天然酵母パンは酸っぱい?なぜ酸味がある?酸っぱいパンは食べれる?

天然酵母パンは酸っぱくて固いというイメージありませんか?

自分で作ったときに酸っぱいパンが出来上がってしまったり、自家製酵母のパン屋さんでも酸っぱいパンがあります。

どうして酸っぱいパンが出来上がってしまうのでしょうか?

天然酵母のパンは酸っぱいものなのでしょうか?そこで今回は、

  • 天然酵母のパンは酸っぱいものなのか
  • どうして酸っぱいパンになるのか
  • 酸っぱいパンにならないようにするポイント
  • 酸っぱいパンは食べることができるのか
についてご紹介いたします。

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天然酵母のパンは酸っぱいものなのか

天然酵母のパンは、もともと酸っぱいものなのでしょうか?

酸っぱいパンが多いからこそ、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

天然酵母のパンはもともと酸っぱいものなのか、ご説明いたします。

天然酵母だからといって必ずしも酸っぱいパンになる訳ではない

少し前までは、天然酵母のパン屋さんは少ない印象だったのではないでしょうか。

天然酵母のパン屋さんは探すのが難しく、それくらいお店自体の数も少なく、見つけた!と思っても「固くてすっぱい」というイメージが強かったような気がします。

MEMO
ただ、近年では天然酵母のパン屋さんはたくさん出てきており、中には天然酵母とは思えないくらいフワフワなパンもあります。

天然酵母だからといって、必ずしもパンがすっぱくなってしまうという訳ではないのですね!

自分で作ると酸っぱくなる?

天然酵母のパンについてよく耳にするのは、「自分で作ると酸っぱくなる」というお声です。

自分で作ってはみたものの酸っぱくなってしまったという方は非常に多いようです。

自分で作ると酸っぱくなってしまうものなのでしょうか?

いいえ、そうではありません。

自分で作っても酸っぱくならない方もいらっしゃるのです。
酸っぱくなる方と酸っぱくならない方は、何が違うのか探っていきたいと思います。

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どうして酸っぱいパンになるのか

自分で作ると酸っぱくなるというお声が多いとお話しましたが、どうしてなのでしょうか?

天然酵母のパンが酸っぱくなってしまう原因について、ご紹介いたします。

発酵させすぎると酸っぱくなる

自家製酵母パンを作る上で、「発酵」させるという工程は欠かせませんよね。

ですが、このときに発酵させすぎてしまうと酸っぱくなってしまう原因になります。

特に注意が必要なのは下記の手順のときです。

  • パン種を作るとき
  • 一次発酵のとき

生地作りの段階までは大丈夫だったのになぜか酸っぱくなってしまったという場合は、一次発酵のときに発酵させすぎてしまっているのかもしれません。

過発酵になってしまう原因はこちらの通りです。

  • 発酵させるときの温度が高すぎる
  • 長時間おきすぎた

これらが原因で過発酵になってしまい、酸っぱいパンが出来上がってしまうのです。

自家製酵母パンを作るおきは、過発酵にならないように注意が必要ですね!

酵母液自体が酸っぱい?

自家製酵母パンを作るときは、まず酵母液を作ります。

そのとき、すでに酵母液自体が酸っぱくなってしまっている可能性があるのです。

MEMO
酵母液は、さまざまな菌が混ざり合っているのですが、そのときに「酢酸菌」の割合が多くなると酸っぱくなってしまいます。

酵母液を作るときは、空気中にいる常在菌も関係してきますよね。

ですので、作るときの環境によって味が変わることもあるのです。

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酸っぱいパンにならないようにするポイント

どうして酸っぱいパンが出来上がってしまうのかについてお伝えしました。

では、酸っぱくならないようにするにはどうしたらいいのか気になりますよね。

酸っぱくならないようにするポイントをご紹介いたします。

適温よりも少し低い温度にする

低い温度ってどのくらい?と思いますよね。

MEMO
実は酢酸菌が活発になるのは25~30℃くらいだと言われています。

ですので、20℃くらいを目安にするのがおすすめです!

過発酵にならないように注意する

酸っぱくなってしまう原因の一つは過発酵によるものです。

特に自分で作る場合、「まだ発酵していないかも…」と思い長時間発酵してしまう方が多いようです。

MEMO
発酵しているかどうかの見極めは難しいと思いますので、分からない場合は味見をしてみるのが一番です!

酵母液を長時間おかない

酵母液を作るときに、酢酸菌が増えることによって酸っぱくなるとお伝えしましたね。

では、酢酸菌が増えないようにするには何が大切かというと、「長時間おかない」ということです。

MEMO
酵母液が完成しているのにそのまま室温でおいたままにしていると、違う菌が増えてしまいます。

完成したら冷蔵庫に入れて、活動を休ませることが大切です。

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酸っぱいパンは食べることができるのか

酸っぱいパンにならないようにするポイントについてご紹介いたしましたが、それでも酸っぱいパンが出来上がってしまうこともあると思います。

そのとき疑問に思うのが、食べられるのかということですよね。

この点に関しては、酸っぱいパンを食べたからといって、すぐにお腹を壊してしまうことはありません。

食べてしまったとしてもご安心いただいて大丈夫です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

「天然酵母のパンが酸っぱくなる原因」や「酸っぱくならないようにするポイント」についてご紹介いたしました。

この記事をまとめると

  • 天然酵母パンは過発酵になると酸っぱくなる
  • 酵母液を作るときに酢酸菌が増えてしまうと酸っぱくなる
  • 酸っぱくならないようにするためには長時間おかないこと温度に気を付けることが大切

天然酵母パンがお家でも美味しく出来上がると、なんだか嬉しい気持ちになりますよね!

酸っぱくならないようにするには、味見することが一番です。

ポイントを押さえながらぜひ試してみてくださいね!

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