夏は冷奴やゴーヤチャンプルー、冬は鍋に湯豆腐……。一年を通して豆腐は日本人の生活に欠かせません。高たんぱくで低カロリーなヘルシー食品の代表でもあり、安心して毎日食べられる食材ですよね。
しかし、1回の料理で1丁使い切れなかったとき、どのように保存していますか?実は、ご家庭で長く豆腐を日持ちさせるには簡単な秘訣があるんです!それでは豆腐の保存方法・保存期間の目安をご紹介しますので、ぜひご家庭で参考にしてみてくださいね!
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目次
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豆腐ってどんな食材?
保存方法をご紹介する前に、豆腐の基本情報と栄養素について学びましょう。豆腐は豆乳を凝固剤(にがり)で固めた加工食品です。おいしい豆腐の条件として、水が欠かせません。豆腐の約80〜90%が水で、さらに豆腐の製造工程でも「さらし水」として水を使います。
ところで、いつもどんな豆腐を買っていますか?絹ごし派、木綿派など、好みが分かれますよね。豆腐には4種類あり、それぞれ製法が異なります。
4種類の豆腐
- 木綿豆腐・・・豆乳に凝固剤を加え、一度固めたものを一度崩してから木綿の布を敷いた型箱に入れ、脱水成型したもの。
- 絹ごし豆腐・・・豆乳ににがりを加えてそのまま固めたもの。舌触りは滑らか。
- 焼き豆腐・・・水切りした豆腐の表面を焼き、焼き目をつけたもの。
- おぼろ豆腐・・・固まる途中のおぼろ状の豆腐。ふんわりとした舌触り。
同じ原料なのに、これだけたくさんの種類があるなんて驚きますよね。
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豆腐の主な栄養素
豆腐は「機能性食品」と言われ、栄養素が豊富なだけでなく体を調節等して健康を維持増進させる食品です。たくさんの健康効果があり、血圧・コレステロールを下げ、動脈硬化を防ぎ、骨粗鬆症を予防し、成人病や老化の防止などに効果があると言われています。豆腐に含まれる代表的な栄養素はこちらの通りです。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
- レシチン:レシチンは、リン脂質の一種で主に細胞膜には不可欠な栄養素です。それだけではなく、脳内物質のアセチルコリンの材料にもなっています。脳に対して記憶や認知と言った物の働きに作用し、睡眠といった生理的なものにも大きな働きを持っています。
- サポニン:サポニンは、ごぼうや朝鮮人参等中国では漢方として扱われる植物の根や大豆に存在する配糖体の一種です。茎や葉にも含まれており、調理する時のアクの成分になります。摂取することで、血液中の過酸化脂質の生成を抑える、新陳代謝をアップする効果があると言われている栄養素です。
- 大豆イソフラボン:大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと類似した構造を持ち、エストロゲンに結合して作用します。特に、女性ホルモンのエストロゲンが減っていくことで起こる更年期障害の改善や骨粗鬆症の改善効果があります。また、普段から摂取すると肌を綺麗にする、PMSの予防にも繋がります。
豆腐がこんなに健康に良いなんて、ますます食卓で出番を増やしたいですよね!
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豆腐の選び方のポイントは?
豆腐を買うときはこちらのポイントをチェックしながら選びましょう。
- 原料の大豆が国産であること、遺伝子組み換え出ないことを確認しましょう
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豆腐を冷蔵保存する場合
それでは、豆腐の保存方法を詳しく解説していきます!
保存期間・日持ちの目安は?
- 冷蔵庫で5日
保存方法は?
豆腐を冷蔵庫でおいしく保存する方法はこちらの3ステップです。
- パックの水を捨て、豆腐を冷蔵用保存容器に移し替える
- きれいな水をひたひたに張る
- 使わなくても毎日冷たいきれいな水に交換する
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豆腐を漬けて保存する場合
豆腐を味噌で漬け込んで保存するのもオススメです!
- 豆腐を水切りする
- 酒でのばした味噌に漬け込む
2〜3日ほどすると、味が染み込みチーズのような食感に!
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豆腐を冷凍保存する場合
保存期間・日持ちの目安は?
・冷凍庫で1ヶ月です
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保存方法は?
豆腐を冷凍保存するには、「いり豆腐」を作ってから保存をすると長期間保存が可能です。
- フライパンに水気をきった豆腐を崩しながら入れる
- 水気をよくとばし、調味料で味付け
- 冷めてから冷凍用保存袋に入れて平らにしてから冷凍庫へ
まとめ
豆腐の保存方法を詳しくご紹介してきました。冷蔵の場合は毎日水を替える、冷凍の場合は調理をするのばポイントでしたね。保存期間の目安をこちらにまとめます。
- 冷蔵庫で5日
- 冷凍庫で1ヶ月
この記事を参考に、ぜひおいしく豆腐を保存してくださいね!
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