とんこつラーメンでアレルギーに!?原因•症状•対処方法は?

子どもから大人まで大人気のラーメン。中でもとんこつラーメンは人気メニューのひとつです。

そんなとんこつラーメンを食べるとアレルギーを発症する可能性があるのをご存知ですか?この記事では、

  • どんな症状がおきる?
  • どんな人がなる?対象方法は?
  • 他に気をつけたいラーメンの種類

について紹介していきます。とんこつラーメンアレルギーについて知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

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どんな症状がおきる?

 材料  豚骨・野菜・果物・中華麺など
 カロリー  455キロカロリー
 発祥地  福岡県
 別名  博多ラーメン・九州ラーメン

とんこつラーメンは、豚骨や鶏がら・野菜などを加えてスープを作っています。1947年ごろ、福岡県のラーメン屋さんで生まれました。

白濁した色味のスープが特徴で、濃厚でこってりした味が楽しめます。

そんな人気のとんこつラーメンですが、アレルギーを発症する場合があると言われています。

食物アレルギーが引き起こす症状は人それぞれではありますが、ここでは主な症状を紹介していきます。

腹痛・下痢になる

アレルギーは、特定の食品を摂取することで体の免疫機能が過剰に反応し、身体に不利益な症状が起こることをいいます。

具体的な症状としては、腹痛や下痢など消化器系の症状があげられます。全体の割合としては10%ほどです。

ただし、乳糖不耐症や食中毒は含みません。

蕁麻疹になる

食物アレルギーになった方のほとんどは、かゆみ・蕁麻疹・赤みなど、皮膚に症状が現れます。皮膚症状は、全体の80~90%の方に起こるといわれています。

蕁麻疹は体のあちこちで皮膚が赤く盛り上がり、しばらくすると消えるという特徴があります。

食物アレルギーで起こる蕁麻疹は、原因となる食品を摂取してから数分後~数時間後に現れます。

対処方法はある?

症状が酷い場合はすぐに病院で診察してもらいましょう。

乳幼児や幼児早期の発症であれば、大人になるにつれ治る可能性があります。医師の指導のもと経口負荷試験を受け、徐々に食べられる量を増やしましょう。

大人の場合、食物アレルギーの治療薬は存在していないため、基本的には原因となる食品を避ける必要があります。

ただし、誤食などで症状が出た場合は、飲み薬や塗り薬で症状を緩和させることもあります。

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どんな人がなる?

アレルギー

とんこつラーメンでアレルギー症状を引き起こす方の特徴とはどんなものでしょうか?

小麦アレルギーのある人

ラーメンに使用する中華麺は、小麦を含む加工食品なので、小麦アレルギーの方はとんこつラーメンを食べるとアレルギー症状を引き起こす可能性があります。

どうしてもとんこつラーメンが食べたい場合は、米麺や雑穀麺・グルテンフリーの麺を使用しましょう。

ラーメン屋さんで食べる場合、たとえグルテンフリーの麺を注文しても、ゆで汁や調理器具に小麦がついている可能性があるので、気をつけてください。

子ども

とんこつラーメンでアレルギーを引き起こす可能性があり、表示が義務付けられている原材料は、小麦・乳・卵・豚肉です。

乳幼児は鶏卵が原因のアレルギーが一番多く、牛乳・小麦と続きます。子どもはどんな食物アレルギーを持っているかわからないので、乳幼児や幼児がラーメンを食べるのは注意する必要があります。

卵アレルギーのある人

乳幼児のアレルギーでもっとも多いのが、卵アレルギーです。黄身ではなく白身部分のたんぱく質が原因だといわれています。

トッピングの卵はわかりやすいので、食べるのを避けられるでしょう。

基本的に中華麺に卵は使われていませんが、黄色い麺は着色目的で卵を使用している可能性があります。

卵アレルギーの方は事前にお店に確認するか、原材料の表示をチェックするようにしましょう。

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他に気をつけたいラーメンの種類

とんこつラーメンのほかに、気をつけた方がいいラーメンの種類を紹介します。

魚介系ラーメン

魚介系ラーメンは小麦アレルギー・卵アレルギーの方が気をつけるのはもちろん、海老やカニなどの魚類アレルギーの方も注意が必要です。

また、魚粉を使用している場合、原料となる小魚にもよりますが、ヒスタミンが多く含まれていることがあり、アレルギーを引き起こす可能性があります。

アニサキスアレルギーの方も気をつけてください。

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家系ラーメン

家系ラーメンとは、1974年創業の「吉村屋」発祥で、「吉村屋」を源流とするラーメン店とそれに類似するラーメンのことをいいます。

豚骨醤油のスープと太いストレート麺が特徴のため、とんこつラーメンでアレルギーを引き起こす方は、家系ラーメンでも症状が出る可能性があります。

醬油も大豆と小麦で作られているため、アレルギー反応が起こることもありますが、極めてまれです。

カップラーメン

カップラーメンの麺やスープにもアレルギー反応を引き起こす原材料が含まれていることがあります。

気になる方は、必ず表示を確認してから食べるようにしてください。また、グルテンフリーインスタント麺や卵不使用のカップ麺も販売されています。

アレルギーを持っているけれどラーメンが食べたいという方は、アレルゲンとなる食品を使用していないカップ麺を選ぶといいでしょう。

まとめ

とんこつラーメンのアレルギーについて紹介しましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • とんこつラーメンを食べると、腹痛や下痢・蕁麻疹などのアレルギー症状を引き起こす可能性がある。
  • 小麦アレルギーや卵アレルギーの方は注意が必要。まだどんなアレルギーを持っているかわからない乳幼児や幼児も気をつける。
  • とんこつラーメン以外に、魚介系・家系・カップラーメンも注意する。

美味しいとんこつラーメンですが、アレルギー体質の方は、原材料を確認したうえで楽しみましょう。

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