ちりめんじゃこで食中毒になる?症状・原因や対策を解説!釜揚げしらすも要注意!

ちりめんじゃこは骨などを取り除く必要がないので、お子様から大人まで食べることができるおいしい料理ですよね。しかしちりめんじゃこで食中毒になるという噂もあるようです。そこでこの記事では、ちりめんじゃこの食中毒について紹介します。この記事を読むと以下のことがわかるようになります。

  • ちりめんじゃこで食中毒になった時に起こる体の症状
  • ちりめんじゃこの食中毒の種類
  • しらすの危険性
  • 食中毒にならないための方法

以上の4つを紹介しますので、是非最後まで読んでくださいね。

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ちりめんじゃこで食中毒になった時の症状

ちりめんじゃこで食中毒になった際、どのような症状が現れるのでしょうか?

下痢・腹痛

下痢・腹痛

腹痛

食中毒になったときの1つ目の症状が腹痛です。治るまで安静にして横になりましょう。しかし、どうしても腹痛が我慢できない場合は、病院へいくことをおすすめします。

下痢

食中毒になったときの2つ目の症状が下痢です。下痢になった際に自分でできる対処法として下痢止めを飲む方もいますが、下痢止めを飲むのはおすすめできません。なぜなら、下痢は体内の悪いものを排出する役割を持っており、下痢をしないと病原菌が腸にとどまってしまうからです。下痢がひどい場合は、病院へいきましょう。

嘔吐

食中毒になったときの3つ目の症状が嘔吐です。嘔吐などの症状が出るとひどい食中毒の症状を起こしている可能性が高いです。我慢せずに吐いて、水分を取りましょう。嘔吐をすると、体内の水分が奪われて、水分不足になりがちです。嘔吐が続くようならば病院へ行くことをおすすめします。

発熱

食中毒になったときの4つ目の症状が発熱です。発熱と言うと意外かもしれませんが、食中毒になると発熱が起こります。発熱は数時間から数日間続きます。発熱をすると、体内の水分が奪われますので、こまめに水分を取ることをおすすめします。

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ちりめんじゃこでなる食中毒の種類

ちりめんじゃこでなる食中毒は2種類あると言われていますが、実際はどうなのでしょうか。詳しく解説します。

アニサキス

アニサキス

1つ目の食中毒はアニサキスと言われています。アニサキスを食べると、腹痛や嘔吐といった症状が起こります。しかし、結論から申しますと、ちりめんじゃこを食べて、アニサキスになると言うことはほぼありません。なぜならアニサキスは高温で死滅するからです。ちりめんじゃこは製造過程で、塩茹でをしています。そのため、安心して食べて大丈夫でしょう。

腸炎ビブリオ

腸炎ビブリオは食後6時間から24時間後に、下痢や腹痛、発熱などと言った症状が起きます。しかし、こちらもちりめんじゃこを食べると腸炎ビブリオになるということありません。腸炎ビブリオは加熱することによって死滅するので、ちりめんじゃこは加熱しているため、まず腸炎ビブリオになると言う心配はないでしょう。

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ちりめんじゃこより、しらすの方が危険?

ちりめんじゃことよく似たものとしてしらすが挙げられますが、しらすの方が危険とも言われることがあるようです。ちりめんじゃことしらすの違いはなんなのでしょうか?

ちりめんじゃことしらすの違い

ちりめんじゃこもしらすは似ていますが、それはどちらも、いわしの稚魚を使ったものだからです。しらすは生のしらすを釜茹でしたものを「釜揚げしらす」といい乾燥をさせません。これに加えて、乾燥させたものとちりめんじゃこと言われます。乾燥させたかそうでないかで、しらすとちりめんじゃこに分かれるようです。

釜揚げしらすや生しらすも要注意

釜揚げしらすは茹でているため、腸炎ビブリオやアニサキスといった食中毒の心配はありません。しかし、生しらすは加熱しないまま食べるため、食中毒の心配があります。お店で食べる場合は過度に心配する必要はありませんが、自分で調理して食べる際は、水で洗うなどして、菌を洗い流しましょう。水で洗うことは腸炎ビブリオ予防に最適です。

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じゃこやしらすで食中毒にならないための対策方法

ではじゃこやしらすで食中毒にならないための対策方法を知って食中毒にならないようにしましょう!

賞味期限や保存期間に気をつける

食中毒にならないためには、賞味期限と保存期間に気をつけましょう。加熱をしていれば、アニサキスや腸炎ビブリオになる心配はありませんが、賞味期限切れのものを食べると食中毒を引き起こします。もしじゃこやちりめんじゃこから異臭がしたり、いつもと違う様子がしたら食べるのはやめましょう。

しっかり加熱する

食中毒にならないための対策方法の2つ目がしっかりと加熱をしましょう。腸炎ビブリオやアニサキスは高温に弱く、しっかりと加熱することによって死滅します。そのため、食中毒にならないためには、しっかりと加熱をすることをおすすめします。

まとめ

この記事をまとめると

  • 食中毒は腹痛や嘔吐といった症状が出る
  • 塩茹でされているため、アニサキスなどの心配はない
  • ちりめんじゃことしらすの違いは乾燥の有無
  • 生しらすは腸炎ビブリオに注意

この記事では食中毒について紹介しました。食中毒になると、腹痛や嘔吐といった症状に苦しめられます。食中毒にならなたいためにも、保存期間や賞味期限を確認して、アニサキスを防ぐためにしっかりと加熱するようにしましょう。

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