スーパーでよく見かける鶏胸肉。
脂身が少なくヘルシーに食べることができるので、ダイエット中のかたには嬉しい食品です。また食べ応えもありながら安価で販売されることも多い鶏胸肉は主婦にとっても強い味方ですよね。
もちろん我が家の冷蔵庫にも必ずといってよいほど常備されている食品です。
そんな鶏胸肉ですが、『茹でたときにボソボソして硬くなってしまった…』ということはありませんか?
せっかく食べるのであれば、柔らかく美味しいものを食べたいですよね。
今回は、鶏胸肉をしっとり柔らかく茹でる方法と鶏胸肉のおすすめの食べ方をご紹介します!ぜひ試してみてくださいね。
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目次
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茹でる際のポイント
茹でた鶏胸肉をそのままの状態で食べる際には、特に食感が気になるものですよね。
しっとりと柔らかく鶏胸肉を茹でるにはいくつかのポイントがあります!下記で具体的にご紹介していきますので、ぜひ試してみてくださいね。
砂糖を揉みこむ
鶏胸肉をしっとりと柔らかく茹でるには、肉全体に砂糖を揉みこみましょう。
…というのも砂糖には水に溶けやすく周りの水分を抱え込んで柔らかくする性質があります。水分と肉のたんぱく質が結びつくことによって柔らかくジューシーな肉となるのです。
砂糖を揉みこむ際のポイントは…?
- 鶏胸肉1枚に対して、大さじ1程度が目安
- 揉みこんだ後は最低でも15分程は寝かせる(1晩寝かせるとさらにジューシーな仕上がりに…)
砂糖の甘味は茹でることによって気になりませんので、しっとりと柔らかく仕上げたいときにはおすすめの調理法です。
茹でる時間を短く
食べたときにボソボソ感や肉の硬さが気になる場合には、もしかしたら『茹で時間』が問題なのかもしれません。
鶏胸肉を柔らかく茹でる際のポイントは下記のとおりです。
- 沸騰したお湯に数分入れ加熱する
- 加熱後は蓋をして火を止めてから肉内部まで火を入れる
余熱を使って肉内部までしっかりと火を入れることによって、しっとりと柔らかくなり肉内部に旨味を閉じ込めることができます。
下味をつける
下味をつけて調理しても肉質が柔らかくなります。
酒や塩などを肉全体にしっかりとつけたあと15分程寝かせてから茹でる始めると良いでしょう。
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しっとりと仕上げる茹で方
観音開きにする
観音開きとは、肉を中心から左右に開いた状態を指します。
観音開きにすることで肉の厚みが均等になり火が通りやすい状態に。短い湯で時間で済むので調理時間の節約にもなりますよ。
あらかじめ沸騰させたお湯に入れる
しっかりと沸騰したお湯に入れ加熱することによって、ふっくらとして柔らかい肉になります。また肉本来の旨味が凝縮し、中に閉じ込めることによってジューシーな味わいになりますよ。
余熱も使う
鶏胸肉は加熱時間が長ければ長いほど身が硬くなってしまいます。
肉を美味しく柔らかく茹で上げたい場合には、『余熱を使って中まで火をとおすこと』がポイントとなるでしょう。
目安として、2~3分加熱した後に70℃のお湯に鶏胸肉1枚の場合30分程、鳥胸肉2~3枚の場合1時間程度です。
ただし鶏胸肉の厚さや枚数によって余熱時間は変動しますので、様子を見ながら調節してくださいね。
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茹でた鶏胸肉のお勧めの食べ方
そのまま使う
もちろんそのまま使っても十分に美味しい鶏胸肉。少しの工夫でさらに美味しく食べられるアレンジ料理をご紹介します。
- よだれ鶏
黒酢・醤油・砂糖・いりごま・にんにく・生姜・花椒を混ぜ合わせたタレを茹で鶏にかけるだけで完成なお手軽料理です。
お好みでラー油をたらすと、ピリッとした辛さがくせになりお箸が止まりませんよ。 - アボカドと蒸し鶏の薬味和え
アボカドと蒸し鶏に黒酢・醤油、お好みの薬味を混ぜたら完成です。薬味はゴマや大葉、みょうがなどお好きなものをお好きな量入れてOKです!
さっぱると食べられるので、食欲不振の時や厚い夏場には特におすすめです。 - 蒸し鶏とキュウリのキムチ和え
蒸し鶏とキュウリをキムチで和えるだけの簡単時短料理です。パパっと手間なく作ることができるので、『あと1品欲しい…!』と思ったときにもピッタリですよ。電子レンジでチンしたもやしを入れるとボリュームUPにも!
揚げる
すでに加熱済みな茹で鶏は『揚げ料理』にはピッタリです!茹で鶏を使ったおすすめの揚げ料理をご紹介しますね。
- からしマヨフライ
茹で鶏にからしマヨを塗った大葉を挟んでフライに。いつもとは一味違う大人な鶏カツができますよ。 - チーズパン粉焼き
茹で鶏にチーズとパン粉を合わせたものを衣付けし揚げましょう。サクサクとした食感にチーズの香ばしさが食欲をそそる一品です。食べ応えがあるので、思いっきりお肉が食べたいときにはおすすめですよ。
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まとめ
いかがでしたか?
今回は鶏胸肉をしっとり柔らかく茹でる方法とおすすめの食べ方についてご紹介しました。
この記事をまとめると
- 茹でる際には、『砂糖を揉みこむ』・『茹で時間を短く』・『下味をつける』
- しっとりと茹でるに、『観音開きにする』・『沸騰したお湯に入れる』・『余熱を使う』
- 茹で鶏は、そのまま食べても◎!揚げて食べても◎!
茹で鶏は、そのまま食べてももちろん美味しいですが一度加熱調理をしているので焼く・揚げるという料理に対しても大幅な時短が望めます。
特売日などにまとめ買いをして沢山作っておくと、毎日のご飯支度にも少しゆとりができるかもしれませんね。
ポイントさえ押さえれば簡単に柔らかくしっとりとした茹で鶏を作ることができます。ぜひお試しあれ。
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