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ボウルに鶏ひき肉、生姜・ねぎ・塩・コショウ・片栗粉を入れて、粘り気が出るまで混ぜた後に6等分に切ります。
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鍋に残りの調味料を入れて煮立ったら、タネを入れて中火で5分ほど煮ます。(この時に、アクを取るのを忘れないようにしましょう)
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白菜を加えてしんなりしたら、春雨を加えて袋の表示通り茹でたら完成です。
参考:DELISH KITCHEN 団子がふわっと♪白菜と鶏団子の春雨スープ(https://delishkitchen.tv/recipes/175844554405052820)
カロリーも高くないので、ダイエット最中のご飯にもおすすめです。
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まとめ
鶏ひき肉は、加工の段階で空気にたくさん触れているため酸化がしやすく、消費期限が1日~2日程度しか持ちません。 今回の記事内容で、ご紹介したことをまとめますね。
この記事をまとめると
- 鶏ひき肉は、むね肉などのいろいろな部位が集めて加工されたもの
- そのため、加工の段階で空気に触れており酸化しやすいため消費期限も短い
- 少しでも日持ちさせるためには、ドリップしたところをキッチンペーパーなどで水気をとり、冷蔵庫に入れる
- また、冷凍したりナゲットや団子状にすればより日持ちしやすくなる
鶏ひき肉は、料理に活用しやすい食材ですが消費期限は短いです。消費期限が迫っている時は、今回の紹介したアレンジ方法を試してみてくださいね。
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