杜仲茶の味はまずい?効能・アレルギーに効果的?飲み過ぎ・副作用で下痢?

杜仲茶(とちゅうちゃ)というお茶の種類を知っていますか?漢方薬としても用いられているもので、体に嬉しい効能が多数あります。そこで今回は、

  • 杜仲茶とはどんなお茶?
  • 杜仲茶の成分と効能
  • 杜仲茶の飲み過ぎはダメ?

これらのテーマについて紹介いたします。

スポンサードリンク

杜仲茶(とちゅうちゃ)とはどんなお茶?

特徴

杜仲茶とは、トチュウ目トチュウ科の植物『杜仲』から作られるお茶のことを指します。杜仲は恐竜時代から存在していたと言われる植物で、世界各国の遺跡から杜仲の化石が発掘されています。現在は、中国原産の1種類のみ存在しています。

杜仲の原産国である中国では、杜仲の樹皮を漢方薬や医療薬として利用してきました。効能については後ほど詳しく解説しますが、体に良いものとして扱われていました。

どんな味?まずい?おいしい?

日本ではそこまで知られていない杜仲茶ですが、その味はクセがなく、香りもないので飲みやすいと言われています。ほんのりとした甘みがあり、苦味は全くありません。

スポンサードリンク

成分

杜仲茶には、主に下記の成分が含まれています。

杜仲茶の成分
  • フェノール性化合物(クロロゲン酸など)
  • トリテルペン類
  • イリドイド類(ゲニポシド酸・アスペルロシドなど)
  • フラボノイド
  • ミネラル

これらの成分による体への効能について、詳しく見てみましょう。

杜仲茶を飲む効能

杜仲茶を毎日飲み続ける効果には、このようなものがあります。

杜仲茶の効能
  • 肥満予防・脂肪燃焼
  • 便秘解消
  • 高血圧予防・改善
  • むくみ予防・解消
  • アンチエイジング効果
  • コレステロール値の低下
  • 肝臓機能アップ
  • リラックス効果

脂肪燃焼・肥満予防

杜仲茶には、コレステロール値を下げたり脂肪を燃焼したりする効果があるため、ダイエット中にもおすすめのお茶です。血中の中性脂肪を抑える作用もあります。



美容効果・アンチエイジング

杜仲茶に含まれるケルセチンなどのフラボノイド類には、抗酸化作用があります。これにより美肌効果や体の老化防止効果など、アンチエイジングに効くことがわかっています。

むくみ解消

杜仲茶にはカリウムも多く含まれているため、体内の余分な塩分排出や、利尿作用があります。利尿作用が起こるとむくみが解消されるため、顔や体がスッキリする効果が期待できます。

高血圧予防・改善

カリウムには高血圧を予防する働きもあります。高血圧状態が続くと動脈硬化を引き起こし、それがやがて脳梗塞や心筋梗塞など命に関わる原因となります。高血圧を予防することで健康に繋がるので、杜仲茶を飲み続けると病気も防ぐことができます。

杜仲茶はダイエットに効果的?

杜仲茶には血中脂肪を減らしたり、コレステロール値を下げる働きがあるため、ダイエットに効果的なお茶と言えます。

スポンサードリンク

杜仲茶でアレルギーは改善する?

 杜仲茶には、アレルギーを改善する効果がある ことがわかっています。杜仲茶に含まれるゲニポシド酸という成分が、花粉症などのアレルギーを軽減すると言われています。

杜仲茶を飲み過ぎると下痢に?副作用は?

杜仲茶には美容効果や健康効果など、体に嬉しい様々な効能があることがわかりましたが、飲みすぎると何か副作用が起こることがないのでしょうか?

杜仲茶は便秘を解消する効果がありますが、“飲み過ぎると下痢になる”こともあります。特に、杜仲茶をはじめて飲む方が沢山飲んでしまうと起こりやすいようです。

杜仲茶にカフェインは含まれていないので、妊娠中の妊婦さんでも安心して飲むことができます◎

1日の摂取量目安

杜仲茶を飲み過ぎると下痢や腹痛を起こすことがあるので、まずは1日あたり500cc程度にしましょう。体が慣れてきたら、1リットルに増やすなど、徐々に飲む量を増やすのはOKです。

スポンサードリンク

まとめ

この記事をまとめると

  • 杜仲茶は中国発祥のお茶の種類!漢方薬や医療薬としても用いられていた
  • 杜仲茶の効能には、高血圧予防・肥満改善・便秘解消・利尿作用・むくみ改善などがある
  • 杜仲茶は様々なアレルギーにも効果があることがわかっている
  • 飲み過ぎは下痢や腹痛となることもあるので注意

杜仲茶には体に嬉しい効能が多数あります。漢方薬にも用いられていたものなので、健康を気にかけている方におすすめです◎ ネットでも購入可能なので、気になる方は是非チェックしてみてください。

スポンサードリンク