その健康効果やおいしさで注目を浴びる豆乳。「牛乳は苦手だけど豆乳なら飲める!」という方もいますよね。ベジタリアンやヴィーガンでも飲める豆乳は世界からも注目を浴びています。「牛乳は常備してるけど豆乳はあまり買ったことがない」という方や「豆乳の健康効果に注目してチャレンジしてみたいけど、保存ってどのくらいできるの?」という方のために、今回は豆乳の保存方法・保存期間の目安を解説していきます!
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目次
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豆乳ってどんな食材?
豆乳とは、大豆を水に浸してすりつぶし水を加えて煮つめた汁を漉したものです。大豆をすりつぶして絞った汁ににがりを混ぜて固めたら「豆腐」に、絞ったあとの繊維質は「おから」になります。豆乳に繊維質はほとんど含まれていませんが、吸収されやすい状態になっていると考えられています。
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豆乳の主な栄養素
それでは次に豆乳の栄養素について学んでいきましょう!豆乳は大豆からできていますので、他の大豆食品同様たんぱく質と脂質が豊富です。大豆のたんぱく質は植物性たんぱく質で、そのほとんどが水溶性のため豆乳に残っています。吸収率が高く、吸収速度が牛乳のたんぱく質に比べて遅いのが特徴です。そのため結果的に満腹感につながり、減量中の方に適しています。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
- 脂質:脂質は、1gあたり9kcalのエネルギーを生み出す三大栄養素の中での一番のエネルギー源です。人間の体内では、取り入れた糖質をグリコーゲンとして保存するだけではなくて脂質にすることで、生体維持に必要なエネルギーが無くならないようにしています。細胞膜やホルモンの材料になり、コレステロールや中性脂肪として存在しています。
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豆乳の女性にうれしい効果
豆乳にはイソフラボンという女性ホルモンの代表であるエストロゲンに似た構造をしている栄養素が含まれています。加齢に伴い減少する女性ホルモンの代替ホルモンとして、また、骨の健康維持にも効果があります。
豆乳の選び方のポイントは?
スーパーでいざ豆乳を購入しようと思っても、種類が多くどれを買ったら良いのか迷いますよね。ここでは豆乳の種類をご紹介します!主にこちらの3種類に分けられます。
豆乳の種類3種の特徴
- 無調整豆乳:豆乳に水以外のものを加えていない、大豆固形分が8%以上(大豆タンパク質換算3.8%以上)のもの
- 調製豆乳:豆乳に砂糖、塩、油脂、香料などを加えて飲みやすくし、大豆固形分が6%以上(大豆タンパク質換算3.0%以上)のもの
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豆乳飲料:調整豆乳に果汁やコーヒーなどを加えた飲料で、果汁入りとその他に分けられる。果汁入りは大豆固形分2%以上(大豆タンパク質換算0.9%以上)、その他は大豆固形分4%以上(大豆タンパク質換算1.8%以上)
「無調整の豆乳だと飲みにくい」という方には調製豆乳を試してみても良いですね^^
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豆乳を使ったオススメ料理は?
健康効果を期待して「豆乳を飲みたいけど味が苦手……」という方もいますよね。そんな時は豆乳を使った料理はいかがですか?飲んでよし食べてよしの豆乳を使いこなしてみましょう!
- 豆乳カルボナーラ
- 豆乳スープ
- 豆乳鍋
- 豆乳プリン
牛乳や生クリームの代わりに使えばいつもと一味違うヘルシーメニューになりますよ!ぜひお試しください!
豆乳は冷蔵で保存
それでは豆乳の保存方法について見ていきましょう!
保存期間・日持ちの目安は?
- 開封後、冷蔵庫で4〜5日です(開封前は冷蔵室で50日ほど)
保存方法は?
- 蓋をしっかり閉めてから冷蔵庫へ
豆乳を開封したら、蓋をしっかり締めて冷蔵庫へ。なるべく早めに飲み切りましょう。
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白い沈殿物は大丈夫?
無調整豆乳を飲んでいると、白い沈殿物がある場合があります。それは大豆の固形物なので、飲んでも問題はありません。飲む前によく振ってから飲むようにしましょう!
まとめ
豆乳の栄養効果や、保存方法を見てきました。基本の「蓋をしっかり閉めて冷蔵庫へ」を守って豆乳を保存しましょうね。冷蔵庫での保存の目安はこちらの通りです。
- 開封後、冷蔵庫で4〜5日
保存目安を守って、安全に豆乳を飲むようにしましょうね!
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