「1日のお疲れに、愛情1本」と言うキャッチフレーズは誰もが聞いた事がありますよね。体調の悪い時や、疲れの溜まった時などに飲む事が多いチオビタドリンクですが、妊娠中に飲んでも良いのか不安になります。そこで今回は
- チオビタドリンクの特徴とは
- 含まれる栄養素とカロリーとは
- チオビタドリンクは妊婦が飲んでも大丈夫なのか
- 正しい飲み方と、1日の摂取量とは
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目次
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チオビタドリンクの特徴
チオビタドリンクとは、大鵬薬品工業が販売している栄養ドリンクです。大鵬薬品工業と言えば、薬の研究開発や医薬品・医薬部外品の生産などを行ってる会社になります。
チオビタドリンクの効果には「疲労の回復・予防」「栄養不良による身体の不調」が挙げられます。ここでは、チオビタドリンクに含まれる栄養素とカロリー、カフェイン量。そして同じ大鵬薬品工業から販売されているその他のドリンクとの栄養を比較していきたいと思います。
栄養素・カロリー
チオビタドリンク1本のカロリーは70kcalです。含まれる栄養素は以下の通りです
- タウリン:1000㎎
- イノシトール:50㎎
- ニコチン酸アミド:20㎎
- チアミン硝化物(ビタミンB1):5㎎
- リポフラピンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB2):5㎎
- ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6):5㎎
- カルニチン塩化物:100㎎
カフェイン量
無水カフェイン量は50㎎です。
他の栄養ドリンクと比較
「チオビタドリンク2000」は疲れた体にお勧めの商品です。チオビタドリンクの2倍のタウリンが配合されており、飲みやすくスッキリとしたカシス風味となっています。
- カロリー:72kcal
- タウリン:2000㎎
- イノシトール:50㎎
- ニコチン酸アミド:20㎎
- チアミン硝化物(ビタミンB1):5㎎
- リポフラピンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB2):5㎎
- ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6):5㎎
- カルニチン塩化物:100㎎
- 無水カフェイン:50㎎
「チオビタゴールドα」は「現代人の疲れに元気をゴールドチャージ」がキャッチフレーズです。朝から疲れている現代人の生活に「栄養と活力」を与えるため、性別問わず飲みやすいアメリカンチェリー風味となっています。
- カロリー:46kcal
- タウリン:0㎎
- イノシトール:0㎎
- ニコチン酸アミド:25㎎
- チアミン硝化物(ビタミンB1):10㎎
- リポフラピンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB2):5㎎
- ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6):10㎎
- カルニチン塩化物:0㎎
- 無水カフェイン:50㎎
- クロコシエキス:250㎎(原生薬1000㎎に相当)
「チオビタゴールド」はつらい疲れや風邪などの時の栄養補給におすすめです。特徴は、滋養強壮にローヤルゼリーエキスとニンジン流エキスが配合されている事です。こちらは第2類医薬品のため、お買い求めは薬局か薬店になります。
- カロリー:52kcal
- タウリン:2000㎎
- イノシトール:0㎎
- ニコチン酸アミド:30㎎
- チアミン硝化物(ビタミンB1):5㎎
- リポフラピンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB2):5㎎
- ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6):5㎎
- カルニチン塩化物:0㎎
- 無水カフェイン:50㎎
- ローヤルゼリーエキス:0.15㎖(原生薬100㎎に相当)
- インヨウカク流エキス:0.1㎖(原生薬100㎎に相当)
- アルコール:0.47㎖以下
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妊婦が飲んでも大丈夫?
「妊娠中にはカフェインを控えるように」と言われていますが、それは何故なのでしょうか。実は、妊娠中にはカフェインの分解に通常より時間がかかってしまうのです。
妊娠中に摂取したカフェインは、胎盤を通して赤ちゃんに移行するため、体内に長い時間カフェインが排出されずに残ると赤ちゃんへの影響が懸念されます。
妊娠中にカフェインを多量に摂取すると、低出生体重児の出産や流産、さらに死産のリスクが高くなるという研究報告もみられます。
容量を守れば問題なし
チオビタの公式サイトにも、「1日1本という用法・用量を守れば胎児への悪影響も心配ない」と記載されています。
妊娠中だけではなく、通常の場合もカフェインの過剰摂取は中枢神経が刺激されて、「めまい」「心拍数の増加」「興奮」「不眠症」などの症状を引き起こす場合があります。いずれの場合も用法・用量を守って摂取してください。
妊娠授乳期の栄養補給に
妊娠初期は悪阻の影響で食事がままならない方も多くいらっしゃいます。そんな時にはチオビタドリンクの「疲労の回復・予防」「栄養不良による身体の不調」に効果が期待できます。またカフェインには血管収縮作用があるので、妊娠中の片頭痛を和らげてくれる作用もあります。
カフェインゼロもおすすめ
チオビタドリンクだけでは無く、コーヒーや紅茶などカフェインを含んだ飲み物は数多くあります。妊娠中のカフェイン摂取量を抑えるためにはカフェインゼロのタイプを選んでください。「チオビタドリンクアイビタスゼロ」は糖類・カフェインが含まれていないのが特徴です。
女性にも飲みやすいブルーベリー風味となっており、効果には「滋養強壮」「虚弱体質」「肉体疲労」「病中病後」「食欲不振」「栄養障害」「発熱性消耗性疾患」「産前産後などの場合の栄養補給」があります。妊娠中におすすめの栄養ドリンクです。
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正しい飲み方・1日の摂取量
寝る前に飲んでも大丈夫?
栄養ドリンクを飲むタイミングは寝る前が最もおすすめです。人には眠っている間に体を修復して疲労を回復させる作用があり、疲労回復に効果のある成分が入った栄養ドリンクを飲む事でより効果を発揮できます。
しかし、寝る前にカフェインを飲むと寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めてしまう場合もあります。チオビタドリンクに含まれるカフェイン量はさほど多くはありませんが、就寝前に飲む場合はカフェインの入っていないタイプがおすすめです。
カフェイン摂取量の目安
妊娠中に摂取できるカフェイン量をWHOでは「コーヒー1日3~4杯」。英国食品安全庁(FSA)では「コーヒー1日2杯(マグカップ使用)」と定めています。
コーヒー1杯に含まれるカフェインはおよそ100㎎ですので、妊娠中に摂取できるカフェイン量は約200㎎となります。しかし、「カフェイン摂取量が1日100㎎を超えると、自然流産率が増加する」と言う研究報告もあるので、心配な方は100㎎に止めるのが良いでしょう。
1日何本まで飲んで良い?
チオビタの公式サイトやドリンクのパッケージに記載されている通り、「1日1本」という用法・用量を守って飲むようにしてください。また、15歳未満の小児には服用させないよう注意してください。
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まとめ
「チオビタドリンクの特徴、含まれる栄養素とカロリー、チオビタドリンクは妊婦が飲んでも大丈夫なのか、正しい飲み方と1日の摂取量」これらのテーマについて紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- チオビタドリンクは「疲労の回復・予防」「栄養不良による身体の不調」に対して効果がある
- チオビタドリンクのカロリーは70kcalで、含まれるカフェインは50㎎
- 1日1本という用法・用量を守れば妊婦も安心して飲む事ができる
- カフェインの摂取を控えたい場合はカフェインゼロの「チオビタドリンクアイビタスゼロ」がおすすめ
- 寝る前に飲む場合もカフェインの入っていないタイプを選ぶようにする
妊娠中は体も思うように動かず、疲れやすくなっています。そんな時の栄養補給に是非「チオビタドリンク」を試してみてくださいね。
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