お弁当屋お酒のおつまみ等、料理のバリエーションも豊富なため普段からよく食卓に並ぶちくわ。健康効果を気にされた事はありますか?そこで今回は
- ちくわの原材料・カロリー・栄養素とは
- ちくわの健康効果とは
- ちくわやかまぼこのデメリットとは
- 健康に良いちくわの選び方
- ちくわの1日摂取量の目安とは?
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目次
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ちくわの特徴・カロリー
ここでは、ちくわに含まれる原材料と、カロリー、栄養素について紹介していきます。
原材料
ちくわの原材料には以下のものが含まれています。
- 魚肉
- でん粉
- 卵白
- 砂糖
- 発酵調味液
- 食塩
- 植物油
- ぶどう糖
- 加工でん粉
- 調味料(アミノ酸等)
- 貝Ca
ちくわに使用される魚の多くは「スケソウダラ」「ホッケ」「イワシ」です。
カロリー・栄養素
ちくわ1本(30g)に含まれるカロリー・栄養素です。
- エネルギー:36kcal
- タンパク質:3.7g
- 脂質:0.6g
- 炭水化物:4.0g
- カルシウム:4.5g
- 鉄:0.3㎎
- 食塩相当量:0.4g
他の練り物と比較
他の練り物100gと比較した栄養素です。
かまぼこの場合
- カロリー:95kcal
- タンパク質:12.0g
- 脂質:0.9g
- 炭水化物:9.7g
- 糖質:9.7g
さつま揚げの場合
- カロリー:139kcal
- タンパク質:12.5g
- 脂質:3.7g
- 炭水化物:13.9g
- 糖質:13.9g
魚肉ソーセージの場合
- カロリー:161kcal
- タンパク質:11.5g
- 脂質:7.2g
- 炭水化物:12.6g
- 糖質:12.6g
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ちくわの健康効果・メリット
ここでは、ちくわの健康効果とメリットを紹介します。
高タンパク・低糖質
ちくわの原材料は魚なので「低カロリー」「低糖質」ですし、魚の「タンパク質」も摂取する事ができます。魚のタンパク質は、肉のタンパク質よりも脂質が低いためダイエット中におすすめの食品となります。
ビタミン・鉄分が豊富
ちくわには「ビタミンB12」と「ビタミンD」が含まれています。「ビタミンB12」には貧血を予防する働きがあります。「ビタミンD」にはカルシウムの吸収を助ける作用があり、骨や歯を丈夫にしてくれます。
また、ちくわは鉄分も豊富な食品です。鉄分が不足するとくすみやシワを引き起こしやすくなるので、美容の面でも積極的に摂取していきたい食品です。
EPA・DHAの効果
EPAとは不飽和脂肪酸の一種です。EPAには「脂肪の燃焼を促進」「体内のコレステロール値を下げる」などの効果があり、体内に蓄積された中性脂肪を減らしてくれます。
またDHAには「血液をサラサラにする」効果があるため、血液の循環がスムーズになり代謝がアップします。EPAとDHAの効果で痩せやすい体を作る事ができます。
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ちくわ・かまぼこ等のデメリット
ここでは、ちくわ・かまぼこ等のデメリットを紹介します。
塩分が多い
日本人の1日塩分摂取目安量は男性で8.0g未満、女性で7.0g未満と言われています。ちくわ1本の塩分は約0.4gですが、5本食べれば約2.0gとなります。
ちくわ以外の食品でも塩分を摂る事を考えると、ちくわを食べ過ぎてしまうと1日の塩分摂取量の目安を超えてしまいます。スーパーには「減塩ちくわ」も販売されているので、塩分が気になる方は購入してみてください。
添加物が含まれている
ちくわやかまぼこに含まれる添加物に「加工でん粉」と「調味料(アミノ酸等)」があります。「加工でん粉」とは、デンプンの持っている非水溶性や老化などの性質を「化学的」「物理的」「酵素的」に加工処理し、そこに機能を付与したり向上させたりした物質になります。
原料になる物質の種類は多く、何が使われているかの記載義務は無いため安全性が不確かとなってしまいます。EUでは乳幼児向けの食品の一部に加工でん粉の使用が禁止されています。
調味料(アミノ酸等)とは、うまみ成分の事を指します。調味料は「アミノ酸」「核酸」「有機酸」「無機塩」の4種類に分類されています。それぞれに数種類の食品添加物が存在していますが、その中から2種類以上を使っている食品添加物の事を意味します。
具体的にはどの食品添加物を使用しているかが不明確になります。この中に含まれている「グルタミン酸ナトリウム」に発がん性のリスクがあると言われているため、注意しなければなりません。
また価格の安いちくわやかまぼこには、保存料や着色料が含まれている場合も多いので原材料をしっかり確認して購入してください。
グルテン
実はちくわにもグルテンが含まれています。ちくわを食べた時の弾力はグルテンのおかげなのです。食品の食感にはグルテンはとても大切な成分ですが、日常的に摂取し続ける事で体調不良やアレルギーを発症する場合があります。
グルテンのタンパク質には、熱による燃焼は行わないと言う特徴があります。糖質制限をしている方は、ちくわやかまぼこ等の食品も避けるようにしてください。
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健康に良いちくわの選び方・食べ方
ここでは、健康に良いちくわの選び方と、おすすめの食べ方をご紹介します。
無添加のものを選ぶ
販売されているちくわには無添加の商品もあります。価格は少し高くなりますが、添加物が気になる方は購入を検討してみてください。近くのスーパーで見かけない場合は、ネットでも購入できます。
野菜と一緒に食べる
ちくわだけを食べるのは一日に必要な栄養素を摂取できないため、おすすめできません。そこで野菜と一緒に食べる事で、食物繊維を同時に摂る事ができます。
また野菜炒めの肉の代わりにちくわを使うのもおすすめです。意外な組み合わせなのが酢豚の肉の代わりにちくわを使う方法です。さらに手でちくわを千切る事で肉の様な食感が楽しめます。ぜひ試してみてください。
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1日摂取量の目安
ちくわの1日摂取量の目安は2本です。それ以上食べる事は塩分の過剰摂取になる可能性があるので、注意してください。
まとめ
「ちくわの原材料・カロリー・栄養素、ちくわの健康効果、ちくわやかまぼこのデメリット、健康に良いちくわの選び方、ちくわの1日摂取量の目安」これらのテーマについて紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- ちくわに使用される魚の多くは「スケソウダラ」「ホッケ」「イワシ」
- ちくわ1本(30g)のカロリーは36kcal、タンパク質は3.7g、糖質は4.0g、塩分は0.4g
- ちくわは「高タンパク」「低糖質」な食品でさらに「EPA」「DHA」も含まれているため、ダイエットにおすすめ
- ちくわやかまぼこは塩分や添加物が含まれているので過剰摂取に注意する
- ちくわを食べる時には無添加の物を選んだり、野菜と一緒に食べてバランスを取るようにする
ちくわは過剰摂取を避ければ、とても健康に良い食品です。普段の食事にも取り入れやすいので、この機会にぜひ活用してみてください。
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