鶏レバーの日持ちはどのくらい？腐っている状態は？見た目・臭いの変化

お肉の中でも栄養満点の部位「レバー」。煮物や焼き物など、様々な調理方法で食べられるのがポイントですが、レバーは一体どれくらいの期間日持ちするのでしょうか？また、おすすめの保存方法とは？今回は、鶏レバーの保存方法について、以下のような事をまとめていきます。

こんな内容となっています。記事を最後まで読んで頂き、鶏レバーの保存を熟知していきましょう。

スポンサードリンク

鶏レバーの日持ちはどのくらい？

鶏レバーを通常通り保存すると、どれくらいの期間日持ちするのでしょうか？

日持ちの期間

鶏レバーは切り分けられて、冷蔵保存した場合、およそ1日しか日持ちさせることが出来ません。常温で保存した場合は、その日のうちに食べきるのが鉄則です。つまり、生の鶏レバーというのは、物凄い繊細なもので切った瞬間から劣化が始まっているので、注意が必要です。

レバー煮の日持ち

そんな鶏レバーですが、代表的な料理「レバー煮」にすると、少しだけ日持ち期間を長くすることが出来ます。レバー煮にした場合は、2日から3日程度は日持ちさせることが出来ます。もちろん「冷蔵庫で保存する」のが必須です。

さらに、レバー煮は冷凍保存すると1か月程度は日持ちすると言われています。もし、レバーを手に入れてすぐに食べる予定がないのであれば、レバー煮にして冷凍するのもおすすめです。

賞味期限は？

鶏レバーの賞味期限は、日持ちの期間と同様で、切り分けられた翌日が限度です。2日から3日間経ってしまったレバーは危険なので、あまり食べないようにしましょう。

賞味期限切れの鶏レバーは注意

賞味期限切れのレバーは、雑菌が大量に繁殖していて、加熱しても食べられない可能性が高いので、すぐに処分しましょう。もし、どうしても食べてみたいのであれば、しっかり加熱して出来るだけ雑菌を除去して食べるのが必須です。

鮮度関係なく加熱して食べる

ちなみに、レバーには「腸管出血性大腸菌」という雑菌がどの鮮度の時にも住み着いているため、生で食べることは食品衛生法で禁止されています。どんな鮮度のレバーであれ、中までしっかりと火を通して食べるようにしてください。すぐに食中毒になってしまいます。

スポンサードリンク

腐ったらどうなる？

レバーは数日たつと腐ってしまいます。腐った時には、どんな症状があるのか？詳しく見ていきましょう。

臭い

レバーが腐ってしまうと非常に不快な腐敗臭が漂います。生ごみのような臭いがしているレバーは絶対に食べないでください。

見た目

レバーは腐ってしまうと、表面が黒くなったり、白くなったりします。元々の見た目から色が変化してしまっている場合は、腐りかけているので食べないようにしましょう。

粘り気

レバーは腐ってしまうと、表面を触ると粘り気が出てきます。糸を引くほどにぬるぬるになってきているレバーは危険なので、食べない様にして下さい。加熱しても食中毒菌は無くなりません。

弾力

レバーは腐ってしまうと、弾力がなくなります。その後、段々と形が崩れていき、触ってもどんどんばらばらになるほどに柔らかくなります。この状態であれば、腐敗がかなり進んだ状態なので、食べないのがおすすめです。

スポンサードリンク

鶏レバーの美味しさを保つ保存方法は？

では、鶏レバーを長期間鮮度を落とさずに保存するには、どうすればいいのでしょうか？

冷凍保存がおススメ

鶏レバーを極力長持ちさせたいのであれば、冷凍保存するのがおすすめです。購入したその日にすぐに下処理をして、冷凍庫に入れましょう。薄く広げて中までしっかり冷凍させるのがポイントです。必ず鮮度が高いうちに下処理をして冷凍しましょう。

解凍方法

冷凍した鶏レバーは、凍ったまま調理して解凍していくのがおすすめです。電子レンジで加熱してしまうと、中途半端に火が通ってしまうのでおすすめしません。必ず凍ったままの調理をして下さい。

スポンサードリンク

下処理のやり方は？

では、最後にレバーの下処理方法を簡単にご紹介しておきます。

タイミング

レバーの下処理は、購入したその日にすぐにしましょう。下処理をした後に、調理や冷凍保存をするイメージになります。

鶏レバーの下処理

まずは、鶏レバーの下処理です。レバーの部分についた血を包丁で丁寧に取り除きます。その後、水を貼ったボウルの中で何度も血を洗い流しましょう。水を何度も変えていると、だんだん濁らなくなるので、濁らなくなるまでするのがポイントです。

その後、キッチンペーパーで水気をふき取って完成です。

豚・牛レバーの下処理

豚や牛のレバーも基本は一緒です。ただし、豚や牛のレバーは大きなブロックで販売されているので、薄くカットしてから、鶏レバーと同じ処理をして下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか？今回は鶏レバーはどれくらいの期間日持ちするのか？ということを詳しく解説してきました。最後に記事内容を振り返っていきます。

こんな内容となっていました。もし、鶏レバーを手に入れられた際は、きちんと下処理をして、冷凍保存してしまいましょう。

スポンサードリンク