アクアライトは何歳まで飲むことができる?効果や飲ませ方も紹介

熱中症に気を付けたいこれからの季節!特に、赤ちゃんや小さいお子さんは、喉が乾いていることに自分で気付くことは難しく、また、言葉で知らせることもできません。こまめに水分補給をしてあげることが大切ですが、ドラッグストアなどでよく見かけるベビー飲料品の「アクアライト」をご存じですか?

今回は、和光堂(わこうどう)が発売している「アクアライト」についてご紹介します。育児中のママや、これから赤ちゃんを迎えるプレママにとっておすすめの情報です。

今回のテーマは、

  • アクアライトとは
  • アクアライトの適正年齢
  • アクアライトの効果
  • アクアライトの飲ませ方

についてご紹介します。

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アクアライトとは

転載:Amazon

日本で最初の乳児用イオン飲料

「和光堂」が誕生したのは、明治39年(1906年)、当時の乳児死亡率は非常に高かったため、「栄養不良で亡くなる子どもたちを救いたい!」という想いからスタートしました。

ちなみに、アクアライトが誕生したのは1986年!小児科医とつくった日本で最初の乳児用イオン飲料です。外出後や入浴後など、汗をかいたときなどに、水分と電解質を補給することができます。たくさん汗をかくこれからの季節におすすめの飲料品です。

アクアライトの特徴

小さいお子さんも飲みやすいよう、こんな工夫がたくさんされています。

  • 水分の吸収が良い浸透圧に調整(260mOsm/L)
  • 水分と電解質をすばやく体内に吸収
  • 飲みやすい2種類の味(りんご風味・白ぶどう風味)

また、容量や使い方に合わせて4タイプの商品があります。

◯粉末タイプ(3.1g×8袋)

飲みたい分だけ量を調整できます。生後3か月頃から飲用できます。保存や持ち運びに便利です。

◯紙パックタイプ(125ml×3本)

りんご風味で飲みやすい。ひとり飲みの練習用におすすめです。

◯ペットボトル(500ml)

「りんご風味」と「白ぶどう風味」があり、飲みやすい。リキャップできる大容量!

◯ジュレタイプ(80g)

1歳ごろからがおすすめで、なめらか食感で飲み込みやすい。乳酸菌(殺菌済み)入りで、着色料不使用。スパウト(飲み口)付き加工で、こぼれにくい。誤飲防止の大きなキャップ使用。飲み切りサイズの80g。

また、通常のアクアライトの他にも「アクアライトORS」(125ml×3本)もあります。

こちらは、乳幼児用の経口補水液です。ウイルス性の感染症胃腸炎による下痢・嘔吐・発熱を伴う症状には、「アクアライトORS」がおすすめです。体液よりも低い浸透圧に調整されているので、失われた水分と電解質をすばやく補給するのに適しています。こちらは生後0か月から飲用できます。

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アクアライトの適正年齢

2~3歳までが目安

アクアライトは、生後3か月頃から2~3歳までが目安です。

大きくなればOS-1などに変える

3歳以上になったら、OS-1などの経口補水液に変えてみましょう。

アクアライトは、りんご風味・白ぶどう風味で小さいお子さんにも飲みやすい工夫がされています。一方、OS-1は、アクアライトに比べ、塩味が強く感じられると思います。これは、脱水改善に重要なナトリウムがアクアライトよりも多めに入っているからです。

ちなみに、アクアライトでは、35mEq/Lですが、OS-1は50mEq/Lとなっています。

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アクアライトの効果

水分の吸収が良い

市販のイオン飲料の多くは、体液の浸透圧と同程度のものがほとんどですが、実は、体液より低い浸透圧の方が吸収されやすいんです。その点、アクアライトの浸透圧は低く設定されているので、水分の吸収が良いのが特徴です。

熱中症に効く

汗をかくと、水分だけでなくイオン(ナトリウム:Na⁺、カリウム:K⁺、カルシウム:Cl⁻などの電解質)も同時に失われます。また、水分や電解質の吸収には糖も必要です。

つまり、水分とイオンの補給として体液のバランスを保つことができるアクアライトは、熱中症対策におすすめの飲み物というわけです。

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アクアライトの飲ませ方

乳児・幼児の適正量

赤ちゃんは大人よりも体重あたりの水分比率が高いので、体から出ていく水分量も大人の約2倍!具体的には、生後1歳未満の赤ちゃんが必要とする水分量は、一日トータルで体重1Kgあたり約125~150mlと言われています。

例えば、体重が7Kgの赤ちゃんの場合は、7×125~150=875~1,050mlが必要ということになります。これは母乳やミルク、食事の水分量を含めた量です。たくさん汗をかいたときなどは、規定量にとらわれ過ぎず、様子をみながら与えましょう。

摂取時の注意点

  • 1.栄養補給を目的とした飲み物ではありません。
  • 2.ミルクや食事の前にあげすぎないようにしましょう。(水分でおなかいっぱいになると食欲がなくなります)

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まとめ

今回は、「アクアライト」についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • アクアライトは、1986年の誕生以来、長く使われている
  • アクアライトの適正年齢は、生後3か月から2~3歳ごろまで
  • 水分と電解質の吸収がいいので熱中症にも効果的
  • 食事前にはあげすぎ注意

これから汗をかきやすい季節です。アクアライトなどの飲料品を上手に活用して、熱中症対策に気を付けてお過ごしください。

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