皆さんはちりめん青しそというものをご存知ですか?ちりめん青しそというとあまり聞きなじみのない言葉だと思いますが、青じそを育てたことがある人ならもしかしたら知っている名称かもしれませんね。
今回の記事では、
- ちりめん青じそって何?
- 大葉とは違うもの?
- 青しその栄養価と効果について
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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ちりめん青しそって何?
ちりめん青じそは日本に古くから伝わる、広く利用されている緑色のシソの事を言います。葉が縮れているのが特徴で芽じそ、葉じそ、穂じそなど様々な部分は食べられるのでとても優秀な食材です。
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大葉と違うもの?
青ちりめんしそはいわゆる「大葉」と同じものです。しそは元々赤紫蘇のことを指す言葉でした。そしてちりめん紫蘇のような緑色のしそを「大葉」というふうに分けて呼んでいたということなので青ちりめんしそ=大葉で間違いありません。
大葉と呼ぶのは地域でも偏りがみられます。現在では47都道府県中、中部から近畿地方にかけてと、東日本の日本海側22県では大葉と呼ぶのに対して、そのほかの21県ではしそと呼ばれているようです。それ以外の件は大葉としそが混在しています。
なんとも面倒な感じに聞こえるかも知れませんが、指しているものは同じなので特に気にしなくても大丈夫です。
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青ちりめんしそ(大葉)の栄養成分がすごい!
青ちりめんしそ(以下青しそ)はただの葉っぱと思っている方も多いと思います。ですが、実はとても優秀な栄養が豊富に含まれているんです!
βカロテン
青しそに含まれているβカロテンは体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは皮膚や粘膜の保護に欠かせない栄養となっていて、それ以外にも免疫力アップや細胞の入れ替わりを助けてくれるなど体にさまざまな栄養があります。
また、βカロテンは加熱することによって吸収率が上がるので、ぜひ加熱してくださいね!
ビタミンB群とC群
青しそにはビタミンB群とビタミンC群が含まれています。ビタミンBには代謝をアップさせる効果があり不足すると体がだるくなったり、生活習慣病になったりします。また、ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせないものとなっていて、大事な栄養素です。
美容と健康に関わるビタミンとなっているので、美意識の高い方は是非摂取しましょう。しかし、このビタミンBとビタミンCは加熱することで失われてしまいます。なぜなら水溶性ビタミンだからです。そのため加熱だけではなく、茹でるだけでも失われてしまいます。
その他
そのほかにも抗酸化作用の強いビタミンEが含まれています。しかし取りすぎは細胞などを壊すものになってしまいますので、取りすぎには注意してください。
そのほかにも、排便をスムーズにする食物繊維が含まれています。そしてペリルアルデヒドという大葉の匂いの元となっているものが含まれています。ペリルアルデヒドには食欲を高めてくれたり、抗炎症作用などがあり体に良い効能ばかりです。
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青しその効能は?
豊富な栄養素が含まれている青しそは、効能もとても優れています。たくさんの効能がありますが、いくつかピックアップして解説していきますね!
血圧への影響
青しそにはカリウムが含まれていて、カリウムには血圧を下げてくれる効果があります。体内の余分な塩分を体外へと排出してくれる効果があり、血圧を下げてくれる以外にも高血圧予防、筋肉の収縮をスムーズにしてくれます。
ダイエット・美容効果も
青しそにはビタミンCが含まれているので美容にもぴったりです。そのほかにも食物繊維が含まれていて、排便をスムーズにしてくれるのでダイエットにも効果的となっています。
夏バテにも!
青しそにはたくさんのカリウムが含まれていますので、体内の水分量を調節してくれます。これから暑い夏を迎える日本ですが、水分をたくさん摂ることはできるものの排泄できずにむくんでしまうというケースがあります。
そのむくみを改善してくれるのが青しそです!青しそは夏でむくんだ体から適切な水分を排出してくれる効果があるので、だるさや体の重みを解消してくれます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 青ちりめんしそと大葉は同じもの
- 地方によって呼び方が変わることがあるが、同じものなので混乱しないようにしたい
- 青じそは非常に優秀な栄養素をたくさん持っている
- 美容と健康に関わる栄養素が豊富で、毎日の食生活に取り入れていただきたい食材
- 血圧の改善やダイエット効果も期待することができる
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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