ちりめんじゃこの食べ過ぎは体に悪い?メリットデメリットと1日の摂取量の目安

ご飯によく合うおかずとして知られるちりめんじゃこ。さっぱりとした味わいで食べやすくお好きな方も多いのではないでしょうか。しかし、ちりめんじゃこについて知らないことが多い方も多いですよね。そこでこの記事では以下について紹介したと思います。

  • ちりめんじゃこの基本情報
  • ちりめんじゃこに含まれる栄養
  • ちりめんじゃこを食べるメリット
  • ちりめんじゃこの体への悪影響
  • ちりめんじゃこの適切な摂取量

以上の5つがわかるようになります。是非最後まで読んでくださいね!

スポンサードリンク

ちりめんじゃこの基本情報

ちりめんじゃことはなんなのか、ちりめんじゃこの栄養成分など詳しくみていきましょう!

ちりめんじゃことは?

ちりめんじゃことはイワシ類の稚魚を塩で釜茹でにして、天日の元で干して乾燥させたものです。主に、ウルメイワシやマイワシなどの稚魚が使われます。

またちりめんじゃこは乾燥の度合いによって呼び名が変わってきますが、地域によっても呼び名が違います。頭部分を指す「ちりめん」お尻の部分を指す「じゃこ」丁寧な呼び方の「おじゃこ」など、「かちり」と呼ぶ地域もあるんです。このように地域によってさまざまな呼び方があります。

ちりめんじゃこの栄養成分

ちりめんじゃこにはさまざまな栄養が含まれており、含まれる栄養成分は以下になります。

  • タンパク質
  • カリウム
  • カルシウム 
  • マグネシウム
  • リン
  • 亜鉛
  • ビタミンD
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2

10つもの栄養が含まれています。体づくりに欠かせないタンパク質が含まれていて、積極的に食べていきたいです。また、ビタミンDも豊富に含まれていて、日本人はビタミンDが不足しがちなので、たくさん含まれているというのは嬉しいですね!ビタミンDは骨を健康に保ってくれたり、風邪をひきにくくしてくれたり、血糖値をよくしてくれるなど、体を健康に保ってくれる効果がたくさんあります。

スポンサードリンク

ちりめんじゃこのメリット(効能)

栄養が豊富なちりめなんじゃこですから、体に良いメリットがたくさんありそうですよね!メリットを一つずつ紹介していきたいと思います!

カルシウム

まず一つ目がちりめんじゃこにはカルシウムが豊富に含まれていることです。ちりめんじゃこは骨ごと食べられるため、お手軽にカルシウムを取ることが可能です。なお、ちりめんじゃこに含まれているカルシウムの量は牛乳の2倍と言われています。カルシウムは骨を歯を丈夫に保ってくれる効果があるため、是非とも積極的に食べていきたいです。

DHA

DHAとはドコサヘキサエン酸のことです。DHAは体内で作ることができないため、DHAを含む食材を取るしかありません。DHAの役割は脂肪を燃焼させてくれたり、高血圧・動脈効果などの予防に効果的です。また、記憶力をよくしてくれる効果もあります。DHAは脳が成長する子供や乳幼児に食べさせると良いです。

EPA

DHAと似た成分でEPAというのもあります。EPAもDHAと同じように体内で作ることができません。EPAはエイコサペンタエン酸の略で、血液をさらさらにしてくれたり、DHAと同じように動脈硬化の予防に効果があります。体内で作ることができない成分なので、ぜひちりめんじゃこを積極的に食べてEPAを摂取しましょう!

スポンサードリンク

ちりめんじゃこのデメリット(悪影響)

体に良いちりめんじゃこですが、一方で食べすぎるとデメリットもあるようです。

塩分過多

ちりめんじゃこは塩で釜茹でしているため、塩分を多く含んでいます。人によっては塩辛いと感じることもあるようです。ちりめんじゃこは5グラムに対して、0.3グラムほどの塩分が含まれています。1日の塩分摂取量の目安が6グラムから7グラムと言われているので、ちりめんじゃこの食べる量は100グラムほどにしておいた方が良いでしょう。もし、塩分量が気になる方は、減塩されたちりめんじゃこがあるので、そちらを食べましょう。

プリン体

ちりめんじゃこにプリン体が多く含まれてるという情報は調べても出てきませんでした。しかし、干物のイワシのプリン体を調べたところ100グラムあたり300mgでした。1日のプリン体の摂取量は400グラム以下です。干物のイワシに含まれているプリン体を考えると、ちりめんじゃこは食べすぎるとプリン体を過剰摂取してしまう恐れがあります。プリン体はとりすぎると痛風といった病気になる恐れがあります。

ちりめんじゃこの1日あたりの摂取量目安

ちりめんじゃこは塩分量から考えて、100グラムほどに抑えておいた方が良いでしょう。先ほども言ったように食べ過ぎると、塩分過多になったりプリン体の取りすぎで痛風になる可能性があります。摂取量を抑えたり、塩分が気になる方は減塩されたちりめんじゃこを食べましょう。

スポンサードリンク

まとめ

この記事をまとめると

  • ちりめんじゃこはイワシ類を塩ゆでして天日したもの
  • DHAとEPAといった、体内で作ることができない成分が含まれている
  • 食べ過ぎは、塩分過多、プリン体の取りすぎになる
  • 1日の摂取量:100グラムまで

ちりめんじゃこは手軽に食べることができるだけではなく、カルシウムなどが豊富に含まれていて、体に良い食べ物であることがわかりました。しかし塩分過多やプリン体を抑えるために、1日の摂取量を抑えて、ちりめんじゃこを食べてみてくださいね。

スポンサードリンク